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日々の徒然日記、旅行記など

神戸女学院 ② ~ヴォーリズ建築 一般公開~

2024年07月13日 | 徒然

図書館を出て中庭へ。

この辺りになると、みんな散り散りになって見学し始めた。(笑)
まぁ、特に順番が決まっているわけじゃなく、見学者は好きな場所を周ってポイントに居るツアーマイスターの話を
そこで聞くという仕様になっているので、地図を頼りに周ってみましょうか。

中庭を囲む4つの建物は「図書館」「総務官(講堂・礼拝堂)」「文学館」「理学館」で、全てヴォーリズ建築。
教室の数があまり多くないような気がしたけど、現在の大学の在校生は2,000人くらいなんだって。
自分が通っていた大学は6,000人くらいでキャンパスもめちゃくちゃ広かったから、こういうこじんまりとした
学校の方が、愛着がわきそう。

チャペルの見学は12時からなので、外観だけ先にパチリ。

次に入ったのは「社交館」。
お手洗いが真っピンクで驚いたけど、建てられた当時のタイルだそうでハイカラですなぁ。

食堂やクラブ室等がある建物で、2階にある「KCCルームは」まさに女子大の社交クラブって感じ!(どんな感じだ。笑)
こちらでは最初に話を聞かせてくれた総務部長サンが、ツアーマイスターとなって説明をされてました。

1階は学生たちが使用する食堂かな。
近代的な中にも、端っこに暖炉の名残があったりします。

セブンイレブンがあったので、立ち寄ってみました。

研究室や学生が開発したカレーや紅茶、クリアファイル等のグッズが。
神戸女学院のオリジナル商品なので、お土産にいかがでしょうか。

講堂とチャペルは12時以降に開くとのことだったので、12時過ぎに講堂へやってきました。
入ると目の前に半円形のプロセニアム・アーチのある舞台が。

これまでの建物でも見かけたけれど、講堂は特に八芒星のデザインのものが多い感じ。
1階と2階席に立派なパイプオルガンが置かれていたので、最初はココがチャペルかと思っちゃった。(^^;

総務館、講堂、礼拝堂は3つの建物が内廊下でつながっているので、廊下を通って礼拝堂方向へ。

礼拝堂(ソール・チャペル)、ちっちゃい!
現在は、どんな時に利用されるんでしょうかね。
広くはないけれど、柱や家具の装飾が凝っていて見ごたえがあります。
校章である三つ葉のクローバーを探すのが、隠れミッキーを見つけるみたいでちょっと楽しい。(笑)

正面にある7本の蝋燭を象ったステンドグラスが特徴的デス。

これで建物はだいたい見回ったので、最後に「シェイクスピア・ガーデン」を見学して終了。
最初はグループだったけど、途中からは個人でゆっくりと回れたのが良かったデス。
参加人数が多いですが、時間をずらせば人が入り込まない写真も撮れるしね。

神戸女学院の見学会は定期的に行われており、次回は9月に開催予定とのこと。
今回は残念ながら「理学館」や「文学館」が授業や試験があって全部を見られなかったから、
また機会があれば参加してみたいな。

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神戸女学院 ① ~ヴォーリズ建築 一般公開~

2024年07月13日 | 徒然

ネットを徘徊している時に偶然見つけた神戸女学院の「ヴォーリズ建築一般公開」。
ちょうど日程が近かったので、さっそく申し込んで行ってきました。

神戸女学院といえば関西ではお嬢様学校として知られ、家からも徒歩で行ける範囲にあるというのに、
ほとんど近寄った事がなく。(^^;

来年の2025年で150周年という古い歴史を持ち、一般公開では重要文化財にも指定されているヴォーリズ建築が見学できるとのこと。
その昔、同じ関西女子大御三家に通っていたワタシとしては、他の女子大には入った事がないので楽しみ!

事前にネットで申し込みをして、当日受付時間の10時~10時30分の間に大学へ。
10時頃に到着すると、同じ一般公開に参加される方たちがぞろぞろと来ていました。

正門を入り、看板に従って緑に囲まれたゆるやかな坂を上っていきます。
重要文化財に指定されているヴォーリズ建築は敷地内に12棟あり、見学会では7棟が見られるようになっていて、
まず最初に見えてきたのが「音楽館」。
さっき通って来た正門も建築群に含まれるんだけど、ちょうど改装中だったので見られずに残念。

ヴォーリズはたくさんの建物の設計をされたそうですが、関西でピンとくるといえば大丸心斎橋店本店でしょうか。

ぎょえ~っ、階段!(^^;
今日は雨の予報だったけど曇りでちょうど良かった。晴れでも暑くて大変そうだし。

受付場所の「メアリー・アンナ・ホルブルック記念館」に向かっていると、途中で岡田神社の祠が。
ミッション系の大学に神社があるなんて、なんだか不思議な感じですね。

渡り廊下をすすんで「ホルブルック記念館」へ。
ドラマとかで見るイギリスの寄宿舎付きのカレッジみたいな雰囲気で、テンション上がる!

教室のような場所に案内され、入口で受付をして見学者証を受け取ります。
ちなみに見学会は無料ですが、文化財維持のための協力費として1人500円の支払いがあります。

教室の中は自由席になっていて、見学会が始まる頃にはほぼ満席に。
150人くらいいたかしら? 意外と人気なのね。

机上に置いてある資料を見ながら、一級建築士の資格を持つという総務部長からイロイロと話を伺います。
そして11時過ぎになって、学内の見学へ。

<スケジュール>
10:00~10:30 受付(ホルブルック記念館)
10:30~11:15 事前説明・専門家による講話
11:15~12:00 社交館・図書館の見学
12:00~12:30 総務館(講堂・チャペル)の見学
12:30~13:00 外観からの見学

見学者が入れるのは大学部分のみで、中高等部への立ち入りは禁止。
配られた資料にマップが付いていたので、分かりやすかったデス。

いくつかのグループに分けられ、最初に訪れたのは「図書館」。
うわ~、階段ホールがステキ♪

階段を登って、閲覧室へ。

吹き抜けにある大窓は全面北向きで、本を保護しつつ夕方でも十分に光を取り入れて明るさを保つ
工夫がされているんだそう。

図書館ってなんだか薄暗いイメージがあるけれど、天井のデザインも可愛くて、勉強はモチロンのこと、
ソファー席なんかもあって、ゆったりと読書を楽しめる雰囲気がいいですね。

家具などの調度品も歴史があってカッコイイ。

窓から外を見ると、中庭が一望できます。

1階に降りると、ツアーマイスター(学生ボランティア)による説明がありました。

図書館の建物の柱の模様が「本」になっていたり(左下)、神戸女学院の校章である三つ葉のクローバーが彫刻されている等、
言われてみないと気が付かないので楽しいねっ。

②へ続く。

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