Kオジサンの気の向くまま

日々のあれこれ・・・・・思いつくまま

裁判所ってどんなとこ。   裁判所を見学、傍聴

2014年06月19日 23時22分34秒 | 見学 ゆうゆうなごや

名古屋市の中区三の丸に裁判所合同庁舎があります。この建物の中には名古屋高等裁判所。名古屋地方裁判所など法務機関が入っています。
今日は、あるコミュニティで、その内部の見学と公判を傍聴してきました。



名古屋の裁判所合同庁舎です。
右側、東の部分ですが、事務棟で会計課とか総務課が入っています。
左側は法廷棟で、名の通り大小の法廷があります。


玄関の銘板で、名古屋高等裁判所。名古屋地方裁判所と刻まれています。



ヘタな絵ですが、庁舎内の撮影は出来ませんので、スケッチしました。
法廷の雰囲気を掴んでいただければと思います。


コミニティの人たちが集合し、まず、通されたのは1階の大法廷です。上の絵の法廷に通されました。
説明してくれたのは名古屋地裁総務課広報係の高橋さんです。
この法廷は、名古屋地裁で一番大きな法廷で傍聴席が96席あるそうです。裁判員裁判に対応できるようななっていて、3人の裁判官。6人の裁判員の席が有ります。裁判員と裁判官の関係ですが、1人1人が1票を持っています。最終的な判断は、野球のチームに例え、裁判長はキャプテン的な立場だと話されました。

裁判員裁判が平成21年の5月から始まりましたが、裁判員裁判の制度についての説明がありました。今日のメンバーの中に裁判員候補に上がった人がいました。
候補として上がる確率ですが、名古屋管内では400万人余りですが、当たる確立は5,800分の1だそうです。種々の説明の後、裁判員裁判のDVDが上映され、裁判員裁判の知識を深める事が出来ました。


大法廷から出て、刑事裁判の法廷を傍聴しました。
1つの公判は平成26年(わ)252号事件で、601号法廷で開かれていました。
被告は、自転車を盗んだことと、自転車の女性を殴打した事件です。


もう1つは平成26年(わ)905号事件、703号法廷で開かれていました。
こちらの被告は詐欺材に問われていました。ファミレスで無銭飲食をした事件です。
こちらの被告には2人の法務官が両側に控えていまして、閉廷後に手錠をかけられ、腰縄に繋がれていました。
被告は、以前にも過ちを犯した事が有り、執行猶予中に起こした事件です。閉廷して手錠をかけられましたが、傍聴席から、すぐ見える場所でして、法律の執行と言う部分が垣間見えました。当たり前の行為なのですが、目の前で被告が手錠をかけられると言ったシーン。ドッキリしました。

2つの公判の共通点は、何れの被告も生活保護の受給を受けていたこと、日頃から酒を飲んでいたことです。
生活保護を受けることは悪いことではありませんが、生活保護を受けている身でありながら犯罪に走ってしまいした。しかも、累犯である。905号事件の被告は裁判官に更生を誓っていました。
なお、判決は6月30日に出ることになっています。


裁判所内で中京テレビの腕章をつけた人を見かけました。
今日のニュースでは、1戸建ての販売で消費税を脱税したというケースがありましたが、その事件に関連してだと思います。

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名古屋高裁・地裁の地下一階食堂

2014年06月19日 22時38分56秒 | グルメ

公共食堂巡りシリーズで話題となっている名古屋高裁・地裁地下一階食堂へ行ってきました。
今日は木曜日です。
毎週、木曜日は「大名天丼」がある日でして、今日は、その大名天丼を食して来ました。


今日のメニューの見本が展示してあります。
A定食、、B定食、麺定食があり、A定食と麺定食は500円。B定食は650円で、今日は大名天丼の日でした。
公判の傍聴後、訪れましたが、コーヒーや紅茶は150円と、とてもお値打ちでした。




食堂の内部です。
12時前でしたので、さほど混雑していません。



ここへ訪れたタレントがサインして行ってます。



こちらで天丼を受け取ります。



これが大名天丼です。
大きなアナゴのてんぷら。
その下にはサツマイモ。カボチャ。ナス。そしてエビ天が乗っていました。
ボリューム満点です。
不味くは無いが、美味しいとはいえないと思いました。

小鉢はサケの唐揚げです。それに冷奴と味噌汁です。
小鉢は色々有り、好きなモノを取る事が出来ました。これが650円です。


食事が済んだ後は、食器を運びます。





A定食、、B定食、麺定食と色々の食事が有り、日替わりで内容が変わります。
お値打ちであり、また機会があれば、利用したいと思いました。


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洋画家たちの青春  白馬会から光風会へ

2014年06月19日 22時09分47秒 | 絵画展・写真展等、各種展覧会

久し振りに名古屋へ行ってきました。
名古屋に出かけたついでに絵を見てこようと思っていました。
松坂屋美術館で「洋画家たちの青春  白馬会から光風会へ」と言う展覧会が開かれて居ます。


美術館の入口です。
この先は撮影が出来ません。


美術展のパンフです。



明治の初期。黒田清輝らを中心として、白馬会が結成され、日本の洋画家たちが活動を始めました。歳月が流れその白馬会が解散し、光風会へと移っていきました。
明治、大正、昭和へと時代が流れます。
日本の洋画画壇で活躍した人々。
色々の作品が並んでいました。

特に気に入った作品は和田英作の「彦根内湖」です。内湖から琵琶湖を挟んでその先に残雪の伊吹山がある風景でした。この作品は大正15年のものです。今では内湖は埋め立てられ、建物が建ち、そのような景色は残っていないことでしょう。この作品と同じように「須磨の朝」は建物が建ち、すっかり変わった景色になっているでしょう。
昭和7年の東京駅の絵もありました。東京駅が改修されましたが、戦前の東京駅で、外国のイメージのような東京駅でした。

昨年、信州の「無言館」へ行ってきました。
戦没画学生たちの絵が展示されている美術館です。絵を見ていて、そちらの方の事が頭に浮かびました。

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