ステップ5では、車体上部の各部品を組み付けます。ガルパン仕様への変更点は、ハッチB8の形状を丸くすることです。またA29のガソリン缶は、劇中車では未装備で、その固定具の形状も独特ですので、プラ材で自作します。A12のスコップは未装備とみられるので、他の黒森峰チーム車輌の例に倣って留め具のみを再現します。
ステップ6では、フェンダーを組み立てます。左前フェンダーに付けるA4の上端に取り付けるバックミラーA1は、劇中車にはありませんので不要です。
ステップ5で取り付けるパーツ類です。
このうち、ハッチB8の形状を修正します。オリジナルでは方形です。
これが劇中車においては、赤円内のように下辺が円状になっています。実際には有り得ない謎仕様ですが、元ネタとされるフジミのキットの箱絵でみると、遠近法の描写のせいで下辺が円状っぽく見えます。劇中車は、それを手描きでトレースしているのでしょう。
同様に、黄円内に示した固定具の形状も、やはりフジミのキットの箱絵に影響を受けているようです。その再現は、後のステップにて追加工作として行なうことにしました。
ハッチB8の下辺を円状にしました。相変わらず、雑な仕上がりです。
左右とも同じように修正して接着しました。カットした隅部は、車体の穴に貼り付けて活かしました。
次に、A12のスコップは劇中車では未装備のようです。装備されていれば、上図左端の赤円内に柄が見える筈です。
そこで、ティーガーⅠ等の他の黒森峰チーム車輌の例に倣い、留め具のみを再現することにして該当部分をカットしました。
留め具のみを接着しました。劇中シーンには出ていない範囲ですが、ティーガーⅠの車体前面のスコップが未装備で留め具のみであるのを参考にして、それらしく仕上げました。
とりあえず、ステップ5を終えました。後でA29の取り付け穴を、左右とも埋めて修正しました。
右側面の状況です。この範囲は劇中では登場しませんが、左側面と特に異なる点は見当たりませんので、右側面と同じように仕上げれば良いだろう、と考えました。したがって、ガイドの指示通りに組み立てています。
ステップ6に進み、パーツを切り出して並べました。左前フェンダーに付けるA4の上端に取り付けるバックミラーA1は不要です。
劇中のシーンでも、赤円に示すように、バックミラーが無いことが分かります。
ステップ6を終えました。ジャッキのB12は、塗装後に取り付ける予定です。 (続く)