
楽器店「JEUGIA」のすぐ西側、三条通と新京極通の分かれの天井には上図の釣り時計があります。これも劇中に登場しています。

このシーンですね。この釣り時計が登場していることによって、劇中のルートが三条通と新京極通を軸にしていることが分かります。

そこで、新京極通へ右折して、緩やかな坂道を下って行きました。

下り坂が終わるあたりの左手に、映画館「MOVIX京都」があります。模型サークルの定期会合に際して待ち合わせまでの時間をつぶしたり、仲間と視聴に入ったりしていますので、よく知っている映画館の一つです。
この施設が、2期第13話「残暑見舞い!」に登場しています。

このシーンです。建物などの構造や外観は完全に一致していますが、「MOVIX」ではなくて「MOVIZ」になっています。「ムービーズ」と読むのでしょう。

「MOVIX京都」の向かいには、上図のように土産店「京和堂」、唐揚げ屋、天丼屋等が並びます。

このうちの「京和堂」が劇中に大きく登場しています。

映画館に来た中野梓、平沢憂のシーンです。観たい映画までまだ時間があるよ、と。その背後の建物が「京和堂」そのものですが、看板の文字が「生おかき」に転じています。

そのまま南へ行くと、六角通と交わる三角形の公園空間に出ます。通称「ろっくんプラザ」です。2期第13話「残暑見舞い!」にて中野梓、平沢憂の二人が抽選所の臨時アルバイトに入った、という夢がここを舞台にして展開されます。

しかし、周辺の建物や施設が殆ど変ってしまっています。

反対側も同様で、近年に大きなマンションに建て替えられています。

「ろっくんプラザ」周辺で全く変わっていないのが、東側の古刹誓願寺ですが、これは劇中にはごく一部しか映っていません。その手前に中野梓、平沢憂の二人が臨時アルバイトに入った抽選所が構えられていたからです。

あと、この陶器製の「ろっくん」も昔ながらの姿です。しかし、これは何の像なのでしょうか。アンドー氏によれば「鬼と獅子とブタと六角承禎を足して四で割った奴」だそうですが、意味が分かりません・・・。
このアングルの景観は、だいたい劇中にそのまま出ています。奥の寺町通の屋根も同じです。

このシーンです。琴吹紬が嬉しそうに抱えているのが福引の七等賞のティッシュですが、クッションのようなビッグサイズです。元ネタになった実物があるのでしょうか・・・。 (続く)