「ご老体事件」の記事に書いた「お構いなし」という言葉、
実は江戸時代の刑罰の種類から来ています。
「死罪」「遠島」「百叩き」「押し込め」・・・なんて、時代小説に良く出てきますね。
「御構い」はある地域、集団からの追放を意味していて、例えば
「江戸十里四方御構い」というと、日本橋を起点にして十里四方から出て行け、ということ。
この刑法は明治維新以後廃止されましたが、その逆の
「お構いなし」=無罪放免・・・は日常語の中に残りました。
だんだんとニュアンスもつけ加えられてきたようで、もともとは上からの「お許し」
だったものが、空気を読めない(読まない)人の言動について使われることが多くなった感じ
さらに「構う」という言葉が「気にする、世話を焼く」などの意味から
「構って」という甘えを含んだ意味の使われ方が増えたような気が・・・
つまり、構う側が上で、そちらの言いなりであるべき下々?(構われる側)のほうから逆に
「構われることを求める」意味になっているような気が・・・・ あ~~ん
今夜の担当は小林洋さん(P)
構ってほしいようなほしくないような・・・
「リクエストはありませんか?たいていできないけど」
「大丈夫明日はちゃんとしたピアニストが来ますから」などの決めゼリフあり
洋さんのお気に入りはC.C.ことカナディアン・クラブの濃い目の水割りです