ヒストリー各務野会は歴史を学んで郷土への知識を深めようという趣旨で学習してサークルです。通常は緑苑コミ二ティセンターで座学を進めていますが、年間計画では11月13日はバス旅行となっていました。
そして、北近江の石道寺、竹生島、そして賤ヶ岳のコースを廻ることとなっていました。
男性20名による、日帰りバス旅行です。
石道寺、鶏足寺へ
バスが木之本町石道に着き、ここから徒歩で石道寺に向かいます。
ここは石道寺です。
ご本尊は十一面観音像と書かれています。
鶏足寺に向かいます。
紅葉が綺麗です。
鶏足寺へ向かうコースで、テントが張られ観覧料を徴収する場所が有りましたが、椅子がたたまれ、誰もいませんでして、フリーで通過できました。
モミジですが、赤くなるのでなく黄色くなっています。
この近辺を案内しています。
鶏足寺の参道。
男性が1人下ってきました。
紅葉に向かってみんながシャッターを切ります。
テレビカメラのクルーが来ていました。
言葉を交わしましたが、NHKのテレビクルーでして大津放送局の人たちでした。
放映は滋賀県に限定されると言っていました。
鶏足寺に参拝して下山していきます。
私たちのグループ以外の人が居ません。
紅葉の時期で、こんな事は珍しいのではないでしょうか。
1人。
男性が撮影に来ています。
帰路の無人販売です。
ここでは子鮎のへしこ漬けと柚子を売っていました。
何れも100円と格安です。
鯖のへしこは珍しく無いのですが、子鮎のへしこは珍しいです。
車内で1匹ツマミにして日本酒をチッピリと。
日本酒に合う味でしたが、後で喉が渇きました。
綺麗な水が流れ、女性がダイコンを洗っています。
無人販売です。
日野菜や柿が並んでいます。
川の流れで洗ったサトイモも有りました。
バスが停まっている石道会館に戻ってきました。
13年11月20日に己高山に登り、その時、帰りに石道寺や鶏足寺へ寄りました。
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/05eede1109b8f3beb63fa249e0381b77
菅浦へ
バスは菅浦に向かって湖岸の道路を走ります。
菅浦へ来ました。
黄色い葉となったイチョウ。
菅浦のシンボルのような大木です。
四足門。
菅浦集落の入口に有ります。
屋根が葺き替えられています。説明板も一緒に新しくすればいいのにと思います。
10年11月2日に、ぐるり琵琶湖一周ウォークで菅浦を歩きました。
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/7d2daf69a3b403df6b2bb154731417d0
その時は、つづら尾崎展望台から大浦園地まで歩きました。
竹生島へ
菅浦港から竹生島へ向かいます。
船が菅浦港を出ました。
菅浦の大イチョウが見えます。
竹生島に向かっています。
竹生島の港が見えてきました。
港は島の南側に有り、ぐるっと回り込みます。
龍神拝所が見えます。
島に上陸しました。
上陸すると琵琶湖周航の歌の歌碑が見えました。
就航の歌の歌碑。
表と裏です。
急な石段を登ります。
宝厳寺本堂に向かいます。
本堂です。
南無観世音菩薩と書かれた装束の人が参拝しています。
急な石段を下りていきます。
都久夫須麻神社へ来ました。
前に見えるのは龍神拝所です。
龍神拝所でかわらけ投げが出来ました。
鳥居の方角に向かってかわらけを投げます。
投げられたかわらけが溜まり、白くなっています。
金色の御幣。
先ほど、船からこの金色の御幣が見えました。
清水寺の舞台の下のような木組み。
国宝の唐門の下の部分です。
港。
船着場に来ました。
船の時刻が書かれています。
竹生島への船はオーミマリンと琵琶湖汽船が運航していて、彦根や長浜を結んでいます。
菅浦から迎えの船が来てくれました。
竹生島を後にして、菅浦に向かいます。
つづらおへ
菅浦に戻り、「つづらお」へ向かいます。
「つづらお」。
かつては国民宿舎の言葉が入っていましたが、今は入っていません。
左が旧館で右は新館です。
つづらおの入口。
2階の食堂です。
お昼の食事。
子鮎のマリネ。鯉の洗い。それに天ぷら。
茶碗蒸し、澄し汁。それにデザートです。
望遠鏡が設置して有りました。
覗いてみると、竹生島の直ぐ横の大岩に焦点が当てられていました。
あぢかまの里 丸子舟
道の駅。
あぢかまの里の西側。
かつて使われていた丸子舟が置かれています。
丸子舟の説明です。
丸子舟を前からと斜め前から。
賤ヶ岳へ
賤ヶ岳のリフト乗り場。
七本遣りの武将たちの名の幟が立っています。
リフトで賤ヶ岳に上ります。
杖を使って山頂に向かいます。
展望台にて。
先ほど行って来た竹生島が見えます。
賤ヶ岳の南側。
北近江の平野が広がり遠くには伊吹山が見えます。
緑の横線は北陸自動車道です。
北近江の平野に向かってボランティアガイドが説明してくれます。
こちらは反対側の余呉湖方面です。
賤ヶ岳の合戦に付いての説明でした。
男性は高校の教師をしていたと話していました。
合戦やら、色々と説明してくれたのですが、最後にガイド料として1人200円を募金筒に入れるよう言いました。30分に満たない時間です。20人でしたから合計では4000円となります。
説明の時間だけでなく、この場所に来る手間を考慮しなければなりませんが、高価な印象を受けます。ボランティアガイドですので、1人200円と言う金額を提示するのでなく志納として欲しかったです。
杖を着きながら下山して行きます。
リフトで下ります。
前方に北近江の平野が見えます。
14年5月12日に各務原歩こう会で山本山から賤ヶ岳へ縦走しました。
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/28d2ca44aa99cd7dada5d172f733b79a
この後、賤ヶ岳から降りてきて、木之本の街を散策しました。
20名のオジサン達の日帰りバス旅行でした。竹生島へは子供の頃に行った事が有りましたが、記憶に残っていませんので、初めて行くようなものでした。鶏足寺、賤ヶ岳、菅浦。何れも一度訪ねたことの有る場所でしたが、混雑していない鶏足寺。イチョウの紅葉した菅浦など、新鮮に思えました。今回、訪ねた場所はかつて訪ねた処でして、記憶に結びつき、思い出す事が出来ました。振り返り、記憶を辿る事が面白いです。
天気予報では崩れて来るとなっていましたが、旅行中は雨に降られなくて良かったです。