
大洗駅に入りました。駅構内での見学予定の一つは、「ガルパン駅なかかくれんぼ」のパネルを探して見ることでした。それでまずは待合室フロアを見回しましたが、それらしいパネルが見当たりませんでした。事前に下調べをしていなかったため、「ガルパン駅なかかくれんぼ」の概要すら知らず、ただ「パネルとかが設置されてるのだろう」と推測していたのでした。

駅内の売店の方を見ました。それらしいパネルが見当たりませんでした。

改札口の方を見ました。どうもそれらしいパネルが見当たりませんでしたので、後は改札口を入って連絡通路やホームを探してみるしかない、と考えました。そこで入場券を買っておきました。

念のためにインフォメーションコーナーの辺りもチェックしていたら、上画像の地図を見つけました。劇中の親善試合でのルートが表示されていますが、断片的なままで、全ての移動路が把握されてはいないようです。同じような地図を、確かネット上でも見かけたなあ、と思い出しました。

入場券を使って改札口を通り、アクアワールドにかつてあった大型パネルを左手に見ました。アクアワールドにずっと飾っておくわけにはいかなくなったのでしょうか。処分するのももったいないので、駅内にとりあえず保管してある、といった感じでした。

連絡通路に進みましたが、それらしいものが全く見当たりませんでした。こうなると、ホームの方だろうな、と考えました。

連絡通路の突き当たりのキャラクター電光パネルです。ガルパン交流板などで、この電光パネルが欲しいとか書きこんでいるファンが何人か居たようですが、仮に譲って貰えたとしても、こんな長大なパネルをどうやって飾るんだろう、と疑問に思いました。

通路の掲示コーナーにも、ガルパン関連の広告やポスターが多く貼られています。右端のBトレインショーティーは、12月21日から大洗駅売店で販売するそうですが、全国の主要模型専門店では割引価格で販売するとの情報を耳にしました。ヨドバシやジョーシンあたりで販売するだろうな、と思いました。
しかし、大洗駅売店で買うと、おまけのペーパーキットがつくそうです。後になって、ペーパーキットというのが大洗駅の建物のそれであると知りました。

まず一番線ホームに上がって、ふと見上げた方向に、ガルパン戦車のパネルが並んでいました。あっ、これか、これが「ガルパン駅なかかくれんぼ」のパネルなのか、と悟りました。逆光もなく、デジカメの暗視モードが有効に機能してホーム屋根内も明るく写し出してくれました。天気が下り坂になっているのが、撮影にはかえって好都合でした。

戦車パネルは、全部で五つありました。聖グロリアーナ女学院チームとの親善試合時の姿で、それに参戦した5輌を表していました。

鉾田方面へ向かって進むと、行先表示板の上に西住みほのパネルがあるのに気付きました。

こちらのパネルはパンツァージャケット姿ですね。

ホームの端を見ましたが、他のパネルは見当たりませんでした。雨ざらしにはしないでしょうから、たぶん屋根のある範囲に散らばって設置してあるのだろうと思いました。

駅名表示板です。その下のプランターが列車のデザインになっていることに、初めて気付きました。

屋根の内側を探しながら水戸方面に向かって歩いていって、秋山優花里のパネルを見つけました。

秋山優花里のポーズって、敬礼が多いですね・・・。ミリタリーマニアだからでしょうか。

一番線ホームでは、他にパネルが見当たらなかったので、連絡階段を使って二番および三番線のホームへ移動しました。まず二番線側の屋根の鉾田側を探すと、五十鈴華のパネルが見つかりました。

五十鈴華を見るたびにいつも思うのですが、あの頭の一本のアホ毛は、どうやったらそんな形になるんでしょうかね。

五十鈴華とほぼ対の位置、三番線側の屋根内に、武部沙織のパネルがありました。

武部沙織のポーズは、五人の中で最も動きが感じられます。仏像などに見られる基本動勢の一つ三屈法(トリヴァンガ)を忠実になぞっており、これは三尊像の脇侍菩薩像のポーズなどに共通しています。中国の盛唐期や日本の天平期の菩薩像の姿勢を、そのまま躍動的にとっているのが武部沙織なのです。

あとは冷泉麻子だな、と探しましたが見つからず、水戸方面側へ移動してやっと見つけました。なんか目立たない感じでした。

こちらの冷泉麻子はシャキッとした感じでした。が、その右手は何を意味しているのでしょうか。

これで全部かな、と思って再び一番線ホームに戻り、柱に立てかけてある看板を見ました。カメさんチームの小山柚子です。他に河嶋桃が居ましたが、角谷杏生徒会長は見当たりませんでした。それで、「ガルパン駅なかかくれんぼ」の見学はだいたい終わった、と判断しておきました。
時計を見ると午前8時35分でした。次の見学まであと二分しかありませんでした。急いで再び二番および三番線のホームへ移動しました。 (続く)