今日は北の都市の最高なやつです。
袋麺を買ったほうが経済的ではあるのですが、鍋を洗うのもめんどくさい独身ひとり暮らしはカップ入りを選ぶのです。みそと塩、どちらが美味しいのかって?気分によるでしょ。
麺・・・そうですね、麺にまつわる思い出話でもしましょうか。小学2年のときの、給食の話です。
よく給食をおかわりしているヤツいましたよね。僕はそんなに食べるほうではないので、あまりおかわりをした記憶はないのですが、毎回すごいスピードで自分のぶんを食べておかわりもらいに行くヤツがいました。おかわりができるのは配膳分ぜんぶ食べ終わってからなので、残り物にありつくには早い者勝ちなのですね。だから急いで食べようとする。どこの学校でもクラスにひとりくらいはいたんじゃないでしょうか。
小2のときのクラスメイトにOってヤツがいまして、そいつがよくおかわりするタイプでした。
ある日、ナポリタンスパゲッティが出ました(当時はまだパスタという言葉は一般的ではありませんでした)。献立名は「ケチャップスパゲッティ」だったかもしれません。ベーコンと玉ねぎが入ったシンプルなやつだったと思います。O君は配膳分を食べ終えると、当然のようにおかわりをもらいに行きました。
給食は班ごとに机を合わせて食べていました。僕とO君は同じ班でした。そのときの僕はちょうど窓際の席でして、班同士で机を合わせると、背中を窓に向ける形になっていました。
そして、僕の机と窓の間はせまく、うしろを通り抜けるスペースがありませんでした。おかわりのスパゲッティを手にしたO君は、僕のイスのうしろに乗って自分の席に戻ろうとしました。僕が座っているイス、僕のお尻のうしろに乗り、イスを乗り越えて自分の席に戻ろうとしたのです。
ちょうどその瞬間、僕はほかの友達に呼ばれて体をよじりました。そのせいで足の置き場をなくしたO君は、バランスを崩してハデに転びました。
床に背中をつく形で転倒したO君。起き上がると、頭からスパゲッティをかぶっていました。
O君は坊主頭だったのですが、ナポリタンスパゲッティによって長髪のようになっていたのです。まるでマンガのような、ベタなコントのようなありさまでした。
僕は爆笑しました。O君に「徳丸君が急に動くからぁ」と恨み節を言われましたが、そんな文句など耳に入らなくなるくらいおかしく、しばらくの間笑い転げていました。
ちなみにそのO君、1年生のときも同じクラスだったのですが、あるとき「消しゴム貸して」って頼んだら断られました。なんで貸してくれないのかと尋ねると、いかめしい顔をして「盗まれるかもしれんけん」と答えました。
僕はあきれました。小1でそんなことを言ったのです。「盗むワケねーだろ!」と思いましたね。
今振り返ってみたら、人の物平気で盗むようなワルガキたくさんいましたから、自己防衛としてはわからなくはないのですが、でも面と向かって「盗まれるかもしれないから貸さない」なんて言うか?
ひょっとしたら、親から「貸すな」と命じられていたのかもしれませんが。だとしたら、なかなかエッジの利いた教育ですね。
袋麺を買ったほうが経済的ではあるのですが、鍋を洗うのもめんどくさい独身ひとり暮らしはカップ入りを選ぶのです。みそと塩、どちらが美味しいのかって?気分によるでしょ。
麺・・・そうですね、麺にまつわる思い出話でもしましょうか。小学2年のときの、給食の話です。
よく給食をおかわりしているヤツいましたよね。僕はそんなに食べるほうではないので、あまりおかわりをした記憶はないのですが、毎回すごいスピードで自分のぶんを食べておかわりもらいに行くヤツがいました。おかわりができるのは配膳分ぜんぶ食べ終わってからなので、残り物にありつくには早い者勝ちなのですね。だから急いで食べようとする。どこの学校でもクラスにひとりくらいはいたんじゃないでしょうか。
小2のときのクラスメイトにOってヤツがいまして、そいつがよくおかわりするタイプでした。
ある日、ナポリタンスパゲッティが出ました(当時はまだパスタという言葉は一般的ではありませんでした)。献立名は「ケチャップスパゲッティ」だったかもしれません。ベーコンと玉ねぎが入ったシンプルなやつだったと思います。O君は配膳分を食べ終えると、当然のようにおかわりをもらいに行きました。
給食は班ごとに机を合わせて食べていました。僕とO君は同じ班でした。そのときの僕はちょうど窓際の席でして、班同士で机を合わせると、背中を窓に向ける形になっていました。
そして、僕の机と窓の間はせまく、うしろを通り抜けるスペースがありませんでした。おかわりのスパゲッティを手にしたO君は、僕のイスのうしろに乗って自分の席に戻ろうとしました。僕が座っているイス、僕のお尻のうしろに乗り、イスを乗り越えて自分の席に戻ろうとしたのです。
ちょうどその瞬間、僕はほかの友達に呼ばれて体をよじりました。そのせいで足の置き場をなくしたO君は、バランスを崩してハデに転びました。
床に背中をつく形で転倒したO君。起き上がると、頭からスパゲッティをかぶっていました。
O君は坊主頭だったのですが、ナポリタンスパゲッティによって長髪のようになっていたのです。まるでマンガのような、ベタなコントのようなありさまでした。
僕は爆笑しました。O君に「徳丸君が急に動くからぁ」と恨み節を言われましたが、そんな文句など耳に入らなくなるくらいおかしく、しばらくの間笑い転げていました。
ちなみにそのO君、1年生のときも同じクラスだったのですが、あるとき「消しゴム貸して」って頼んだら断られました。なんで貸してくれないのかと尋ねると、いかめしい顔をして「盗まれるかもしれんけん」と答えました。
僕はあきれました。小1でそんなことを言ったのです。「盗むワケねーだろ!」と思いましたね。
今振り返ってみたら、人の物平気で盗むようなワルガキたくさんいましたから、自己防衛としてはわからなくはないのですが、でも面と向かって「盗まれるかもしれないから貸さない」なんて言うか?
ひょっとしたら、親から「貸すな」と命じられていたのかもしれませんが。だとしたら、なかなかエッジの利いた教育ですね。
小説があって、面白かったです
上巻はちょいホラーで
下巻は勉強する意味が解る話になってます
どんな意味なのですか。
生きていける可能性があるよっていう意味ですね
内容も面白い!!上巻はあれだけど、下巻が面白すぎてびびった
なかなか忍耐強いですね。
まあ、そこまでつまらなくはないです
ただ、下巻も読んでもいいかな程度のレベルで読んだら
下巻が面白すぎたって話です
ちなみに小説って、買って読みます?