普段は、政治・事件を滅多切り(?)の自分ですが、今日は国民健康保険について書こうと思います。なんとも唐突な話題なのですが、自ら離職するもしくは倒産・リストラ等により会社を離職して国民健康保険に加入する場合や起業・独立によって変わる場合もあるかと思います。しかし、地域によって保険料の納付額に相当な開きがあるのです。今日は簡単な比較をやって見たいと思います。社会保険に加入されている方も多いと思いますが、暫(しば)し耳を傾けて頂きたい。
<国民健康保険の基本となる割額>
所得割 : その世帯の所得に応じて算定
資産割 : その世帯の資産に応じて算定
均等割 : 加入者一人当たりいくらとして算定
平等割(世帯割) : 一世帯当たりいくらとして算定
<計算方法:市町村によって異なります。>
・所得割+均等割 (東京都墨田区在住の場合)
・所得割+資産割+均等割+平均割(東京都小平市在住の場合)
・所得割+均等割+平均割(世帯割)(福岡県福岡市在住の場合)
例)Aさん 総所得金額:320万円,所得控除額:20万円
扶養家族:なし,住居:賃貸,株取引・海外取引:なし
算定額は、平成19年度の国民健康保険料とする。
<東京都墨田区に住んでいる場合>
1. 所得割 : 加入者全員の住民税×1.24
2. 住民税 :(総所得金額等-所得控除額)×税率-税額控除額
(注1:税額控除額は、配当控除と外国税額控除がある)
(注2:定率減税は、平成19年廃止)
3. 均等割 : その世帯の国保加入者数×35,100円
(注3:最大限度額は53万円)
・Aさんの場合 世帯加入者は1名
住民税 : (320万円-20万円)×0.02 = 60,000円
所得割 : 60,000円×1.24 = 74,400円
均等割 : 1名×35,100円 = 35,100円
よって、国民健康年間保険料は
所得割+均等割= 109,500円 となります。
<東京都小平市に住んでいる場合>
1. 所得割 :{昨年の総所得金額等-基礎控除額(33万円)}
×5.26%
2. 資産割 :今年の固定資産税額(土地・家屋分)×19.95%
3. 均等割 :1人当たり年間21,100円×被保険者数
4. 平均割 :1世帯当たり年間8,000円
(注4:基礎課税額・課税限度額53万円)
・Aさんの場合 世帯加入者は1名
所得割 : (320万円-33万円)×5.26% = 150,962円
資産割 : 固定資産を持っていないので、0円
均等割 : 1人×21,100円 = 21,100円
平均割 : 1世帯×8,000円 = 8,000円
よって、国民健康年間保険料は
所得割+資産割+均等割+平均割=186,200円と
なります。
<福岡県福岡市に住んでいる場合:激高!!>
1. 所得割 :{昨年の総所得金額等-基礎控除額(33万円)}
×13.01%
2. 均等割 :1人当たり年間28,735円×被保険者数
3. 平均割 :1世帯当たり年間33,217円
(注5:基礎課税額・課税限度額56万円)
・Aさんの場合 世帯加入者は1名
所得割 :(320万円-33万円)×13.01% = 373,387円
均等割 :1人×28,735円 = 28,735円
平均割 :1世帯×33,217円 = 33,217円
よって、国民健康年間保険料は
所得割+均等割+平均割=435,339円 となります。
(脅威の殺人的保険料!!)
(注6:平成18年度から平成20年度までの保険料については
保険料の負担緩和措置を実施)
というわけで、住む場所によって如何に国民健康保険料が変わるのか、ご理解頂けたかと思います。ちなみに算定に当たっては、判りやすくする為、かなり適当になっております。もし、正確に確認したいのであれば、以下のページをご覧になり、ご自分で算定をお願いします。また、ご自分の住んでいる地域を探す場合の目安として、Googleの活用が適当かと思います。Googleにて「国民健康保険料 ○○県 ○○市」(スペース区切り)で検索されるとより最適なサイトが見つかると思います。中には、保険料の仕組みを書いていない自治体もありますので、その際は市役所等にお問い合わせ下さい。
<東京都の住民税について>
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shitsumon/sonota/index_j.htm#j2
<東京都墨田区の国民健康保険のページ>
http://www.city.sumida.lg.jp/kakuka/kuminbu/kokuho/faq/index.html
<東京都小平市の国民健康保険のページ>
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/life/shizei/kokuho_top.html#3
<東京都の国民健康保険料の算定>
http://xn--ruqtmx2od0iimrk63d.net/%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99/
<福岡市の国民健康保険のページ>
http://www.city.fukuoka.jp/kokuho/area1/main/m1_5.html
<国民健康保険の基本となる割額>
所得割 : その世帯の所得に応じて算定
資産割 : その世帯の資産に応じて算定
均等割 : 加入者一人当たりいくらとして算定
平等割(世帯割) : 一世帯当たりいくらとして算定
<計算方法:市町村によって異なります。>
・所得割+均等割 (東京都墨田区在住の場合)
・所得割+資産割+均等割+平均割(東京都小平市在住の場合)
・所得割+均等割+平均割(世帯割)(福岡県福岡市在住の場合)
例)Aさん 総所得金額:320万円,所得控除額:20万円
扶養家族:なし,住居:賃貸,株取引・海外取引:なし
算定額は、平成19年度の国民健康保険料とする。
<東京都墨田区に住んでいる場合>
1. 所得割 : 加入者全員の住民税×1.24
2. 住民税 :(総所得金額等-所得控除額)×税率-税額控除額
(注1:税額控除額は、配当控除と外国税額控除がある)
(注2:定率減税は、平成19年廃止)
3. 均等割 : その世帯の国保加入者数×35,100円
(注3:最大限度額は53万円)
・Aさんの場合 世帯加入者は1名
住民税 : (320万円-20万円)×0.02 = 60,000円
所得割 : 60,000円×1.24 = 74,400円
均等割 : 1名×35,100円 = 35,100円
よって、国民健康年間保険料は
所得割+均等割= 109,500円 となります。
<東京都小平市に住んでいる場合>
1. 所得割 :{昨年の総所得金額等-基礎控除額(33万円)}
×5.26%
2. 資産割 :今年の固定資産税額(土地・家屋分)×19.95%
3. 均等割 :1人当たり年間21,100円×被保険者数
4. 平均割 :1世帯当たり年間8,000円
(注4:基礎課税額・課税限度額53万円)
・Aさんの場合 世帯加入者は1名
所得割 : (320万円-33万円)×5.26% = 150,962円
資産割 : 固定資産を持っていないので、0円
均等割 : 1人×21,100円 = 21,100円
平均割 : 1世帯×8,000円 = 8,000円
よって、国民健康年間保険料は
所得割+資産割+均等割+平均割=186,200円と
なります。
<福岡県福岡市に住んでいる場合:激高!!>
1. 所得割 :{昨年の総所得金額等-基礎控除額(33万円)}
×13.01%
2. 均等割 :1人当たり年間28,735円×被保険者数
3. 平均割 :1世帯当たり年間33,217円
(注5:基礎課税額・課税限度額56万円)
・Aさんの場合 世帯加入者は1名
所得割 :(320万円-33万円)×13.01% = 373,387円
均等割 :1人×28,735円 = 28,735円
平均割 :1世帯×33,217円 = 33,217円
よって、国民健康年間保険料は
所得割+均等割+平均割=435,339円 となります。
(脅威の殺人的保険料!!)
(注6:平成18年度から平成20年度までの保険料については
保険料の負担緩和措置を実施)
というわけで、住む場所によって如何に国民健康保険料が変わるのか、ご理解頂けたかと思います。ちなみに算定に当たっては、判りやすくする為、かなり適当になっております。もし、正確に確認したいのであれば、以下のページをご覧になり、ご自分で算定をお願いします。また、ご自分の住んでいる地域を探す場合の目安として、Googleの活用が適当かと思います。Googleにて「国民健康保険料 ○○県 ○○市」(スペース区切り)で検索されるとより最適なサイトが見つかると思います。中には、保険料の仕組みを書いていない自治体もありますので、その際は市役所等にお問い合わせ下さい。
<東京都の住民税について>
http://www.tax.metro.tokyo.jp/shitsumon/sonota/index_j.htm#j2
<東京都墨田区の国民健康保険のページ>
http://www.city.sumida.lg.jp/kakuka/kuminbu/kokuho/faq/index.html
<東京都小平市の国民健康保険のページ>
http://www.city.kodaira.tokyo.jp/life/shizei/kokuho_top.html#3
<東京都の国民健康保険料の算定>
http://xn--ruqtmx2od0iimrk63d.net/%E4%BF%9D%E9%99%BA%E6%96%99/
<福岡市の国民健康保険のページ>
http://www.city.fukuoka.jp/kokuho/area1/main/m1_5.html