神戸大学のニュース。
コメントを読んでて、暗澹たる気持ちになりました。
たぶん大多数のヤフコメ民とは、正反対の理由で。
数多の(もちろん横並びの)報道の中で、次の一つが引っ掛かりました。
安住紳一郎アナ 神戸大サークルの迷惑行為に「ちょっと信じられない…むしろ違う事情があるのかもとすら」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
「むしろ違う事情が、、、、」
これ、かなり深い意味合いを含んでいますね。一つの事件が起こった時、それを取り巻く状況を全て俯瞰的に見渡さねば、本当の意味での問題の解決には結びつきません。それを、短絡的にしか見れない(答え絶対志向)のが、日本社会の致命的な欠陥です。
“自覚せずに嬉々として迷惑行為を繰り広げる輩は幼稚園児以下/受験勉強一筋で人間としての有り様を学んでいない/自分たちの犯した罪の大きさを自覚すべきである/このような悪塊は社会から永久追放しなくてはならない”といった金太郎飴的コメント。
むろん正論ではある(僕だって一応そう思う)のですが、このようなコメントをしている「正義」の「常識人」たちも、別の角度から覗い見れば、実はとんでもない悪業を(むろん全く無自覚に)行っているのかも知れません。価値観を同じくする社会の中では、悪ではなく善と見做されているだけであって、、、、。
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「近所の森と道端の蝶(福岡編)」完成目前まで漕ぎつけているのですが、最後の詰め(字体を揃えたり誤字の訂正、データの確認、等々)で、手間取っています。次回ブログでは、完成報告をしたいです。
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今日は、ダルビッシュ対大谷の対決、尊富士新入幕力士110年ぶりの優勝に向けて大関琴の若との大一番、と楽しみが尽きません。我ながらミーハー全開です。