グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

ローラさんが批判されるわけ

2018-12-27 22:29:16 | 国際・政治
冬将軍の到来。

列島は大寒波に覆われ、豪風と雪に苛まれる季節の到来である

将来を約束したはずの契約が相次いで反故にされていく

それを横目で追いながら、世の不条理を知るのである

さて、12月18日 タレントのローラさんが10万人の署名を集めて話題になった

Livedoorニュースより
12月18日、モデルのローラ(28)がインスタグラムで米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事中止の嘆願書への署名を呼びかけ、Yahoo!トレンドランキング上位に「ローラ」がランクイン。大きな反響を呼んでいる。(以下略)

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これが未だに火の粉を巻き散らして、ニュースになるのは一体、どういうことなのだろう。

それは、沖縄の自然、海を守ろうというだけのメルヘンチックな思考で短絡的に署名を呼び掛けたことによるものだ

普天間基地の問題は1945年の大東亜戦争末期に遡る

大東亜戦争時、アメリカが沖縄を占領し、日本本土爆撃のため、普天間の土地を無理やり搾取し、飛行場を作ったのがきっかけだった。

それからサンフランシスコ条約(1951年)で日本は沖縄主権を回復したものの普天間はアメリカ占領下におかれていた

1995年 少女暴行事件によって、県民の怒りは頂点にを極め、基地の返還運動が高まった

1996年 橋本内閣時に基地返還を求め、日米交渉が行われ、5~7年以内に普天間基地返還すると合意した。

ただし、沖縄に他の基地を作ることを前提とした交渉だった

1999年 辺野古を移設候補地として閣議決定

2004年 普天間基地所属の米軍ヘリが沖縄国際大学(宜野湾市)に墜落。市街地のど真ん中にある普天間基地の恐ろしさを知った瞬間でもある。県内で再び基地返還運動の機運が高まる

2006年には日米の基地再編ロードマップを策定

ところが2009年 民主党が政権を握ると、ルーピー鳩山が「最低でも県外」を掲げてちゃぶ台をひっくり返した

ある程度まで固まっていた移設をぶち壊した結果、アメリカの態度は硬化し、沖縄県民は移設容認から県外への機運へ転化する

平行線のまま、県外移設も不可となり、県内も県民及び県外の左派の反対により不可となり、ルーピーの所為で立ち往生する羽目に

一番迷惑をこうむっているのは、普天間基地のあるの宜野湾市民だというのは一目瞭然

それから、移設容認派であった翁長氏が、一転 辺野古埋め立て承認を差し止めするなど、沖縄県は揺れた

国は裁判を行い、最高裁で差し止めは違法と判断が下された


(上記出典 イチからわかる普天間基地の問題

自然を守るため、この海を埋め立てる事を止めて欲しいというのがローラさんの主張になるのである

まあ、穢れの無い思考の持ち主なのだと思えば、腹も立たぬ

ただ、それが純粋無垢だというのが条件だが

中には先導し、日本と言う国、日本人、日本文化を貶めようと策略をするものがいるのも事実だから注意が必要だ

無知なままで、気軽に署名してしまう人たちの群れは、愚行だと悔い改めていただきたい

上記のように、普天間基地の問題は簡単ではない

宜野湾市の人たちの意見も、国の安全保障としての問題も、沖縄を狙う中国利権も、複雑に入り組んでいることを肝に銘じてほしいと思う

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