徳丸無明のブログ

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ヤマザキビスケット チップスター うすしお味・コンソメ・のりしお

2023-03-10 21:59:41 | 
今日は星の欠片です。








一般的なポテトチップスはスライスしたポテトを揚げたものですが、チップスターはすりつぶしたポテトを固めて焼き上げています。さっぱりしたノンフライを求める人に。
夢の話をします。「こうなりたい」という夢ではなく、眠ってるときに見るほうの夢です。
他人の夢の話って、往々にして退屈ですよね。なんか本人だけが面白がってて、周囲と温度差があるというか。
だから今からするお話も、楽しんでいただけるかどうか、心もとありません。あまり期待せず、ヒマつぶし感覚で気楽にお読みください。
中学のときに見た夢です。たぶん中一。夢ってだいたい目が醒めてしばらくしたら忘れちゃうんですけど、この夢はなんか印象深かったんで、よく憶えているんです。
僕は中世ヨーロッパのような世界にいました。石造り、もしくはレンガ造りの街並みが広がっています。
その世界は、ラクダが一番偉い、という世界でした。人間よりもラクダが偉くて、人間がラクダに仕えているのです。人間の間にもランクがあって、金持ちや貴族などの階級が上の人たちは、ラクダに近い裕福な暮らしをしているのですが、それより下の、虐げられている階級の人たちがいて、人としての尊厳を奪われた扱いを受けているのです。
僕はその、一番下の階級でした。
身分が低いため、お風呂に入ることもできない僕は、町の広場に設置されている、公共のシャワーを浴びに行きました。冷たい水のシャワーでしたが、自分にはそれしかなかったのです。しかしそのシャワーの横には、巨大なブランコが設置されており、ラクダが乗って遊んでいました。
その世界のラクダは、現実のラクダの10倍くらい体が大きいのですが、その巨大なラクダが、10~20メートルくらい上空にブランコを漕ぎ上げ、ものすごい勢いで落下してきます。ブランコは地面に一番近くなるとき、シャワーの真横を通るため、非常に危なっかしいのです。
僕はシャワーを浴びようとしましたが、ブランコに乗ったラクダが弾丸のように突っこんでくるため、慌てて避けねばなりません。ラクダが上空にいるスキをうかがって、2度3度とチャレンジしてみましたが、滞空時間が短く、すぐに落下してくるため、浴びることができませんでした。
僕はシャワーをあきらめ、広場を離れました。近くの森の中に行き、ラクダの文句をぶちまけました。いらだちが治まらなかったので、「なんだよあのヤロー、ふざけんじゃねえよ」と、ラクダの悪口を延々言い続けたのです。
するといつの間にか、頭がラクダで体がカンガルーという見た目のヤツが、背後に立っていました。体の大きさは普通のカンガルーと一緒です。夢の中の世界では、そいつもラクダの一種で、巨大なラクダの次に偉い種族、という設定になっていました。当然僕よりずっと偉いわけです。そいつにラクダの悪口を聞かれてしまっていたのです。
そいつはゆっくりと近づいてきて、「ラクダは・・・怒ってます!」と言いました。そして僕の両肩に前足をかけました。
皆さん、カンガルーのケンカを見たことはありますか?オスのカンガルーがメスをめぐってケンカするとき、相手の肩を前足で掴み、しっぽを地面について体を支えながらドロップキックをくらわせます。
頭がラクダで体がカンガルーのそいつは、その体勢に入ったのです。
僕は、「ああ~もうダメだ~、やられる~」と思いました。その直後、目が醒めました。
助かってホッとした、そんな夢です。
お楽しみいただけましたか?


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
いよいよです。政府は今月13日からマスク着用を個人の判断に委ねる方針に。よーやっとまあ、好きにしようと思えば好きにできるわけですよ。
ただ、気になるのが接客業の人たち。客にマスク着用を求めることはなくなるとしても、「客からの監視の目」を意識して、自分たちは着け続けないといけない、と考えるはずです。
クレーマーが異様に増加している昨今。マスクを外していたら、すぐさま苦情に結びつきかねない。
それに、クレーマーとまではいかなくても、従業員に厳しい目を向ける客はいくらでもいます。そういった人々によって、ネットやSNSに批判的なことを書かれるかもしれない。
このように、つねに「悪評」に気を遣わねばならない現代において、店の評判を落としたくない接客業の人たちは、軽々しくマスクを外すわけにはいかないのです。おそらくはどこの店でも「当面の間はマスク着用のままで」という方針のはずです。特に飲食業だと、「マスク未着用=不衛生」というイメージが固定化しつつありますから、より外しにくいでしょう。
では、いつになったら接客業の人たちはマスクを外せるのでしょうか。
たぶん、なんらかのきっかけがないと、ずっと外せないと思います。
だから、きっかけを作り出さないといけない。じゃあ、誰がどうやって作るか。
ここはやはり、政府の指針によるのではないでしょうか。政府に頼るのはなんかシャクですけど、でも影響力の強さで考えたらそれが一番。
政府に、「接客業の人たちもマスク外していいですよ」って発表してもらう。そんで国民全体に理解をうながす。それが一番効果的なんじゃないでしょうか。
これまで休業要請や時短要請など、様々な負担を課してきたじゃないですか。だったらいくらか見返りというか、配慮があってしかるべきでしょ。
「個人の判断に委ねる」では、接客業はマスク外せない。ヘタすりゃずっと外せない。だからそこも、政府が世話を焼くべき。
今月13日からしばらくすぎて、マスク外す人がだいぶ増えてきたら、「もういいかな」って気分が蔓延してくるでしょう。したら、接客業の人たちに対する視線も厳しくなくなるはずです。タイミングとしてはそれくらいまで待たなきゃならないでしょうけど、政府はそれを見計らって接客業向けの指針を発表していただきたい。
そうするべきだし、そうしないと接客業の人たちがマスク外すきっかけは生まれないと思います。