マスクは人類の敵
エアコンは地球の敵
集団性自己中が人類を滅ぼす
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この一週間、毎日、「浜かつ」で1000円のトンカツ御膳を食べ続けています。生き延びるには、これしか方法がない、という、究極の理不尽な選択です(詳しく説明しなくては実情を伝えることが出来ない(;´д`))。
理不尽と言えば、僕のアパートのある郊外の住宅地から街中に向かう送迎バスが、10月より廃止になります。みんなマイカーを利用しているので、バスが運行されなくても大した問題ではないのでしょう。でも、だったら「地球温暖化阻止」とか「環境保全」とか、言わないことですね。冷房(熱中症)もそうですが、建前として望んでいることと、それに向けての実際の取り組み(プライベートと公共)が、反対側に組み合わさってしまっている。
マイカーやめて、公共交通充実すれば、どれだけ環境悪化の解消に向かうか。平和の実現にしろ、環境悪化阻止にしろ、個々の人々が痛みを分け合うことで解決の方向に進むはずなんだけれど、でも、やれんのですね。
それを実践しようとすると、「空気」の流れに反する、すなわち、人々が受ける恩恵を阻害することになって(集団性自己中心=民主主義の否定)、“陰謀論”として退けられてしまう。
夜、部屋に戻って、ここしばらく見ていなかったT.V.をチェックすることにしました。AIを使ったフェイクの特集。科学を駆使した犯罪は、科学の力を更に発展させることで防ぐ、という趣旨ですね。
違うだろ、と。もっと根本的な次元からの対応が必要なはず。僕から見れば、AIの存在そのものがフェイクですし。
それから、陰謀論云々の話に移って行きました。何人かの専門家とやらが、陰謀論が健全な大衆の心を蝕んでいくという危惧について、したり顔で、理路整然と解説していきます。
「コロナは存在しなかった」「ウクライナでは戦争なんて行われていない」「地球温暖化は嘘である」「天災は人為的に引き起こされている」「様々な問題の背景には(国家レベルを上回る)大きな力が動いている」、、、そのような陰謀論を信じてしまう一般大衆が増えつつある、それは社会の平安(平和の維持)にとって、非常に大きな脅威である、、、と。
上に並べた(いわゆる)「陰謀論」は、たしかに突拍子もない過剰表現ですね。でも、重要な問題提起が含まれていることも、確かだと思うのです。頭から排除してはいけないはずです。
陰謀論が及ぼす「洗脳」の危険性について滔々と説く専門家とやらを見ていると、気分が悪くなってきました(こいつらには、鏡を見ろ、と言いたいですね)。んでもって、T.V.を消しました。
暫くして、もう一度T.V.をつけてみた。今度は、第二次大戦のサイパン玉砕に纏わる特集。こちらは、ありきたりの「平和合唱」とは別の次元から光を当てた、とてもスケールの大きなテーマを取り上げていて、見応えがありました。
「バンザイクリフ」にずらっと並ぶ日本人慰霊碑、現地の住民がぽつんと言い放った言葉(敢えて書きません)の、限りなく重い意味、、、。
日本という国は(昔も今も、たぶんこれからも)、なんという醜い、下劣極まりない国なんだろう、、、。一人の日本人として、今更ながら情けなくなってきた次第です。
ルイス・キャロルは、もちろん「不思議の国のアリス」も良いけれど、僕は「鏡の国のアリス」が好きです。「平和」を、「自由」を、「地球環境の保全」を、と合唱している人達みんなに読んで欲しいです(僕が読んだのはもう60年も前になりますが)。
あと、何度も繰り返し言っているのですが、漱石の「夢十夜」(殊に第六夜)と、鴎外の「かのように」を、改めてじっくりと読んでおいて欲しいです。
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原発処理水排出に関わる中国の反発について。こんな風に指摘しているコラムがありました(再チェック出来ないでいるので要旨だけ)。
どのメディアも政府の公式発表を素直に報道するに留め、それ以外(の些事)については触れないでいる。なのに、某T.V.局だけが、事細かに中国側の要望を、問題を煽り立てるように垂れ流し的に報道している。扇動者であり、売国奴と言っても良い。
この文脈、一歩離れて冷静に見渡せば、おかしいと思うはずなんですが、鏡の向こうにいる大衆は、誰もそうは思わないのですね。
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大谷君、今日も獅子奮迅の活躍(連日の申告敬遠含む)。嬉しいことは事実なんだけれど、その報道姿勢(ヤフコメのコメント)には、なんだかなあ、と辟易してしまいます。
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フィールドでの撮影は夏になってから中断中。カメラが完璧に壊れ、知人を通じてネットで3500円の同機種カメラ(キャノン・イオスキッス)を購入したのですが、旧タイプの為にバッテリー・チャージ機のサイズが僅かに異なります。既に製造中止故、入手不可能。結局、カメラは使用できません。なんか、文明の方向性が間違っているような、、、、。
シルビアシジミの次世代成虫が活動し始めているのだけれど、指を加えて見ているしかありません。
そんなわけで、毎日(心ならずも)トンカツ御膳を食べながら、ひたすら「中国蝴蝶野外観察図鑑・補遺(中英日語88頁)」作成に没頭している次第です。