1994年6月27日に発生した松本サリン事件から14年が経過し、本日、第一通報者の妻であった河野 澄子さんが静かにこの世を去った。サリン中毒に苛(さいな)まれ、低酸素脳症により意識不明になって14年。ご家族の看病に励まされ、奇跡の起こるのを待ちわびた家族にとって余りに悲しい結末を迎えた。静かにご冥福をお祈りしたい。
この事件の詳細は、以下Wikiに掲載されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6
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【MSN産経ニュースより】
松本サリン事件の第一通報者、河野義行さん(58)の妻、澄子さんが5日午前3時4分、長野県松本市内の病院で亡くなった。60歳だった。死因は、サリン中毒による低酸素脳症が原因の呼吸不全。
澄子さんは平成6年6月、松本市北深志の自宅で、オウム真理教が散布した有機リン系の毒ガス「サリン」を吸って意識不明の重体となり、同市内の病院に運ばれた。その後、同市内の施設で、河野さんの看病を受けていたが、意識は戻らなかった。