
塗装を行ないました。劇中車は大まかな配色がなされているため、タイヤとハンドルと計器の一部を除いて全てが車体色と同じです。
劇中シーンを見た感じでは、車体色は米軍カラーのカーキグリーンのようです。ミスターカラーの54番が同じ色ですので、それで吹き付け塗装しました。タイヤは137番のタイヤブラックで塗りました。

劇中車はこんな感じです。タイヤとハンドルと計器の一部が黒っぽい色で、あとはカーキグリーン一色になっています。シートもカーキグリーンですので、塗り分けは必要ありません。

ハンドルと計器の一部を、劇中車と同じように33番のつや消しブラックで塗りました。劇中では見えないシフトレバー等も同じ色としました。

正面観を再び劇中シーンで確認しました。ヘッドライトは銀色、ウインカーはオレンジ色です。

ヘッドライトは8番のシルバー、ウインカーは49番のクリアーオレンジで塗りました。

リアランプは47番のクリアーレッドで塗りました。劇中では背面部分は見えませんが、こんな感じだろうと思います。

スペアタイヤを塗って取り付けました。

車輪を全て取り付けました。

劇中車には校章マークが貼ってあるかどうかは分かりませんが、米軍の実例にならってボンネット上にマークがあるものと仮定し、モデルカステンのガルパンデカールセットVol.4から適当なサイズのものを一枚調達しました。

デカールを貼りました。こんな感じでしょうか。

隊長のケイに登場願いました。
ケイ 「ハアイ!私たちのジープが出来たのね!」
(いやジープじゃなくって、マットです・・・)

ケイ 「これで通学もドライブも楽になりそうね!シャーマンもいいけど、燃費がバカにならないのよねー。その点ジープはエコよね!」
(だからジープじゃなくって、マットです・・・)
ケイ 「マット?」
(そう、そうです)
ケイ 「ケネディジープ?」
(いやそれは違・・・、まあ、合ってますね・・・)
ケイ 「やっぱりジープじゃないの」
(・・・・・・)

かくして、サンダース大学付属高校チームのM151 MUTTが完成しました。製作日数は、2016年10月6日から9日までの三日でした。組み立てに1日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。
キットはタミヤの製品ですが、古い時期のものであるにもかかわらず、在庫がまだ豊富にあるようで、割合に入手し易いとされています。組み立てるのも簡単ですので、初心者にもおすすめです。
ガルパンには数多くの戦車が登場して活躍しますが、それに劣らぬ数の車輌が存在しています。中にはワンカットしか登場しないものもありますが、各校の戦車道チームにおいては、なくてはならない車輌ばかりであるようです。これらの車輌の多くは適応キットが出ていますので、再現して楽しむのも一興です。戦車と合わせて制作再現すれば、よりガルパンの雰囲気を楽しめることでしょう。