ヘルシンキ紀行〜空港エキスプレス〜

今朝のヘルシンキは１度。細かい粉雪が舞っていました。私の初雪はヘルシンキで観測しました(^^)


中央駅に行く途中、木の教会に再び立ち寄り、フィンランドの神様に無事の滞在のお礼をして来ました。


今朝もとても静かでした。案内の女性にも、お礼の祈りに来た、と言ったら喜んでくれました。


中央駅から、30分ほどのバスで行くつもりでしたが、思い立って、できたばかりの空港エキスプレスに乗ることに。
切符は中で係員から買えるとあったので、安心して飛び乗ったら、カードは使えず、現金のみ。利用される方は、みなさまお気をつけください(^^)


フィンエアーのあるT2方向へ向かいます。


空港もクリスマス仕様で美しかったです。



トナカイの毛皮も、トナカイ肉の缶詰も、売っていましたが買わなかった(*^^*)
お土産を期待している方、ごめんなさい。




来るときは欠航で、日程が一日短くなりましたが、帰りはちゃんと行けるかしら。
でももう出国しちゃったわ(^^)

ではみなさま、また日本でお目にかかりましょう。
モイモイ！

次の楽しみのため、また500円玉貯めなくちゃ*\(^o^)/*

ヘルシンキ紀行〜かもめ食堂〜

ヘルシンキは歴史のある街なのに、観光らしいものをしていませんでした。美しい街を見ないともったいないので、地図を見たり、トラムの番号を調べて、少しまわることにしました。


11月後半の今は、日の出が8時半過ぎ。
朝と言っても外は全くの夜のままで、なかなか明るくなりません。
日の入りは、なんと３時半！昼ごはんを食べると、じきに真っ暗になってしまいます。

だから、日のあるうちに動ける時間がとても短いのです。しかも、どんよりと暗い空。霧雨もしょっちゅう降っています。限りある時間を有効に使い、夜は早めにホテルに帰り、サウナで疲れを取る、という日々を送っています。


前置きが長くなりましたが、今日は、木の教会、ウスペンスキー大聖堂（ロシア式）、ヘルシンキ大聖堂（フィンランド式）、港、首相官邸、岩の教会などをまず回りました。

初めの写真が「木の教会」ですが、デザインが現代的過ぎるので、いきなり見ても「なんだこれ？」と思われるかもしれません。しかし中に入るとシンプルながらとても厳かで、祈りの気持ちに包まれました。

ロシア式のウスペンスキー大聖堂は華やか。




ヘルシンキ大聖堂は、シンプル。



イメージは違っても、それぞれ重みがありました。


港周辺にそんな大事な施設が集中しており、ロシアやスゥエーデンなどいろいろな国と向き合いながら、独立を勝ち取って行ったフィンランドのアイデンティティを感じられる界隈でした。

岩の教会はすこし離れた場所、街の北側にありました。トラムを乗り換えて向かいました。

ヘルシンキは、岩の多い街。それを利用したデザインは一見奇抜ですが、祭壇の前で手を合わせてみると、自然の力を感じたり、祈る気持ちに包まれていきました。パワースポットという感じです。不思議な体験でした。


ここで録音されたピアノのCDを売っていました。一枚買いましたので、聴くのが楽しみです(^^)♪



さて、ランチです。ここはどこだかわかりますか？
映画の舞台となった「かもめ食堂」です。
少し形を変えてはいますが、同じ名前で営業していますので、旅行中に行けたらいいな、と思っていたのです。


今日のランチは、おにぎりと魚のフライでした。
食後にコーヒーとシナモンロールも注文しました。帰ったらもう一度映画を見直したいな(^^)



さて、日も暮れてきました。名古屋で言うと、まあつまり松坂屋のような(*^^*)大きな百貨店に行きました。


洋服のブランドなどは世界中どこも本当に変わらないけど、特徴のあるのは美しいサウナ用品が並んでいたこと。


クリスマス用品も売られていました。






大きな通りの真ん中の大通り公園の電飾を見たり、


クリスマス用品のウィンドウを見たりしました。



一度くらいは本格的なフィンランド料理を食べたいと娘が言って、店を調べてくれました。
どれも家庭料理のようですが、とても手間がかかっていておいしかったです。





珍しいトナカイの肉や、名物のミートボール、ベリーのソース、にしんの甘酢漬け、じゃがいも料理もとてもおいしかったです。料理への深い愛を感じる味でした。



明日はいよいよ帰国。サウナの前に荷造りをしました。寂しいな(^^)

ヘルシンキ紀行〜海辺のカフェへ〜

昨日の朝は落ち着いていたレストランですが、夕方にN（Pではない）電機の組合の団体が100人も入り、朝食ではどのテーブルからも日本語が聞こえていました。



今日はトラムではなく、カンピから地下鉄に乗ることにしました。

フィンエアーの中で会った女の子に「オススメある？」と聞いた時に教えてくれた場所に向かいます。
海の近くにあり、森の中を散策したり、ランニングしたりする素敵なところ。
その先にカフェがあり、フィンランド人がみんな来るのだ、と言います。

ちょうど今日はマリメッコに行こうと思っていて、同じメトロの線にあるので、その前に少し寄ることにしました。


着いたところはメトロの終点、ヴォッサーリ駅。
彼女の話の記憶を頼りに、地図を見ながら歩きました。

一日中霧雨が降っていましたが、こちらの人はみんな傘もさしません。私たちも帽子だけで濡れながら歩きました。


高層住宅が続く道をどんどん歩きます。



海に出ました！


何かな？と思うと白鳥です。
なぜか人懐っこく、あちらから寄ってきます。
人を見ると、食べ物を持っているとでも思っているのでしょうか。砂浜を歩いて行くと、後から付いてくるので笑ってしまいました。



橋を渡ると、かわいらしい赤い建物が。



このカフェのようでした。
思い切ってドアを開けたら、テーブルが４つくらいあるだけの、小さな小さなカフェ。
地元のおじいさんが何人か来ていました。



中もかわいいです。


コーヒーと、紅茶と、シナモンロールを一つだけ頼みました。温かい飲み物で、冷えた身体が温まりました。


帰りは、駅までバスに乗ることにしました。
これで、トラム、メトロ、バスと三つの乗り物を制覇しました(^^)


バスの中も地元の人ばかり。
彼女のおかげで、ガイドブックにない旅を楽しむことができました。


その後はまたメトロに乗り、マリメッコへ。



家族へのお土産などを買い、話題の社食でランチもしました。でもほとんどお腹はすいていなくて、味見程度でした(^^)

朝の寒さと、ショップの暑さで、身体の調子がおかしくなり、ホテルに帰って少し休みました。旅の疲れも出てきたのかな。



少し回復したので、電話をするという娘を置いて、一人で少しだけ街へ出ました。
有名なデパート、ストックマンの灯りも美しいです。


隣のフォーラムというビルのレストランも、古い建物と合った装飾で、みんな歩きながら上を見上げていました。



こんなグリーンショップもありました。


買っても持って帰れなくて残念(^_^;)


お腹もすいてこないので、私の夕食はりんごにしました。
ハードルの高かった「測り買い」
これは番号が付いていたので、番号を押して、秤に乗せたらシールが出てきます。やっと一人でやれるようになりました。

小さい小さいりんごでしたが、丸齧りにはちょうど良い。齧るたびに皮がぱきっといって、おいしかったです。
寝る前には、今日もサウナに入りました。

ヘルシンキ紀行〜６番トラム〜

毎日朝食だけついています。
肉厚のサーモングリル。何種類ものチーズ。ずっしりとした黒パン。ベリー類。


コーヒーはテーブル毎にポットを置いてくれました。みんなおいしかったな〜(^^)



中央駅まで歩いて行き、


６番トラムに乗りました。

朝一番の仕事として、何でも乗れる交通チケットをキオスキで買っておいたのです。
自由に乗って、車内でタッチする仕組みなのですが、タッチするのを見たのはただ一人だけ。でも不正が見つかった時には、とても高い罰金があるのだそうです。


トラムは本数がたくさんあり、たくさんの人たちが利用しています。街の中は、車と、バスと、トラムと、歩行者、自転車などが秩序をもって動いています。
写真のように、「あと何分後に何番トラムが来ます」と表示があるのは、とても分かりすくていいな、と思いました。この写真を見たら、たくさんのトラムが次から次に来るのがよくわかるでしょうか。



きれいな街並みを通り、降りたところは終点の一つ前の駅「アラビアカトゥ」アラビア通り、という意味だそうです。

今回の旅行の目的の一つ。それは、「アラビア」という陶磁器のアウトレットでのショッピング。


「パラティッシ」（楽園）という名前の、美しいお皿があり、憧れていました。それを買うことができたので、どんな風に使おうかワクワクしています。

ガラスで有名な「イッタラ」もありますが、いくつか持っているし、今は欲しいものがなかったので、これはパス。



日本でも人気のあるムーミンシリーズも、たくさんありました。




一角にはカフェがあり、軽食や飲み物を取ることができます。


ランチにスープがあったので頼んだら、野菜がごろごろ。火を通した野菜を食べたいなと思っていたので、堪能しました。


名物のシナモンロールを、フィンランドに来て初めて食べました。おいしい(*^^*)
美しいお皿は、もちろんアラビアです。




広い建物の中には、傘下のいろいろなショップが並んでいます。アウトレットといっても、美しく展示されており、見ているだけでも楽しいです。

「フィスカルス」というとハサミを思い浮かべますが、現代アートのような展示がされていました。


奥の方のオレンジのオブジェは、


近寄ってみると、みんなハサミ！！



これは斧？！



ペンチはカラスのよう(^^)



美しい螺旋を描いて下がりながら展示されているのは、シャベル！



キラキラと輝くシャンデリアかと思うと、スプーン！
遊び心溢れるデザインの数々でした。


二階にはライブラリーがあり、大人、赤ちゃん連れ、お年寄りなど、たくさんの人が本を読みに来ていました。



ちょっとブラックな女の子の絵本や、



日本のマンガも。
ナルトや、ハガレンもありました。



CDのコーナーには、もちろんシベリウスも*\(^o^)/*


素敵なデザインの椅子も、普通に並んでいました。



一旦、お皿をホテルに置きに戻り、再び同じ６番トラムに乗って、マーケット広場に向かいました。

日が暮れるのが早いので、広場の露天は店を畳んでしまいましたが、オールドマーケットという古い二階建ての建物の中にはたくさんの店がありました。
有名な映画「かもめ食堂」の中でも、小林聡美が買い物をする場面があります。


肉屋にはトナカイの肉もあるそうです。


チーズ。



八百屋。



調理した魚もたくさん。



数種類の海老、小魚、魚卵。


サーモンもたくさんありました。
もちろん生のサーモンも半身ずつ売っていました。できるものなら買いたかったな〜(^^)



外から見るとこんな感じ。3時半くらいですが、夕闇が迫っています。



街に戻ると、すっかり暗くなっていました。



カンピショッピングセンターに、寿司屋さんがありました。とても人気があるようで、次々にお客さんが入ってきます。



二人で味噌汁を飲んでいる人を見かけました。



うどんを食べている人も見ました。


持ち帰りもできる、というので、一つ買いました。本場のサーモンが食べてみたかったので、サーモン多めのやつです。


魚屋さんで、味つけしたサーモンは一切れずつ買えたので、冷蔵庫に入れてあるレタスとサラダにして、夕食にしました。




そして、今夜のお楽しみは本場のサウナ*\(^o^)/*

今朝フロントで「脱いだ服はどうしたらいいのか」と聞いたら、部屋からバスローブを着ていけばいい、というのです。
聞き間違えたかと思い、何度か確かめたのですが、やはりそれで良いようで、「それはすごくいいね！」というと「そうでしょ〜(^^)」との返事。
それで夜を楽しみにしていたのです。
ちょっと旅館の温泉みたいですね。



日本のサウナは、実は苦手な私。
こちらのやり方は、熱い石に柄杓で水をかけて蒸気を出す、というもの。
水をかけた途端に蒸気が上がって、熱風が押し寄せてきます。
それがとても気持ち良いのです。
少しすると空気が乾いてくるので、またかける。熱風。
それを繰り返すうちに、じんわり汗が滲んできました。

サウナは部屋が男女別になっていて、お尻の下にシートを敷き、裸で入るのだそうです。
朝と夜に入れるところも、旅館の温泉のようですね。


最後にシャワー浴びて、さっぱり。
部屋に戻って、少し洗濯をして、ベッドで日記を書くうちに寝落ちしてしまい、夜中に書き直しています。
こちらではとても早寝です(^^)

ヘルシンキ紀行〜スーパー偵察〜

初めて乗るフィンエアー。「少しだけ良い席にしときますね」と言われて、マリメッコのポーチがもらえる席になりました。



ポーチの中には、アイマスク、靴下、耳栓、歯ブラシセットなどが入っていました。

かわいい(^^)

ミールを食べたり、


おやつを食べたり、


アイスを食べたり、


着く頃には、またミールを食べたり。


後は映画を二本見ました。バレエを題材にした「ブラックスワン」と、キャメロン・ディアスが主役を務めたコメディにしました。（題はもう忘れてる）(^_^;)


ヘルシンキに着いた時には、夕暮れ。
空港バスが中央駅に着いたら、すっかり真っ暗になっていました。
ホテルに荷物を置き、今日は疲れているので近くのスーパーやショッピングモールだけ偵察しました。


量り売りも多くて、みんな自分で計ってシールを貼っていました。

今夜は「カンピ・ショッピングセンター」の一階にある「Kマート」で、パンとハムとレタスと、チューブに入ったマヨネーズのようなものを買って、


結局、いつも家で食べているようなサンドイッチを軽い夕食にしました。


時差でとっても眠い。
明日はどんな日になるかな？

寒さはねー。
多分札幌くらいかな、と思いました。