銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

大人の男とは・・・

2014-11-21 14:08:49 | 日記

 冷たい雨でしたねえ 

そんな日はなぜか、遠方からのお客人が・・・ウレシイことです

「束の間ホッとできるときにぼ~~っと音楽聴いてると、ポロっと涙が

こぼれたりして・・・歳のせいかな?」

まだ40歳そこそこの方たちの会話の中で。 う~~ん、大人の男らしい

 人がいつから大人になるか、は持っている資質、環境(仕事の種類、

日常付き合う人々の色・・・)によってずいぶん違うと思います。

60代でも70代でも、大人にならない人はならない。

 一人でみえた女性が「マジでサシで話してみると、同じ歳でも男性は

子供っぽいんだな、と思うことがやっぱりありますね」と奇しくもおっしゃっていましたが・・・。

音楽を聴いて意味もなく涙できる人は、大人度と子供度のバランスに無理がないのですね。

その両方を持っていて素直に出せる人が理想的な大人の男。(私見ですよ)

女は? さあ、どうでしょうね

 

 そんな(どんな)今夜のお相手は

深澤芳美(P)下間哲(Tp,Vo)の最強ペア(何の)

下間さんはウィスキーの水割り党。深澤さんは何でも来い

でもまず最初にジン・トニックをオーダーしてくれます

季節の柑橘(今ならスダチ)を絞った爽やかな一杯を「キリリと切れ上がる」

ように仕上げるのは「やっぱりバーでなくちゃ

う~~ん、わかってらっしゃる そこんとこ大人の女

 


かなり新鮮な

2014-11-20 15:09:56 | 日記

 本日(11/20木)

高浜和英(P,Vo)山口雄三(B)Duoのステージに、新進女性クラリネット奏者

熊倉未佐子さんが参加してくださいます

高浜さんは彼女が高校生の時から共演のご縁があったそうで、

先日このブログで「ご縁」について書いたように、ミュージシャンからのご紹介で

セッションが叶うことになりました。

 大御所やベテランの「通りすがり」には恵まれているエムズですが

新しい方との共演は、また違って楽しみなもの

あいにくのお天気ではございますが、タイミングの合う方、いらっしゃいましたら

どうぞ1ステージ覗いてみてくださいませ


90年目の!?新曲??

2014-11-19 13:58:27 | つれづれ

What'll I Do? どうしたらいいの?

これしかない!と思ってたロマンスが壊れてしまった

もう修復は不能らしい

君は君の道を ボクはボクの道を行くしかない

僕たちの愛の夢は終わりを告げた・・・

これからボクは何をしよう?

君が遠く去ってしまって この沈んだ気持ちのままで

どうしたらいいんだろう?

今頃君が誰とキスしているか・・・なんて考えてしまう

胸の想いを訴えるのは写真だけ

ひとりぼっちで君を想い

叶わぬ夢を追うだけなんて・・・

これからボクはどうしたらいい?

 

 1924年 Irving Berlin作。

2か月ほど前、不思議なことに複数のピアニストから

「これ歌ってほしいなあ」と言われて覚えました。

英語の歌詞も、日本語に訳しても、内容は単純明快、メロディーも

誰にでも口ずさめる簡単(そうな)もの。  古い時代の曲はいいですね。

たいていが劇中の登場人物の語りとして作られているので、

誰が何を歌っているかは一目で誰にでも理解できます。

複雑な心のヒダやら屈託やら気を回さなくてもいいわけ。

でもその分、ステージで歌って「いいなあ」と感じてもらうのは

なかなかハードル高いかも、です。

 

 「何を歌うか」は、歌い始めたころから、いえそれ以前から、私にとっては

最大のテーマでした。かといって、自分で作詞したいと思ったこともないのです。

(最近は少々手を染めてもいますけど)

個人的な事情を歌詞にするのは好みに合わないので、「普遍的なテーマを」

「わかりやすいメロディーで」自分のスタイルで歌って「腑に落ちた」とき、

それがレパートリーになる、この繰り返しでスタンダード・シンガーは作られるのです

 

本日の担当は小谷教夫(P)大角一飛(B)ペア

16時からは[P.S.Clinic](予約満員),

1stステージ(19:45-20:30)は、[A.C.Session]

生徒さんたちも何人か参加されます。

店は普通に営業しておりますが、その状況をご了承いただいた上で

ライブ料金にて(\3,000 1drink)お楽しみいただければ幸いです

2nd(21:00~)以降は通常営業です。

 

 小谷さんは原則車通勤?なので、現場ではお酒を飲まれません。

意外と甘党であることが判明

 それはさておき、ただいまの旬カクテルは「スダチ(ジンorウオッカ)リッキー」です


お構い

2014-11-18 15:35:30 | つれづれ

 「ご老体事件」の記事に書いた「お構いなし」という言葉、

実は江戸時代の刑罰の種類から来ています。

「死罪」「遠島」「百叩き」「押し込め」・・・なんて、時代小説に良く出てきますね。

「御構い」はある地域、集団からの追放を意味していて、例えば

「江戸十里四方御構い」というと、日本橋を起点にして十里四方から出て行け、ということ。

 この刑法は明治維新以後廃止されましたが、その逆の

「お構いなし」=無罪放免・・・は日常語の中に残りました。

だんだんとニュアンスもつけ加えられてきたようで、もともとは上からの「お許し」

だったものが、空気を読めない(読まない)人の言動について使われることが多くなった感じ

さらに「構う」という言葉が「気にする、世話を焼く」などの意味から

「構って」という甘えを含んだ意味の使われ方が増えたような気が・・・

つまり、構う側が上で、そちらの言いなりであるべき下々?(構われる側)のほうから逆に

「構われることを求める」意味になっているような気が・・・・ あ~~ん

 

 今夜の担当は小林洋さん(P)

構ってほしいようなほしくないような・・・

「リクエストはありませんか?たいていできないけど」

「大丈夫明日はちゃんとしたピアニストが来ますから」などの決めゼリフあり

洋さんのお気に入りはC.C.ことカナディアン・クラブの濃い目の水割りです

 


本日;11月17日(月)

2014-11-17 12:37:38 | 日記

 ジャズバーエムズは営業いたします。

深澤芳美さんのピアノ・ソロで

(いつもは月末の月曜日ですが、来週は祝日のため繰り上げ)

今週は初手から飛ばしそうだな・・・

 

ちなみに

今月と来月は、祝日以外の月曜日は休まず営業いたします

透き通って初冬らしく輝き始めた空気の中、あまり飲み疲れのないうちに

たそがれの銀座で一杯いかがでしょう