銀幕大帝α

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ファイナル・デッドクルーズ

2016年01月13日 21時50分00秒 | 洋画ホラー
DONKEY PUNCH
2008年
イギリス
99分
サスペンス/ホラー
劇場公開(2015/01/06)



監督:
オリー・ブラックバーン
脚本:
オリー・ブラックバーン
出演:
ロバート・ボールター
ショーン・ブレッキン
トム・バーク
ニコラ・バーリー
ジュリアン・モリス
ジェイ・テイラー
ジェイミー・ウィンストン




<ストーリー>
地中海のリゾート地で知り合った男女7人の若者たち。ヨットクルーズで盛り上がる彼らだったが、思いも寄らない悲劇によって、クルーザーは殺し合いの舞台となってしまう。

-感想-

えぇ地道にまだ未体験ゾーン2015の作品を消化しておりますよ。
世間では2016の作品が続々公開されているってのにね。

屑とバカしか出てこない映画。
一人除いては。
誤って人一人殺してしまってパニックになるのは分かるが、どいつもこいつも自分だけが助かりたいとしか考えてない時点でゲスの極み。
証拠隠滅図って知らん振りしようや、て如何にも今時の若者らしいや。

女連中は警察に連絡したい。
男連中は嘘を並べて法の手から逃れたい。

意見が対立したら、そりゃあお互いを敵視して殺しちゃいたい衝動に駆られるのも当然。
男共は力で女共を黙らせようとするけど、女共がそう安々と従う訳もなく。
料理用のナイフやら隠してあった銃を奪って反撃に出る。
殺られてなるものかと、男共は部屋に閉じ込めたり、逃げ出したら追い掛けて捕まえて脅す。

もうね、全ての遣り口を観ていたら胸糞悪くなってくるんですわ。
脅し方にしろ、裏切り方にしろ、全てにね。

最後の方では女の一人が頭イカれちゃって、一番に今の現状を良い方向に向かわそうと試行錯誤していた割と彼らの中ではマシな男を、いきなりスクリューで切り刻んで殺しちゃいますからね。

頭が阿呆な奴ばかり揃うと、解決しそうな事案も皆の思考がバラバラだから、意見が纏まらず、結局は殺し合ってほぼ全滅。
使用されている楽曲は一丁前に良いものばかり集めているくせに、その中で流れている映像は賛同出来る要素がほぼ皆無な腹立つものばかり。

ただ、この人だけは生き残って欲しいなぁと思っていた人物が唯一、殺戮の難から逃れるってのは、願い通りの運び方にはなっていたので、そういう意味では安心出来たというか納得のいく終わり方ではあった。
この終わり方だけが救い。
他はもう最悪。

どう評価するべきか。
出てくる若者達の行動全てがムカつくので気分は☆一個なんだが、でもそういう気分でありながらも何故か先の展開は気になるのよね。
観る人それぞれにこの作品から感じるものは色々とあるかもしれない。
別に無理して借りなくても良いとも思うし、人によっては面白いと感じるかもしれないから借りてもいいよ、と書きたくもなるし。
何とも微妙な立ち位置にある作品だった。

因みに原題の「ドンキーパンチ」とは、セックスする際にバックの体位で突いている最中、男がイキそうになったら女の首をぶん殴るとアソコが締まって抜群に気持ちが良くなるらしい噓か真かの危険なプレイ。
「本当にやるか?、バカかよ!」と叫んでいたので多分ヤッちゃ駄目。
興味本位で真似すると映画みたくヤバい状況になっちまうぞ。

評価:or★★★
16/01/13DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-04-02
メーカー:プレシディオ

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