銀幕大帝α

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ゾンビーバー

2016年01月07日 20時30分00秒 | 洋画ホラー
ZOMBEAVERS
2014年
アメリカ
77分
ホラー/パニック/コメディ
R-15
劇場公開(2015/07/11)




監督:
ジョーダン・ルービン
音楽:
ジョーダン・ルービン
出演:
レイチェル・メルヴィンメアリー
コートニー・パームゾーイ
レクシー・アトキンズジェン
ハッチ・ダーノサム
ジェイク・ウィアリートミー
ピーター・ギルロイバック
レックス・リンスミス



<ストーリー>
ビーバーが住む湖の近くにキャンプをしに来た3人の女たち。女子会を楽しんでいると、3人の彼氏や元彼が乱入してお酒やSEXで大混乱に。そんな中、凶暴なビーバーが現れて…。

-感想-

ビーバーの特徴を存分に活かしたパニック・ホラー。
時代を逆行したマペット感丸出しのゾンビーバーがとっても愛くるし・・・くない!笑
顔が怖いよ、顔が。
動きはスタッフによる手動なので、ぎこちなさが却って古き時代の懐かしさを蘇らせてくれます。

それよりもこれだよ、これ。

ジェンがゾンビーバーに襲われている時のアングルだけど、堪らなくエロい。
このアングルを考えたカメラマンは天才だ。

ゾンビ映画お決まりの外から進入されないように、扉や窓に木の板を釘で打ちつけるというアイデアそのものは間違ってはいないが、相手は森の大工さんビーバー群。
意図も簡単にビーバー歯で噛み砕いて侵入してくるし、穴掘りの名人でもあるから、土に潜って床からも人間目掛けて突撃。
ピョコピョコ頭を出すゾンビーバーを若者達が家に入れてなるものかと、工具でぶん殴る様は、正にもぐら叩きの光景w

廃棄物によってゾンビ化したビーバーが若者達を襲うだけの映画だと思うなかれ。
ゾンビーバーの襲撃を受けて傷を負わされた者は、なんとゾンビーバー人間になっちゃうんだなぁ。

一番の美女だったジェンも御覧の有様。
ビーバーの歯が生え、尻にはビーバーの尾まで出てくるという拘り様。
異様な姿を目撃した瞬間、貴方の目は驚きと滑稽さに丸くなること必至!!
このビーバー人間の造詣観た時はちょっと『ネズミゾンビ』という作品を思い出してしまった。
インパクトは抜群!
それは保証出来る。

湖畔でのゾンビーバー対決と平行しながら、女友達同士の一人の男を巡っての浮気の縺れからくる恨み・妬みにより引き起こる疑心暗鬼な怖さも同時に描いており、この事によって、誰がどのような形で殺され、誰が無事に生き残るのかとんと見当が付かない楽しみも生まれておりました。

冒頭に出てくるのは携帯見ながら余所見運転している廃棄物業者の男2人。
ラストに出てくるのはまたこいつ等で案の定余所見運転中。
結末は勘が良い人ならどうなるか、お分かりになるでしょう。

ビーバーだけじゃない、感染した人も熊も、蜂もゾンビ!
それら全部が大集合し、その中を無我夢中でトラックを走らせる、この無茶苦茶な構図が何とも愉快に感じられる楽しい1本でした。

これ位の内容ならば70分という尺は気持ちをダレさせない意味でもドンピシャな時間。
短い時間を使ってきちんと内容を纏め、オチもビシッと決める。
決して飽きさせないという心配りが出来るこの監督さんは有能。

評価:★★★☆
16/01/07DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-01-06
メーカー:インターフィルム

オフィシャル・サイト(日本語)
コメント (8)
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