すっかり恒例となった感のある金魚の祭典、
アートアクアリウム美術館を再訪しました。
前回のテーマは「初夏の紫陽花づくし」
今回の秋の企画展では「紅黄葉(もみじ)ざかり」がテーマとなっています。
では、さっそくご紹介していきますね♪
館内に入ると、目に飛び込んでくるのが「金魚の回廊」
日本の寺社建築に見られる回廊を表現した空間に立ち並ぶ金魚の列柱。
少し進むと、アートギャラリーのように丸い水槽が並び、
様々な種類の金魚が鑑賞できる「彼岸花と金魚の共演」 秋ですね~
「金魚の滝×紅葉」
滝をイメージしたこちらの作品では、滝の上部から紅葉が垂れ下がり、
日本の自然の中に生まれる秋の訪れを表現。
どの展示作品もですが、ライティングが変化するのも面白い♡
「障子リウム」
室内から庭園の季節の移り変わりを楽しめる雪見障子をモチーフにした作品。
京都大徳寺、塔頭弧篷庵の茶室「忘筌席」にある、下吹き抜け障子に着想を得ています。
奥の方に見えるのは能面。
「新金魚品評」
水面まで顔をのぞかせた金魚を、上から眺めて鑑賞できる作品。
新金魚品評の中も紅葉や彼岸花が。
装飾に着物の帯が使われていて、日本文化に対する深いリスペクト、
そしてそれを継承して残そうとする意志。
さらに前衛的なスパイスを入れ込んだ作品たちが艶やかで
素晴らしい美のコラボレーションの数々。
「オリガリウム」
光と色との交錯を日本伝統文化の折り紙の表現で再構築した作品。
「提灯リウム×イチョウ並木と紅葉」
提灯に見立てた球体の水槽作品が小道の様に並ぶ約10mの空間がイチョウ並木に!
イチョウと紅葉に包まれた空間の中に浮かび上がるぼんぼりで秋の幻想景色を表現した作品。
全体のお写真も撮りたかったのですが、ゲストが多くて。
金魚の竹林×お月見
提灯リウムの小道を進んでいくと、月が光る金魚の竹林へと繋がっていて、
ぐるっと立ち並ぶ竹林の中央にはススキと紅葉で飾られた流木がそびえ立つ水槽作品が。
秋景色のなか、まるで金魚と一緒にお月見をしているかのような気分に。
「フラワーリウム」
アートアクアリウムの幻想的な世界観と、華道家・假屋崎省吾氏の
繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚のコラボレーション。
「ススキ並木×銀座万灯籠」
幻想空間の中でのお月見が楽しめる作品。
浮世絵師、歌川国芳の金魚図も興味深かった。
煙草を吸っている金魚や、
舟を漕いでいる金魚が描かれたコミカルでウィットに飛んだ作品も。
金魚たち、それぞれの表情が違うのもファニーで面白い。
金魚といえば、夏のイメージだったけど、
秋に彩られた空間は新鮮で、金魚の無限の可能性が感じられた
まさに芸術空間。
銀座三越8階、銀座駅直結でアクセスも✊
日本の深い伝統を残しながら、
別の世界に迷いこんだような異次元感の漂う不思議な世界でした。
館内に併設するミュージアムショップ。
外国人ゲストも多かったので(日本人よりも多い印象)日本のお土産にもピッタリですね!
オマケ:
アートアクアリウムは銀座三越に入っているのですが、
これらのイベントがデパートで開催されていることも凄い!
そして、ちょうどアートアクアリウムを訪れた日から
アナスイ×鶴屋吉信のコラボ羊羹が販売されていて(三越の地下食品売り場にあります)
自分の分と友人たちへのギフト用にも購入♪
小倉、檸檬、抹茶の三種類の羊羹が入っています。
私は檸檬がお気に入り
実は鶴屋吉信は自身の結婚式で引き出物にも選んだ和菓子
やっぱり思い入れがあります
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遊びに来てくださると嬉しいです♡