気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その18 「鳥孝とみとやです!!」

2019年03月16日 | 大洗巡礼記

 「かじま」の次に、上図の鳥孝を訪ねました。個人的に、大洗行きで必ず立ち寄るお店の一つです。雨がずっと降っていたせいか、巡礼者もほとんどなく、朝からずっと仕事のみだった稲石さん夫婦もちょっと退屈していたとみえ、二年ぶりに訪れた私を大喜びで迎えて下さいました。
 そして、訊かれるままに、二年の空白の理由から説明し、これまで行っていた京都けいおん聖地や山梨ゆるキャン聖地の状況などを話して、ここ大洗との共通項や相違点などを、自身の感じたままに話しました。

 

 店内の缶バッジ陳列ボードは、二年を経ても余り変化が無いようにみえました。
 稲石さん曰く、「ここのところ、新しく出そうっていうところが、新しくパネルを置いたとこ絡みになっててさ、昔からやってるところは、だいたいみんな前のを再販するみたいなパターンが多くなったんだよ」ということでした。
 理由を聞くと、「そりゃあ、あれだ、コストかからないもん。新規で発注すると版権料とかなんやらのロイヤルティが要るんだけど、前に出してたのをまた使うんなら、それは追加生産ってことになるだけ。だから、そういう再販のバッジが、今じゃ多くなったよな」と説明してくれました。
 そりゃそうだろうな、と納得しました。今回の訪問で各所で見た缶バッジの多くが、以前と同じ絵柄、デザインのままになっていました。むしろ新たに出たものは数の上でも減っているような印象を受けました。

「だからさ、このボードもずっとこのままで置いてるんだ。4枚目付けたって、追加して並べるほどに新バッジ出てないし、こっちも貰ってないの。それにさ、ファンの方があんまり缶バッジ集めて回らなくなったよな。興味無いみたいな感じで」

 言われてみれば、現在は巡礼ファンも若い方が増えていて、しかも特定の品をコレクション出来るほどの経済力があるかどうか、と疑問に思うくらいの年齢層が、ただ見て、撮って、町の景色や雰囲気を味わえれば充分、といった様子で行き来しています。お店の方と親しくなって長々とおしゃべりしているファンの姿もあまり見かけませんでした。

 要するに、缶バッジと言う販促品のピークも、大洗においては頂点を通り越したのかもしれません。私自身ももう集める事自体に情熱を感じなくなっており、今回の滞在中においては、勧められても1個も貰いませんでした。もういいよ、もう今までに沢山、沢山貰いましたので・・・・、というのが正直な心境でした。

 

 稲石さんとは、その後は、懐かしのヒーローに関する話題で盛り上がりました。例えば、稲石さんは仮面ライダーの大ファンだったそうで、テレビで見ていたのは最初の1号の活躍期でした。ところが私がテレビ放送で見た頃はV3およびXの活躍期だった記憶があります。
 なので、ウルトラマンにしても、稲石さんは初代ウルトラマンでしたが、私はウルトラマンタロウでした。ロボットアニメものでいえば、稲石さんはマジンガーZを懐かしがりますが、私にとってはコンバトラーVや機動戦士ガンダムがそれにあたりました。要するに、年齢は4つ違うのですが、それが如実に表れたわけでした。

 とにかく盛り上がりまして、その流れで上図の記念撮影と相成りました。そういえば、稲石さんには初の大洗ガルパン巡礼時からずっとお世話になっていますが、一緒に写真におさまるのは、数えて30回目の訪問となった今回が初めてでした。
 稲石さん、どうも有難うございました。また海楽フェスタの時に参ります。

 

 すっかり暗くなった外に出て、最後の訪問地である「みとや」に行きました。

 

 店内のガルパンコーナーは、以前よりも拡大されていて、寄贈品も色々と増えていました。

 

 今回は、このお店でまたガルパン帽子を作ってもらう予定でした。これまでに四度お世話になっていて、いずれも大洗マークの帽子を作ってもらったのですが、今回は上図中央の黒森峰マークの熱圧着シートにて帽子を作って貰いました。

 

 店内の西絹代パネルです。表のウインドーに置いてあるのが現在の3代目で、こちらは2代目です。かなり退色が進んでいました。

 

 帽子の製作つまり、熱圧着シートのセッティングに15分ほどかかるということで、その間は展示品などをゆっくり見物させていただきました。
 西絹代は、すでに公式発のグッズも多数出ており、協賛メーカーからフィギュアも発売されています。その大半が寄贈されています。

 

 店内のシャツ類の陳列ケースの上段を寄贈品展示スペースに変えてあります。小物や小サイズの寄贈イラストが多いので、こうした仕切りのあるケースが、かえって適しているようです。
 こういったアクリルまたはプラスチック製の細かく仕切った形のケースは、ガルパン戦車プラモデルを縦に並べて見せるのにも向いているかもしれません。

 

 今回、ちょっとびっくりしたのが、上図のガラス細工のような品でした。内部にねんどろいどサイズの西絹代のガラス人形みたいなのが入っているのです。どうやって作ったんだろう、と不思議に思ってあちこちの角度から眺めたりしました。
 その直後に、帽子が出来上がった旨を知らせてきましたので、奥のカウンターへ戻って品物を受け取り、代金を支払いました。特典として最終章デザインのステッカーをいただきました。

 予定していたバスの時刻までギリギリでした。外に出て斜め向かいのバス停「曲松」に行くと、すぐに巡回バス「海遊号」がやってきました。17時49分発の最終便でした。

 

 バスで大洗駅に着いたのが18時前でした。320円の切符を自販機で買い、18時12分発の列車をホームで待ちました。

 

 この日の大洗巡りも朝から晩まで存分に楽しみましたので、軽い疲労感が全身に広がりつつありました。ですが、このあと水戸駅にて水戸の友人U氏夫妻と合流する予定でした。  (続く)

 


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