徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

東豊製菓 ポテトフライ フライドチキン味・カルビ焼の味

2020-11-27 23:02:45 | 
今日は東豊製菓のポテトフライです。






僕が子供のころからありますけど、カルビ焼の味はなかったような・・・。ありましたっけ?
僕が住んでるここ福岡は、うどん発祥の地と言われています。承天寺っつーお寺には発祥の地であることをしめす石碑が建てられていて、1892年に開店したかろのうどんは福岡を代表するうどん店として今も営業しています。
しかし、僕は異論があります。そもそも麺というのは大陸のほう、中国から伝わってきたものです。実際、1241年に聖一国師っつー僧侶さんが製粉技術を持ち帰って伝えたらしいんですね。
「発祥」と言ったら、まるで自分たちが一から考え出したように聞こえる。でも、そうじゃない。中国から伝わってきた麺料理に、ほんのちょっとアレンジを加えて出来上がったのがうどんなのです。麺料理を生み出したのは中国。うどんの99パーセントは中国が作り出したもので、福岡の創作は1パーセント程度。
「ちょこっとアレンジを加えただけ」のものを、さも自分たちが発明したかのように「発祥」などと言い張るのはいかがなものでしょうか。第一、福岡は日本列島の中で一番大陸に近いから麺料理が伝えられた土地になったのです。それは、運がよかっただけでしかない。その運の良さを謙虚に受け止めようともせずに、「発祥の地」などと胸を張るのは恥ずかしいことではないでしょうか。
僕は認めませんよ、福岡がうどん発祥の地だなんて。せめて「中国から伝わってきた麺料理にほんのちょっとアレンジを加えただけですが、一応うどん発祥の地を名乗らせていただいてます」というふうに、控えめなアピールをするにとどめておくべきでしょう。
聞くところによると、福岡にはほかにも発祥が多数あるんですけど、そのいくつかは、やはり中国から伝わってきたものなんですね。もういい加減にしろよってかんじです。教えてもらっただけなのに発祥と称するなど、なんと恥知らずなことでしょう。
福岡はいいところいっぱいあるんだから、この発祥に関しては謙虚になって好感度を落とさないようにすべきではないでしょうか。

ちなみに、福岡のうどんは柔らかいことで知られています。箸で簡単に切れるくらい柔らかいんですけど、僕はこのやわ麺があまり好きじゃなくてですね。讃岐うどんみたいな固いのが好きなんです。福岡に住んでいながら、福岡うどんアンチなのです。
年を取って歯が弱くなったら福岡うどんが好きになるかもしれませんけどね。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
愛知県岡崎市の中根康浩市長が、コロナ対策としてすべての市民に一律5万円を給付する議案を提出しましたが、反対多数で否決されました。兵庫県丹波市でも林時彦さんが、やはりコロナ対策で全市民への5万円の給付を公約として掲げ、15日の選挙で市長に当選しました。経済学者の竹中平蔵も、9月23日に放送されたBS-TBSの番組でベーシックインカムの構想をぶち上げ、一部で物議をかもしました。
コロナの危機を受け、ベーシックインカムへの機運が澎湃として沸き起こっています(ベーシックインカムの説明はここではしないので、知らねー人は各自検索してくださいね!)。僕はこの前、定額給付金が交付されたときに、「これがベーシックインカムのきっかけになればと思った」と書きました。しかしそれは、「働かざる者食うべからず」という認識がまだまだ根強い日本では抵抗が強く、実現は難しいのでは、とも思っていました。
ですが、そうでもないのかもしれません。コロナ不況で失業者が増加し、失職していない人でも収入が大幅に減少してるのが珍しくない今、「働いてないけど食わせてくれ!」という願望が高まりつつあるのは想像に難くありません。もともと働いていない人に優しくない日本社会ですが(生活保護受給者に対するまなざしの、なんと冷たいことか)、現在、ベーシックインカム導入のハードルはかつてないほど下がっているのです。
岡崎市は今回実現できませんでしたが、丹波市はがんばってほしいですね。全国に先駆けてベーシックインカム導入という実例を作り上げ、共同体の成員すべてを取りこぼさないセーフティーネットを全国に広げるための礎石となっていただきたい。
そしてできれば、その他の自治体でも定額交付金の給付案を打ち出していただきたい。仮にそう簡単に導入できないにしても、議論が起きて世論を喚起するだけで、ベーシックインカムの実現に向けて日本社会が動き出すでしょうから。
いや、ほんとに期待してますよ。

菓道 蒲焼さん太郎・焼肉さん太郎

2020-11-20 23:17:32 | 
今回は年を取ったら噛み切れなくなるであろうすり身でできた太郎です。






本日は第18回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは内田春菊の『ユーガッタ春菊』(全1巻・双葉社)です。
内田さんは有名だから説明の必要はないですよね。これは短編集で・・・、えーとですね、面白かったという記憶はあるんですけど、正直どんな作品が載ってたかよく覚えてなくて、持ってる単行本もどこ行ったかわかんなくて、詳しい紹介ができないんですよ。すみません!なんか純粋な発想力がスパークしてるマンガ・・・という印象は残ってるんですけどね。
ほかに僕が所蔵してる内田さんの本は『鬱でも愛して』(実業之日本社)と『ファンダメンタル』(新潮文庫)ですけど、いずれも内容覚えてない・・・。面白いことは間違いないので、ご自身で確かめてみてください。
世の中には、「この人の1日って絶対24時間以上あるよな」ってくらい出力高めの活動をしていらっしゃる方がいますけど、内田春菊さんもまさにそのひとり。ほとんど途切れることなくマンガを発表し続けているのに、バンドや役者や講演やトークショーやメディアの露出や文章の仕事なんかも並行して行い、しかも恋人付き合いや友人との交流や子供の世話なんかもしっかりこなされており、八面六臂のその活躍を見ていると、「睡眠何時間とってんだろ。そもそも寝てんのかな」って思っちゃいます。
しかし内田さんは、最近も大腸がんを発症して人工肛門になって(その経緯は『がんまんが』と『すとまんが』にまとめられています)、いいか悪いかは別として、ずっとネタに困らない人生歩んでおられますね。
『私たちは繁殖している』はまだ続いてるんですか?どこまで行くんでしょうね。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、というよりほぼ雑感。
北海道を筆頭に感染者数が増加中。1日あたりの感染者数を更新している自治体もあり、首長によってはこれを「第3波」と呼んでいます。17日には北海道に外出・往来自粛要請が出て、19日の東京の感染者数は534人でした。(福岡は落ち着いてるんですけどね。最近は1日の感染者数はひと桁か10数人程度なんです)
僕はもともと「感染者数」よりも「感染率」と「致死率」を注視すべきと考えており、現状でも感染率と致死率はまだまだ低いので気にすることはないと思っているのですが、気にかかるのは「飲食店への営業自粛要請or営業時間短縮要請はまた出るのか」、あるいは「緊急事態宣言はまた出るのか」ということ。
前回の自粛要請のときに、国はろくに補償をしてくれないということがわかったはずなので、飲食店が再度の自粛要請に易々と従うとは思えませんが、しかし自粛警察を生みだすような同調圧力の高いお国柄を鑑みると、店がつぶれるとわかっていても自粛を受け入れざるをえないのではないかという気もします。
ヨーロッパのいくつかの都市ではロックダウンを行っていますが(まだ続いてるんでしたっけ?)、これは感染数の多さによっぽどたまりかねての、背に腹は代えられぬという措置でしょう。日本は欧州と比べてまだ全然少ないので、国と自治体には冷静な判断をしてもらいたいですね。
菅ちゃんは13日に「緊急事態宣言には当たらない」っつってましたけど、これは「危機的状況にはない」ということではなく、「できれば経済補償はしたくない」ってことでしょう。
コロナを気にしていないように振る舞ってる人を「気が緩んでないか」とかんぐった目で見る人もいますけど、「気にしない」のと「気にしすぎない」のは違いますよね。気にしすぎることで心がすさんでしまったり、精神を病んでしまったりする人もいます。気にしすぎるのは、けっして健康のためにはならない。
気にしていても感染するときは感染する、それがウイルス性の感染症です。気にしていても運悪く感染することもあるのなら、感染防止に効果があるのかどうかわからないうえに、経済的ダメージは確実な自粛要請は控えるべきではないでしょうか。

やおきん うまい棒 めんたい味・サラミ味・とんかつソース味・牛タン塩味

2020-11-13 23:06:07 | 
今回は棒の中でも1,2位を争ううまさのスナックです。










記事のために駄菓子屋でいろいろ買い込んできました。これからちょこちょこ出していきます。
本日は第17回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは安彦麻理絵の『メロドラマチック』(全1巻・青林堂)です。
安彦さんは今でもマンガ描いていらっしゃいますが、現在はもっぱら自虐ネタを中心としたエッセイコミックの作家さんになってますよね。この『メロドラマチック』は安彦さんの初期の短編集で、今とは作風が全然違います。
なんか若いころの、サブカルどっぷりの、尖ってると思われたい感全開の、中二病臭のするマンガなんですね。いい意味でですよ。たしか本書の中に「浅川マキについて熱心に話してる昔の私」っていうイラストカットが挿入されてたはずですけど(記憶曖昧)、それが収録されてるマンガの雰囲気を象徴してるように思います。
あんま内容説明できるような作品じゃないんで、とりあえず一読してほしいんですけど、僕が印象に残ってるのは路上で売春してる女の子の話。とぼけた雰囲気が漂ってて、妙にほのぼの・しみじみしちゃいます。
青林堂の元版はもう絶版で、太田出版から『メロドラマチックremix』として復刻版が出ています。
安彦さんは現在、私生活ではお幸せなのでしょうか。僕は『メロドラマチック』以外はあんまり好きじゃないんですが、離婚したとか、再婚のための活動をしているとか、エッセイコミックからちょこちょこ情報は得ていて(『再婚一直線!』)、再婚は無事はたされたのかとか、お子さんはどうなったのかとか、いろいろ気になるところではあります。
なんにせよ肩の力抜いてマイペースでマンガ家活動を続けていらっしゃるのなら、それは一番理想的なありかたなのかもしれません。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
9日にコロナの世界の累計感染者が5000万人を超えたとの報道がありました。正直、「たったの5000万?」って思っちゃいました。いや、もちろん5000万ってたいした数ですけど、大騒ぎしてたわりには億いってねーのかよ、っていうのが率直な感想なんですよね。
ただ正確な集計ができてない国もあるでしょうし、北朝鮮がひとりの感染者も出てないってのもたぶんウソでしょうし、中国は感染者数誤魔化してる可能性高いし、実際にはもうちょっといってるでしょうね。

少しずつ冷え込みが強くなってきて、これからウイルスが活性化する恐れがあります。年明けにはコロナのワクチンが完成するでしょうから、今回の冬が最後で最大のこらえどころとなるでしょうね。
すでにワクチンの争奪戦が始まってるでしょうけど、これに関して日本には「東京オリンピック」というカードがあります。オリンピックの開催国であることを武器にして、ワクチンを優先的に供給するよう要求できる、ということです。

「2021年に変更された東京オリンピック、なんとしてでも無事開催させねばなりませんよね。もう変更はできません。2021年を逃すわけにはいかないのです。
皆さんもオリンピックを成功させたいですよね?お金になるし、国威発揚にもなるでしょ?成功させたいのは日本だけでなく、皆さんも同じはずです。人類がコロナを克服したことの象徴となりうる大会なのですからね。
そのためにはまず、日本のコロナを解消させねばなりません。日本国民と在日の人たちにワクチンを供給し、日本を健全にして、諸外国の選手と観客を迎え入れる体制を整えないといけない。
まず日本にワクチンを優先すること。それがオリンピック成功のカギなのです。オリンピックのためにワクチンを優先的に供給してください」

そんな働きかけをワクチン開発国と製薬会社に行っていく・・・、いや、すでに行われているのかもしれません。つまり日本はオリンピックをダシにして、いち早くコロナ禍から脱することができる、ということです。
国内のことだけ考えたらすごく望ましい展開ではありますが、感染者数の多い国や、医療体制が充分に整備されてない国を尻目に、自分達だけ一抜けでコロナ禍を脱却するというのもなんだか気が引けますね。
・・・という文章を用意してたら、11日にアメリカのファイザー社から来年の6月に6000万人分のワクチンの供給を取り付けたとの報道が。6月じゃ五輪に間に合わないんじゃ・・・。