ステップ9では転輪を組み立てます。
ステップ10では車輪類を車体に取り付けますが、私の製作においては転輪は塗装後に取り付けます。タミヤキットの常でポリキャップ使用によって取り外し自在ですが、第1転輪だけはA15を接着する関係で取り付けておきます。起動輪および誘導輪も取り付けます。
なお、ステップ10においてガルパン仕様への工作が二つ加わります。いずれもパーツB10およびB11において施します。
車輪類は、以前に作ったBT-7のものと同じです。今回のBT-42のキット自体が、前に出ていたBT-7のキットのパーツをベースにして発売されているため、大部分のパーツは共通になっています。
ササッと組み立てました。一度経験している工程ですから、気楽に出来ました。
ステップ10の組み立て作業に先立ち、ガルパン仕様への工作を行います。上図のパーツB10およびB11には、御覧のように穴が4つあいています。
劇中車の該当箇所を見ますと、穴は一切無いことが分かります。これに合わせます。
パーツB10およびB11の内側に薄いブラ板を貼っておき、穴をパテで丁寧に埋めました。パテが固まってからの成形においては、周囲のリベットを削らないように注意しました。パーツが小さいだけになかなか大変でしたが、後ろから見ると結構目立つ箇所ですので、頑張って作業を進めました。
穴埋め工作を終えたパーツB10およびB11を車体に取り付けました。続いて二つ目のガルパン仕様工作へ移りました。
御覧のように、パーツB10およびB11の表面左右端にリベットが並びます。これらが省略されていますので、再現します。
とりあえず、普通に見える範囲でリベットを再現しました。パーツB10およびB11の表面の外側には4個、内側には3個のリベットを打ちました。
ステップ11では、履帯を組み立てます。おそらくはこのキットのヤマ場の一つとなるでしょうが、私はBT-7の製作時に一度おさらいしていますので、スラスラと組むことが出来ました。
片面の履帯が組み上がりました。塗装後に取り付けるので、一ヶ所を接着しないであります。
このように転輪への装着、取り外しが自在に出来ます。なので、劇場版でも見られた装輪走行のシーンを再現して楽しめます。
両方の履帯が組み上がりました。この種の連結式履帯としてはパーツが大きくて数も少ないので、組み易いです。 (続く)