気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

大学選抜チームの副官に関して

2017年04月18日 | ガールズ&パンツァー

 上図は、御存知、大学選抜チームの三人の副官です。一人が8輌または10輌から構成される中隊を率いて隊長島田愛里寿の指揮下に有りました。

 左がアズミ、中央がルミ、右がメグミです。名前の最後の字が「ミ」でないと副官にはなれないのか、というようなツッコミはさておき、それぞれの出身高校を挙げるとBC自由学園、継続高校(推定)、サンダース大付属高校、となっております。
 この三人が戦車道の世界では相当なレベルの選手であることは、バミューダアタックの見事な連携プレーにもよく示されていましたが、そうであるならばそれぞれの高校時代には最優秀の隊長クラスであっただろうと思われます。

 しかし、公式設定にみる高校生戦車道チーム群の状況を見る限り、強豪に列していたサンダース大付属高校でさえも、過去数年間に優勝経験が無く、黒森峰女学園に9連覇を許していたのでありますから、BC自由学園、継続高校に至っては彼女たちが優秀であってもチームとしては弱かったことになるでしょう。

 ところで、彼女たちが高校生だった時期に、無敵を誇って連覇を重ねていた黒森峰女学園の隊長は、西住まほの上級生にあたるわけです。無敵の常勝チームの隊長ともなれば、相当の腕前であったに相違ないのですが、おそらくはアズミ、ルミ、メグミたちと同年代の筈です。そういう人物の存在というものが、大学選抜チームのなかには微塵も感じられません。不思議なことではあります。

 その理由としては、まず流派の違いが挙げられるかもしれません。島田流総帥の島田千代がトップを務めて後継者の島田愛里寿が隊長を任されるチームに、対抗流派の西住流系列の人材が選抜され得るか、という問題があります。大学選抜、という名称ですが、島田流の系譜の大学チームの選抜である可能性も否定出来ません。

 大学選抜を、流派を問わず全ての大学チームからの選抜である、と解釈した場合には、前述の常勝黒森峰の隊長だった人物も隔てなく選ばれている筈です。そもそも劇場版に登場した30輌のチームが全てではなく、他にも強力な駒が並んで居て、その一角を黒森峰出身者が担っている可能性もあります。
 しかし、いずれも仮説の域を出ず、劇場版の劇中においては、黒森峰女学園出身者の影は皆無です。

 これらをふまえると、西住まほが大学生になって戦車道を続けたとしても、大学選抜チームの副官に君臨出来るかどうかは全く分からないことになります。それ以前に、西住まほは隊長となった2年の時から連敗して優勝を逃していますから、実績の面ではやや不安材料となってくるのも事実です。

 ですが、西住まほの前の隊長という存在は、劇場版の時間軸のうえでは、今はどうなっているのでしょうか。黒森峰女学園チーム推しの私個人としましては、そこがどうしても気になります・・・。
コメント (4)
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