鶏挽肉に山芋を入れて、鶏つくねを作る、という話を小耳にはさみ、
これは絶対においしそうだぞと、鶏挽肉と長芋を買ってきた。
山芋ではないが、長芋も同じようなものだろう。
小耳にはさんだ程度の知識なので、分量は適当に、
さっそく長芋をすり下ろし、二つを混ぜ合わせた。
ショウガもすり下ろして足した。
混ぜながら、これは本当においしそうだと、心がおどった。
今夜は鶏つくねの鍋だ。
そこに天のささやきが聞こえた、
このおいしそうなつくねの味を逃がさないために、つくねの表面を焼いてから鍋に入れるのはどうかな?
これが天の声ではなくボクの思いつきだとしたら、ボクは天才ではないか!?と思った。
さっそく団子状に丸めて、フライパンで焼いた。
、、、そうしたら、またたく間にプライパンにくっついた、、、、
ひっくり返そうとすると、どれもくっついて崩れてしまう。
だからそれは中止、、、必死にはがして、(←愚才であることを思い知り‥‥)
半分焼け目のついた挽肉と長芋を、もう一度ボウルでこねて、
でもこれもまた香ばしいかも、と、撮影したりしながら、(←バカは何度も思い上がる‥‥)
団子状に作りなおした。
沸騰したスープの中に、丸めた鶏つくねをポタ‥‥‥、ポタ‥‥‥、と、落としていく。
しばらくキッチンで煮てから、テーブルの保温プレートへ。
ところが食事が始まり、食べようとしたら、鍋の中、どこにも、つくねがない。
あ、あった、、、たぶん、これらが、つくねだ、、、ったものだ、、、
反省、、、勉強します。