気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ウサギさんチーム M 3中戦車リー 作ります !!  その6

2014年02月25日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8です。上部車体の組み立てを行います。アカデミーのキットはパーツが分割式なので、組み立てるのが大変ですが、ガルパン仕様への改造に際してはパーツごとに手を加える必要があるため、分割式である点がむしろ役に立っています。


 主なパーツをまとめてランナーより切り出しました。他にハッチなどのパーツもありますが、ハッチ類は可動状態にするので接着が不要であり、ここでは別に分けて作っています。


 まずは公式設定資料の画像を御覧下さい。黄色円内には何もありませんが、キットのパーツではモールドがあります。


 該当するパーツはB32です。左側に小さな屋根つきの窓みたいなのが二つ並んでいますが、これがガルパン仕様では全くありません。


 そこで、全て削り取りました。パーツのモールドでは、リベットの並びもなぜか欠けているので、足りないリベットを3個、後で追加しました。


 次は左側面のパーツF6の改造です。


 やや後ろ寄りに縦に並ぶリベットの位置が、劇中では少し後ろにずれていますので、パーツのリベットは削り取りました。


 続いて後部上面の状態を劇中のワンシーンにて確認しました。キットのパーツにはモールドされているリベットが、あちこちで見当たりませんので、それに合わせての改造が必要になります。


 最初に、エンジン上部の吸気ダクトパネルにあたるパーツB18の改造に取りかかりました。


 劇中のシーンと公式設定資料の画像をチェックして、赤円で囲んだ範囲のリベットや蝶番が無いことを確かめました。これらのモールドを全て削り取りました。


 改造後のパーツB18です。左右に穴と円形の凹部がありますが、これらも後でパテを盛って埋める予定です。


 続いてパーツF1において、このステップ最大の改造工作に移りました。


 劇中のシーンと公式設定資料の画像をチェックして、赤円で囲んだ範囲のリベットが無いことを確認しました。また、二ヶ所の黄色の点は、リベットを再現しなければならない位置であり、切り取ったリベットを使用して再現しました。


 改造後のパーツF1です。です。左右に道具箱を接着するためのガイドも削っておきました。上画像の上の左右に半円形の穴がありますが、これらもガルパン仕様では不要となりますので、後でパテなどで埋める予定です。なお、切り取ったリベットは捨てずに保管しておき、後の工程でリベットのモールドが足りない所へ転用したり、間違って削ってしまったリベットを再現したりするのに使用します。


 左側面のパーツF6の、リベットの位置を後ろにずらして再現しました。道具箱の端よりもやや後ろに位置するので、パーツF1と接着してからそのガイドを目安にしてリベットをくっつけました。


 続いてパーツF6のハッチ開口部の上にパーツB8を取り付けました。これは劇中ではついていないので不要なのですが、取り付け穴を埋める必要があるので、パーツをわざと接着し、乾燥後に根元だけ残して切り取る方法を採りました。そうすることで取り付け穴を埋める事が出来ます。


 パーツB8を切り取って、その取り付け穴を埋めた状態です。


 これで、とりあえず上部車体の左側の組み立てが完了しました。


 残る追加工作はもう一ヶ所あります。劇中のワンシーンを見ると、黄色円内に示したハッチには長い留め具がついているのが分かります。この留め具がキットのパーツB41には全くついていません。


 そこで、B41を仮組みした状態で、長い留め具をプラ板で追加しました。ハッチB41は、劇中では丸山紗希が出入りに使用していたらしく、ラストの第12話の優勝凱旋シーンでは、丸山がこのハッチを開けて上半身を外に出している姿が見られます。それで、このハッチB41も接着せずに可動状態にする予定です。
 いずれウサギさんチームの1/35スケールフィギュアが出されたならば、このハッチには、丸山紗希がおさまることになります。 (続く)

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