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気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

継続高校 T-26(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その1

2018年07月30日 | ガルパン模型制作記

 最近は継続高校チームの戦車がマイブーム、というわけではありませんが、BT-42の製作を再開してまもなく、ディキャンプでのプラモ製作対象として、上図のT-26軽戦車を作り出しました。

 事の発端は、継続高校チームの車輌の製作に最も熱中しているモケジョのミカさんからのメールでした。「フェイズエリカに出てくるT-26は、プラモで作るのは難しいんじゃないでしょうか」とありました。その微妙な言い回しが気になったので、ちょっと調べてみることにしました。

 

 ガルパン系コミックの「フェイズエリカ」に登場するT-26については、第2巻の「登場車輌」の項にて上図のイラストが紹介されています。記事に「データは1939年型」とありますので、イラストの車輌も1939年型なのかと思いましたが、ミカさんからのメールでは「ガルパン特有のごちゃまぜみたい」とありました。

 

 私の手元には、一年ほど前に大阪の中古ショップ「良品買館」にて800円で購入してあった、上図のイタレリのキットがありました。パッケージ右下隅にズベズダのマークが入っていますので、ズベズダのキットをイタレリがOEMにて仕入れて販売したものと分かります。
 つまりはズベズダの1933年型のキットであるわけです。これの外観から、砲塔のループアンテナを外せば、「フェイズエリカ」の劇中車に近づくように思われたのですが、そうはなりませんでした。

 

 中身は、購入直後に一度チェックしていますが、今回改めて開けてみました。ズベズダの製品としては一般的な仕上がりで、パーツの歪みやズレなども余り無いようです。生産時期が比較的新しいのかもしれません。

 

 続いて、「フェイズエリカ」の劇中車イラストを細かく検証してみました。ミカさんの「ガルパン特有のごちゃまぜみたい」の文章の通り、少なくとも二種類のタイプが混在しているように思えました。結果としては、上図のように諸々の特徴が挙げられます。

 車体の輪郭や細部の特徴は、だいたい1938年型のそれに近いようです。しかし砲塔のみは1933年型などの古いタイプで、その天板上のハッチだけが1938年型の形状にて表されています。車外装備品の種類や配置は、各年式の状態を参考にしているようで、そのものズバリのモデルを見つけられませんでした。私自身の調査不足もありますが、それを差し引いてもなお、「ガルパン特有のごちゃまぜみたい」との表現は正鵠を得ていました。

 要するに、私が持っていたズベズダのキットをそのまま組むと、絶対に「フェイズエリカ」の劇中車にはならないわけです。しばらく考え込みましたが、同時に、これ作るの面白いかもしれないな、という気持ちが湧きあがってまいりました。
 キット自体はパーツ数も少なくて組み立てに時間はかからなさそうだと感じましたので、ディキャンプの際に景色を眺めながらのんびり作るのには適しているかもしれない、と考えました。
 その旨をミカさんに返信すると、「ではレポートお待ちしています」と笑顔印付きで返ってきました。折しもBT-42のガルパン仕様の多さに悪戦苦闘していたところでしたので、気分転換にこのT-26をサラッと作っちゃおう、と決めたのでしたが、実際にはサラッとはいきませんでした。

 

 製作ガイドのイラストは、イタレリスタンダードなので、イタレリでの発売の際に新たに編集しているのかもしれません。
 ステップ1では、転輪やサスペンション等を組み立てます。

 

 ディキャンプ時のプラモデル製作用に、ダイソーで100円のプラスチックトレイを買っておいたのを今回初めて使用しました。周縁が一段高くなっていますので、パーツが転がり落ちる心配がありません。

 

 パーツを切り出して転輪から組み立てました。転輪は塗装のことを考えて可動にすると決めましたが、その場合はパーツ16Cとの組み合わせにおける接着面が最低限となり、組み立て自体が困難であることが判明しました。
 そこで、足回り部分はほとんどを塗装後に組み立て接着して車体に取り付けることにしました。

 

 なので、ステップ1の工程は、上図の状態までとして、塗装段階まで保管することにしました。転輪のタイヤゴム部分を塗った後にサスペンションを組み上げて、車軸にセットして組み立てる予定です。  (続く)

 


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