GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

まとめれきれるのか? 白黒パンダ-2

2020-02-25 22:55:46 | MUSIC/TV/MOVIE

「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」のレビュー続編。

今回もネタバレ満載なので、録画してまとめてみようと思ってる人や、オンデマンドとかで見ようと思ってる人はここから先は読んではいけませんよ。

 

前回第五話まで書いたので、第六話から。

門田先生殺しの容疑者になってる横浜流星は、Mr.コンプライアンス佐藤二朗からも「君との仲はこれまでだ/連絡はしないでくれ」と関係を非情に切られる。悪い政治家が今まで悪事をさせてたやつが下手を打った時に言う常套句ね。

TV記者の要潤にはすでに飼育員であることがバレているが、それでも横浜流星に協力してくれて調査&情報流してくれる。

 

流星は被害者遺族の会の怪しい二人に会いに、墓参りの場所に行き確かめる。流星と戦った時のかかと落としのダメージが腕にないことから、彼らは偽パンダではないと確信する。そしてそこにまたもや警察が。その場から逃げる流星。でも警察が捕まえたのは被害者の会の二人。

要潤からの新たな情報では、警察は二人を犯人に仕立て上げ事件の幕引きをするみたいだと。

 

清野菜名は喫茶店に訪ねてきた流星の彼女・白石聖に、まるで犯人へのインタビューのごとく流星との仲を追及される。コアラ男が撮った写真を突きつけられ、流星と会ってたこと、親密なことを責め立てられる。そして言いたいだけ言って去っていく。グランメゾン東京で、玉森裕太の彼女役だった朝倉あきのように怖い。

 

白石望に言われたからか、横浜流星に「もう会えません」と言う清野菜名。失恋しても明るく振舞おうとする清野菜名に椿鬼奴は秘伝のデミグラスソースの作り方を教え、升毅はこれからも囲碁をバシバシ指導すると言う。升毅は殺された門田先生に「アナンタも同罪じゃないんですか」と意味深なこと言われてたし、血らしきものが付いた手を流し台で洗ってたよね。関係ないが升毅が喫茶店のカウンターの中に入ると、ひかり法律事務所のCMを思い出してまうのは俺だけか。

 

喫茶店閉店後、清野菜名を残して先に帰る二人。そこへ横浜流星登場。

流星に再度「もう会えないです」と伝える清野菜名。「サヨナラ」という横浜流星。しかし、その言葉と裏腹にコーヒーにミルクをとろ〜〜っと入れて、ミスパンダへ覚醒。パンケーキシロップだけじゃないんかい。もちろんBGMはいつもの「アマナマ〜ナマ〜」だ。恋愛バージョンに行くのかと思いきや覚醒させるなんざぁ、横浜流星、なかなかの悪である。

その横浜流星は喫茶店に行く前に佐藤二朗に面会してて、その際土下座して何かを懇願してた。

 

「本物のミスパンダの中継だよ〜」とネット配信が始まる。そこには椅子に縛られゴリラの面を被らされた人が。ミスパンダ曰く「法務大臣だよ〜」。

中継を見守る警視庁捜査一課課長・高橋ジョージ。だけど動かない。「ゴリラが本当に法務大臣と確認するまでは」と。

「ここがどこかわかるよね〜」とメッセージを送るミスパンダ。そう、あの偽パンダの映像の場所だ。高橋ジョージは誰かになんか指示する。中継は一時中断する。

 

現場にハブとマングースの高橋努と江口のりこが登場。あっけなくトラップに捕まる。拳銃を持ってる奴を麻袋くらいで拘束するのは厄介だと思うが、とにかく簡単に捕まる。

ネット中継は再び始まり、ゴリラマスクの横に椅子に縛られた二人も座ってる。ゴリラマスクを外すとやはり法務大臣・佐藤二朗。高橋ジョージは部下に場所を言い、現場に急行させる。

「さて、クイズです」と事件の真相にまつわる問題を出す。面倒臭そうに答える江口のりこがいい味出してる。で、今回の事件の真相がはっきりしたところで警官隊が突入。

 

さて、だらだらと六話のあらすじを書いたが、謎はここから。

7年前の爆破事件の容疑者が冤罪だったことや、今回の偽パンダが容疑者口封じのためのものだったとかは明白になったが、本筋の謎は何も解決してないどころか、さらにまたもや増えていく。

 

 

警官隊が突入してきた時「じゃぁね」って去ろうとしたミスパンダに佐藤二朗は「久しぶりだな」と言う。「初めましてだけど」と清野菜名は訝しく返答する。

そういや佐藤二朗は以前も「よりによってまたパンダか」と言っていた。初代ミス(ミスター)パンダがいたのか?

その初代パンダは山口紗弥加か?田中圭か?それとも升毅?意外なところで椿鬼奴か?

ミスパンダを追いかけようとする警官隊に「それよりこっちの容疑者の確保が先だ」と二人を逃がそうと協力するかと思えば、その後警視庁捜査一課課長の高橋ジョージに会いに行き、捏造事件の資料をネタに恫喝する。しかし「以前の事件が明るみになればあなたも・・・」と高橋ジョージに言われ「そだね」って。佐藤二朗、第六話目にしてもまだいいやつか悪いやつかわからん。

引き出しの中から警察手帳を出してきて、挟んであった田中圭とその子供の写真を見ながら「ますます君に似てきたよ」と言ってた。以前から知ってるってことだな。じゃぁ、横浜流星を飼育員にしたのは何故?初代飼育員が田中圭か?

 

そして第6話ラストで、ミスパンダは火を見て怯え、そのままリコが覚醒。なんでここにいるのかなんでこんな格好をしてるのか戸惑ってるところで終わり。

第四話〜六話で山荘での火事で生き残ったのはリコだったことが判明。そして母・山口紗弥加に溺愛されてたのはレンだから、リコはレンになることを決意。そして門田先生(山崎樹範)に願い出て人格を入れ替えてもらってたことが明らかになっていた。(門田はこれを論文に書いていた)

でもさ、母が愛したのは天才囲碁少女と呼ばれたレンだよね。じゃぁリコがレンの人格になったとはいえ囲碁まで強くなるの?さらにどう見ても人格を入れ替える前のリコは、母や秋元才加が言うような不良少女には見えないよ。でも、ミスパンダの身体能力はリコのものだよね。流星の催眠によってリコが覚醒してたのなら第六話ラストで出てきたリコはまた別のリコか?よくわからん。

 

第七話でいきなり急展開。

精神科医の門田を殺したのは母の山口紗弥加だった。山荘の火事で生き残ったのはレンではなくリコだった事実を知った山口紗弥加は、門田に会いに行き、そこで彼がその経緯などを学会に発表してることを知り激昂する。そして殺してしまう。

今回ミスパンダ達が罠にはめたのはその母・山口紗弥加。門田の部屋はパソコンなどが徹底的に壊されてたが、ネット中継の画面ではいかにもデータが残っていたかのようにしておびき出した。

って、精神患って入院してる山口紗弥加がネット中継見るのか?データ消去などをパソコンやモニターハードディスクを破壊するような奴が、ネット配信の画面見ただけで、「あのデータがまだ・・・」などと思うのか?

 

現在はリコであるミスパンダ・清野菜名はそれでも母・山口紗弥加に「レンではなくリコ」とカミングアウトするが母はリコを認めない。それどころか山荘に日をつけてリコを殺そうとしたのは私だとカミングアウト。

リコは助けに来てくれたレンを見捨てて逃げてしまったことの罪悪感もあってレンになる決意をしたが、やっぱり母に愛されない子供って辛い。

山口紗弥加は自首したみたいだ。

そして7話ラストでは、要潤の手によって「コアラ男は田中圭だった」とTVで放送されてしまう。それを見た横浜流星は泣く、わめく、大事にしてたパンダも放り投げる。

 

謎はなんとなく解明されつつあるが、まだまだ残ってる。

 

最大の謎はコアラ男。

娘・白石聖の誘拐事件は、佐藤二朗の世間の同情票と注目を集める為の自作自演だったのか?

横浜流星の父・田中圭は本当にコアラ男だったのか。うがった見方をすれば、本当のコアラ男をおびき出すために要潤=TVを使ってあぶり出すための手段とも取れる。

それなら横浜流星と清野菜名があってる時に盗み撮りしてた現在のコアラ男は誰なんだ。

俺は佐藤二朗の長男の一郎が怪しいと思ってる。ほとんどモブキャラのようだが、実はってことはあり得る。佐藤二朗の秘書兼運転手もやってるがいつも軽く扱われ、相手にされてない。横浜流星を胡散臭く思ってるし、妹の白石聖を溺愛してる。条件は揃ってる。

 

それと佐藤二朗の妻=白石聖の母にあたる人間は出てきてない。田中圭の妻=横浜流星の母も出てきていない。山口紗弥加の夫=清野菜名の父も出てきていない。

まさか田中圭の奥さんは山口紗弥加で、佐藤二朗の元嫁とか愛人だったとかいうオチじゃないだろうな。

それなら横浜流星と清野菜名は兄妹だ。でもそれなら娘の白石聖と付き合ってることを許すのもどうなんだ?

 

他にもいろいろあるけど、こうなったら最終回まで見るしかない。

いや、見なくてはならない。

頼むから中途半端に終わらせて「続きはWEBで」とかにしないでくれよ。テレビドラマだけで完結してくれよ。

 

あと、清野菜名は今回一人4役をしている。正確には人格だけの4役だが、川田レン、川田リコ、ミスパンダ、覚醒してしまったリコ版ミスパンダ。すごいなぁ。

彼女は倉本聰さんの「やすらぎの郷」で石坂浩二演じる脚本家の昔の恋人と、若き脚本家の卵の二役、「やすらぎの刻〜道」の昭和編で幼女でやってきて後に根来公平(風間俊介)と結婚する根来しの、平成編でいとこの堺しのぶの二役を演じている。

ちなみにこのドラマは前作「やすらぎの郷」が野際陽子さんや津川雅彦さんの遺作。今回の「やすらぎの刻」が八千草薫さん、梅宮辰夫さん、中村龍史さんなどの遺作である。

清野菜名は八千草薫さんがお亡くなりになられた後、遺言で愛用の着物をいただいた。八千草さん清野菜名に期待してたんだろうな。頑張れ!清野菜名。

 

 

 

 


まとめきれるのか? シロクロパンダ-1

2020-02-25 19:36:54 | MUSIC/TV/MOVIE

「白のパンダは パンダじゃなくてしろく〜ま」

PUFFYのアジアの純真を嘉門達夫が替え歌メドレーで歌ったせいで、パンダを見ると「クマやん」と思ってしまう。目の周りに黒い模様があってそれが垂れてるように見えるから「可愛い〜」なんて言われてるが、所詮クマだ。山で出会ったら逃げるに限る(日本の山に野生パンダはいないけど)。

 

さて、いきなり本題からずれてしまったが、今回は「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う」。

例によってネタバレ満載なので、録画してまとめてみようと思ってる人や、数回見逃してODVとかで見ようと思ってる人はここから先は読んではいけません。なお「見てたけどイマイチ伏線が多すぎて脱落してしまった」という人は読むと「あぁそうだったのね」と思ってもらえるかもしれない。というオレも「謎多すぎ!」と「これ、最終回までにまとめれるの?」と思いながら毎回見てるのだ。

 

番宣が始まった時、「ミスパンダと飼育員のバディが、Mr.ノーコンプライアンスの依頼を受けて、グレーな奴らに白黒つける!」ってな感じだったので期待した。面白そうだ。

しかもミスパンダは清野菜名、飼育員は横浜流星というどちらもアクションができる若手俳優。さらにMr.ノーコンプライアンスを怪優佐藤二朗が演じるとなれば、これは見なくっちゃと。

 

第1話目の出だしは良かったのよ。

なんか悪いことした政治家(はっきりわからなかったが川崎麻世のような気がする)のアジトのようなところにミスパンダ(清野菜名)が乗り込んできて、ネット中継しながらアクション!グレー(法の目をかいくぐってる)な政治家に白黒つけるよとばかりに暴れまくり真実(不正)を白日の元に曝す。

 

清野菜名といえばアクションと言ってもいいくらい身体能力が高い。メディアが彼女のプロフィールを説明する欄では、すぐ【TOKYO TRIBE】とか【東京無国籍少女】とか書かれてるが、俺は【ウロロボス】でのアクションを推したい。最終回の一つ前の回で、生田斗真を相手にいきなり始まる格闘シーンは圧巻だったぞ。是非見てくれ。

そして、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から次の指令が飼育員(横浜流星)に伝えられる。芸能事務所の社長(和田正人)のグレー。これを白黒つける。

 

ね、ここまでなら普通のアクション娯楽ドラマだ。法で裁けないグレーな奴らを、ギッコンバッタンやっつけてくれる清野菜名を見てスカッと爽やか。「さぁ明日も仕事だ(学校だ)」となるだろう。

 

しかし、このドラマはこの第1話の時点で既に難解で意味深な伏線が出まくるのだ。はっきり言って「詰め込みすぎやん」って思ったくらいだ。

 

ミスパンダ(清野菜名)は川田レンという女の子で、子供の頃には天才囲碁少女ともてはやされてた。今は囲碁の師匠である升毅の喫茶店GOBANでバイトしてる。ネガティブな性格と思考が邪魔して囲碁大会でもいまいち勝てない。精神科医・門田(山崎樹範)のカウンセリングを受けてる。

飼育員の森島直樹(横浜流星)は大学で精神医学を学んでて、山崎樹範のゼミの生徒。「メンタリストN」という名前でTVに出てたりする。警察官だった父親・田中圭は亡くなっている。

横浜流星に仕事を依頼するMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)は、過去に娘(白石聖)がコアラのマスクをかぶった男(コアラ男)に誘拐され、マスコミの前で「娘を返してくれ〜」と土下座して懇願したことがある。1話のラストで法務大臣であることが明かされる。

 

これだけでも設定が盛りだくさんに結構あるのだが、甘い。まだまだ出てくるのだ。

レン(清野菜名)の母である川田麻衣子(山口紗弥加)は精神を病んでて入院してる。

病室に置いてある写真には山口と一緒に両脇に娘らしき子供が写っている。

その写真はレンの部屋にあるのと同じだが、塗りつぶされてる子が逆になってる。

檻に入れられた子が泣き叫ぶ映像が差し込まれる。

二人の女の子が小屋の中で炎に包まれてる映像が差し込まれる。

横浜流星の父(田中圭)は事件を追っている最中に行方不明になり、数年後白骨遺体で見つかる。

横浜流星の部屋にあるパンダのぬいぐるみは、田中圭が亡くなる前にくれたもの。その中にはコアラ男の誘拐事件を録画したUSBメモリが入ってた。

コアラ男に誘拐された佐藤二朗の娘・白石聖は現在、横浜流星の彼女だ。

白石聖はテレビ記者で、ミスパンダに興味津々の横尾要の部下。

さらに自称天才囲碁少女・楓(吉田美月喜)が喫茶店に現れ、清野菜名に囲碁勝負を挑む。

楓はミスパンダに憧れてるらしく、屋台で売ってるようなパンダのお面をつけた変な中学生。

とまぁこんな感じ。

 

「もっと横浜流星にもアクションさせようよ〜」とか、「ネガティブな囲碁女がどうやったらミスパンダに覚醒するの?」とか、「なぜパンダコスチュームに変身するの?」とかが加わって、この先一体どうなることやらって感じだった。

 

向井理「10の秘密」、竹内涼真「テセウスの船」、天海祐希「トップナイフ」、沢村一樹「絶対零度」。今クールではやたらと謎が多かったり、やたらと登場人物それぞれの過去が絡んだりするドラマが多い。その中でもこの「シロクロ」は特に多い。

 

さらに第二話以降、謎が解決するどころかどんどん増えていく。

第二話では元文科省事務次官の渡辺裕之による、大学入試の不正を暴く回。アクションシーンはいいのだが、伏線がさらに描かれ広がっていく。

 

横浜流星がパンケーキにシロップをかけるのを見ることによって清野菜名は川田レンからミスパンダに覚醒する。

レンは囲碁を打つ時も左利きなのだが、ミスパンダは笹を右手で持っている。

どうやら火事で死んだのはレンの双子の姉・川田リコみたいだ。

母親の山口紗弥加はレンを溺愛し、リコは檻に入れてネグレクトしてたみたいだ。

 

第三話はスピードクライミングのオリンピック日本代表候補(秋元才加)が、練習中に怪我をする。誰かが故意にワイヤーに切れるように細工したみたいだ。レン(清野菜名)と秋元才加は中学時代の同級生。秋元はレンの姉の川田リコとは仲よかったが、レンのことはあまり覚えてない。リコは不良だったとか、おてんばだったとか語る。

 

リクエストが多かったのか、第二話第三話と横浜流星のキレッキレのアクションがかなり導入された。(肉体美も)

しかし、謎はどんどん深まっていくばかり。何一つ謎が解明されないうちに伏線が広げられていく。大丈夫か。

 

第四話ではもうファンサービスとしか思えないくらいの横浜流星ショー。

楓(吉田美月喜)の通う中学校(進学校)で、いじめ事件を告発する事件が発生。先生はもみ消しを図ってる。「ミスパンダに真相暴いてくれ」と級友をプール上の椅子に縛り付け、「もし暴いてくれないなら殺す」とねと中継。駄々っこちゃんか。

 

横浜流星はMr.ノーコンプライアンス佐藤二朗に「どうしましょう」とお伺いをたてるが、「こんなことでミスパンダを出すわけにはいかない」と断られる。そりゃそうだろう、今後あらゆる奴らが「ミスパンダに真相を暴いてほしい」って模倣してへんな事件起こすだろうしね。

仕方がないから横浜流星はパンダのぬいぐるみを通じて、ミスパンダのふりして犯人の学生と交渉する。大学構内を警備員からヒラリヒラリと逃げながら。まるで漫画。いや、漫画が原作らしいんだけどね。横浜流星ファンが泣いて喜ぶくらい、クールにコミカルに。階段を縦横無尽に駆け巡り、棚や壁に登ったり乗り越えたり、ドアに隠れたり警備員の追跡をかわす。そして圧巻の体術、パルクールってやつですか?見事な動きだ。

 

おっといけない、余談が長くなりすぎたが、この事件は別に本筋(謎)には全く関係ない。「私に何でも相談して」と熱血・親切ツラした臨時教職員によって生徒は嵌められただけというオチ。

この第四話で重要なのは、横浜流星と清野菜名が喫茶店で喋ってるところや、図書館で会話してるところにコアラのぬいぐるみが置かれてて、録画されてたこと。

そして喫茶店マスターの升毅や奥さんの椿鬼奴が、レン(清野菜名)のお母さん(山口紗弥加)と知り合いだったこと。何か秘密を知ってるみたいだ。

鉄の柵でできた門を超えて逃げる時にミスパンダに異変が。どうも昔の檻に閉じ込められてた虐待の記憶がフラッシュバックするみたいだ。可愛がられてたのはレン。虐待されてたのはリコ。ミスパンダはレンのはず。逃げる二人を要潤が見つけるがフツァリはそのまま闇に・・・。

翌日、横浜流星はレンの担当精神科医・門田(山崎樹範)を問い詰める。記憶の入れ替えとやらを川田レンにしたのではと。

また増えたよ謎が。

 

ラストでTV記者の要潤に横浜流星は「飼育員さん」と呼ばれる。

 

第五話ではミスパンダと飼育員の偽物が出てくる。7年前のショッピングモール爆破事件の犯人を、護送車から偽パンダらが強奪。そして倉庫でナイフを突きつけ拷問するのをネット中継。

この偽パンダ調査にも佐藤二朗は乗り気ではない。横浜流星に「コアラ事件に似てませんか?」と言われさらに不機嫌になる。

さらにハブとマングースというしつこそうな二人の刑事(江口のりこ/高橋努)が現れる。

被害者の会の二人も空手の有段者らしく怪しい。伏線の回収どころか怪しい奴がまた増えたよ。

 

精神科医の門田はレン・清野菜名に「横浜流星とはもう会わないほうがいい」と言われるが断る。しつこく喫茶店の裏口までやってきて再度説得する門田。「だが 断る」と岸田露伴(JoJo)のように断る清野菜名。

 

飼育員・横浜流星は、Mr.コンプライアンス・佐藤二朗の苦言を無視して偽パンダのアジトを突き止める。ミスパンダ(本物=清野菜名)と現場に行き、偽ミスパンダらと格闘。いやぁ、かっこいいよ。横浜流星の空手が見れるよ。後ろ回し蹴りからかかと落としまで、かっこいいよ。

清野菜名も圧勝。飛んできたナイフを空中で受け止めるよ。漫画だよ。そのナイフには血がべっとり。逃げる偽物たち。そこには首を切られた爆破事件容疑者の無残な姿が。そこに踏み込んでくる警察。タイミング良すぎる。どうやら嵌められたらしい。しかもネット中継されてしまってる。

警察官(っていうかSATみたいな特殊部隊)と格闘しながら逃げる二人。アクションシーンは楽しいね。でも、またもミスパンダは肝心な時に火を見てフラッシュバック。

 

そうこうしてる間に精神科医の門田は学会に提出するレポートを仕上げる。人格の入れ替えを双子で行った論文。だが五話のラストで門田は部屋で殺され死んでしまう。升毅は血の付いた手を洗ってる。

 

もう、これ本当に最後まとめれるの?ONE PIECEのごとく次から次へと広げるのはいいが、NHKの大河ドラマや朝ドラじゃないんだ。相棒とか科捜研の女みたいにseason何とか続けるのなら別だがね。最終回後味悪く終わって「続きはWEBで」だったら怒るで。

 

長くなりすぎるので、次回に続く。

書いてるだけで謎や伏線はいっぱい出てくるが、そのほとんどは全然回収されてない。

これ、本当にまとめられるのか?