青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

地球とは何か?人間とは何か?病気とは何か?生命とは何か? 2021.5.2

2021-05-05 13:55:00 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★ 2021.5.2の記事が1つ抜けていたので、追加しました。


読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

東京は、今日も快晴です。ゴールデンウィーク中は、ずっと悪天候と予報されてなかったっけ? 

この一年間余、天気予報がほとんど外れていますね。今年に入って、雨の日何日あったのだろう。天気予報に従えば、半分ぐらい雨(悪天)だったはずですが、なんだか、正月以来ほとんど毎日晴れているような、、、。「外れている」のではなく「当たってはいない」、という事なのかな?

「好天」と予報して「悪天」の場合と、「悪天」と予報して「好天」だった場合では、大衆からの批判の度合いが大きく異なるんですね。後者の場合は、個人的な憤慨で済むけれど、前者だったら社会的な責任問題とされる。それゆえ、常に(外れたときの)リスクが少ないほうを採る(まあ、気象に関しては、各自が常時「毎日悪天・災害に注意」と思っているぐらいの方が良いのかも知れませんが)。今の日本の「リスク排除至上主義」の典型だと思います。

そんなわけで、今日も裏山探索に軽く行って来ようか、とも考えたのだけれど、毎日は辛いですね。入口までの25分は余裕です。丘に入ってしまえば、のんびりとした山道です。ざっと散策して戻ってくれば、一時間ちょっとで済むはず。でも結局は4時間~5時間と撮影に取り組んでしまう。それは良いのです。幾らハードでも(目が見えなくても、頭が朦朧として入れも、胸が猛烈に痛くても)探索・撮影時には、ピシッとしています。

問題は丘での探索を終えて、アパートに戻る町の中の道。霞丘陵入口→もひとつのファミマ→霞川橋→ローソン→セブンイレブン→最初のファミマ→霞マンション、、、この25分間が、行き(のんびり歩いていてもいつの間にか目的地到着)とは全く異なる状況に、、、25分が1時間ぐらいに感じてしまいます。ローソン辺りから先は、もう息絶え絶えです。

ということで、今日も9時からスタバ。隅っこのコード席で、一杯のコーヒーを前にして、概ね何もせずポケっとして(たまに寝てしまったりして)、Wi-Fi使って色々と調べものをして、古い写真の整理をして、大谷君の成績をチェックして(結構ミーハーなのです)、ブログの記事も書いたりして、お昼になると、松屋か餃子の満州で昼飯食いに(速攻で5分で食う)行きます。

働いてるスタッフ見ていると羨ましくてしょうがないですね。僕なんか、一日パソコンに向かっていても、一銭にもならない。その間に彼らは何千円何万円の(1日で僕のひと月分の生活費に相当する)給料を得ているわけで、羨ましいやら、悔しいやら、申し訳ないやら、複雑な気持ちです(求人案内への応募は都内スタバだけでも4箇所断られた)。

概ね、予算の余裕度に従って、スタバ>ジョナサン>イオン>マクド>路上で電波拾い、の順です(図書館や役場などは時間制限ほかで利用が困難)。

それぞれの利用時の一日を通してかかる費用(電車賃、一日の食事代などを含む)をざっと算出すると、スタバ1500円、ジョナサン1000円、イオンとマクド500円、路上電波250円、、、という所でしょうか?毎月の始めはスタバ利用が多く、月末はもっぱら路上電波拾いと成ります。

マクドは、そもそもWi-Fi電波がない時が多いこと、1時間置きに10分切れること、かかっている日本のポップス曲が余りにダサくて苛々すること、ガキが煩いこと、困ったお客が絡んで来ること、等々のハンディがあるので、平均週2回ぐらいの利用。

イオンは、、、ほとんど頭がおかしいと言っても良さそうな老人たちのたまり場、ここで作業をするのは、ほとんど苦行と言っても良いでしょう。男女老人の変質ストーカーみたいなのが複数人いるので、常にそれから逃げ回るか、ときに店の人が警察呼んでくれたりします(僕以外の人も被害にあっているようなので)。

ジョナサンは、単価が高い。ドリンクバーだけ注文すると400円になってしまうし、他(大抵パン)を注文するとドリンクの価格は下がるけれど、抱き合わせで一食800円前後になってしまいます。それと、大抵近くの席に、大声でペラペラしゃべるおっちゃんとかねえちゃんとかのグループがいるので、やっぱり落ち着かない。

それらの点では、スタバが圧倒的に落ち着き、安全です。ただし、値段が高い(往復電車賃もかかる)。それに甘いものばかりで海外のスタバのメニュー(例えば様々なサラダ)のような“普通の食事”がない。要は、高くてまずい、と言う事です。勢い、コーヒー一杯で粘らねばならなくなるわけで、その分、気を使ってしまいます。あと、Wi-Fi環境は最も劣悪。常に切断・接続を繰り返さねばなりません。スピードが圧倒的に遅く、写真の送信には大変な時間と労力を要します(ただし、マクドやイオンのように、全く使えなくなる状況にはならない)。

ちなみに4店(スタバ、ジョナサン、イオン、マクド)とも、現場スタッフはとても親切(上層部に関してはどうだかわかりませんが)。それだけは感謝ですね。





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追悼

2021-03-06 13:07:34 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




 追悼三宅秀史




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マスク・沖縄・中国(読者の方々への質問) 一部追加*

2021-02-14 14:59:01 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

*僕は、いわゆる「コロナ」と同様に人類に対する脅威となりうるウイルスは、昔からあったと思います。有ったという証明は出来ませんが、無かったという証明も出来ません。なぜ今になってマスクをするのでしょうか?

*なお、例えば中国では、場所によっては国家命令で非常に厳しくマスク着用が義務付けられていますが、僕の知る範囲では、日常的に(日本のようにどんな状況でも関わらずに)マスク着用をしているわけではありません。なのに日本よりずっと感染率が低いのですが、そのことをどう考えられているでしょうか?「隠蔽」という答えを出される方は、そう考える理由の説明をお願いします。追記:中国を含めた世界各国が、日本のマスク文化(自己保身、リスク排除、取得権保守の象徴的文化)に追従しだしているようには感じますが。

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*台湾・チベット・ウイグルは「中国ではなく夫々別の国である」という考えを持たれている方々は、沖縄も「日本ではなく別の国である」と認識されているのでしょうか? そうでないとしたら、その理由を聞かせて欲しいです。

あとひとつ質問追加します。

【Ⅲ】
「正義」と「悪」は、どう違うのか?



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マスク・沖縄・中国(読者の方々への質問)

2021-02-13 14:57:16 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★2月12日の記事に、いいね!をありがとうございました。



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*今後、毎回のブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けることにします。





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中国の春節

2021-02-12 17:11:20 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




「中国の春節」について書けば、読者が沢山つくと、あや子さんから情報がありました。

>中国春節が入ったタイトルで記事を書いてみる。

>短い文章ではなくて、見出しで区切りながら3000文字を目標に書くそうです。私はとてもそんなに書けませんけど。

>地図や画像なども載せたほうが良い。

その気になれば、100回分ぐらいは書けます。写真も無数にあります(ただしほとんど手元にはない、、、修復HDDが戻ってくるまでは)。

それでも、手元に残った写真や、書く材料は、まだ幾らでもあります。これまで数10回の春節を経験してきたので。

殊に、(数年前の「現代ビジネス」でも少しだけ紹介した)雲南省羅平(および広西壮族自治区と貴州省との三省分岐地点の村)の春節の、医師一家の姉弟の話、まだまだ書きたいことが残っています(もう10数年経つけれど元気で暮らしているかな、、、もう一回会って、改めてお礼を言いたい)。

「現代ビジネス」には三年続けて春節の話題を書いたと思います。確かに、数10万人単位のアクセスはあったみたいです。でも、その後の仕事には全く繋がらないので、結局書いた意味がなかった。

ブログで書いても良いのだけれど、そう上手くは行かないと思います。

以下、春節とは無関係。

森さん、
川渕さん、
僕とは正反対の思想の人たちですが、
一生懸命頑張っておられたことは評価させて頂いています。

大衆とマスコミの作った「空気」が、日本の社会の全てなんですね。

正義の「空気」に振り回されて、お気の毒、としか言いようがありません。

ところで、「クラウドファンディング」したら、2日で300万円集まった、という記事がありました。僕なんか、いろんなことで(手を変え品を変え)必死に頑張っても、一銭も収入を得ることが出来ない。

去年一年の収入は、1月のマクドナルド深夜清掃(背骨をS字型に曲げてしまった)のバイト代数万円、香港の出版社から刊行(欧米人執筆者たちとの共作)した単行本の原稿料20万円、三世がプロデュースしてくれた「中国オンライン旅行」などの参加費500円(×数人分)、街角に一週間ぐらい立ち続けて販売した自家製DVDを(東青梅の駅前で初老の紳士が)一人だけ買ってくれた2000円、あと病院のスタッフやヨドバシカメラのスタッフからのカンパが数千円、そのほかの原稿料・印税が数万円、日本国家からの10万円、、、、必死でがんばって、合計40万円ほど。年金は家賃とバーター。生活保護費(多い月で約6万円)から修復ハード・ディスク代の月払いを差し引いた約3万円×1年分。80万円弱で一年間生活してきたわけです。光熱費とか交通費とかパソコン機材関係修理費とかを差し引いて、実際に使えた額は月4万円ほど、一日1200円平均、、、まあ、十分に贅沢なのかな(でもWi-Fi利用するためにだけ毎日700円近くがかかる)。

今年は、原稿料もバイト代も見込めないわけで、、、一体どうなるのでしょう?






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恭喜春节!

2021-02-12 09:34:49 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★2月11日の記事に、いいね!その他ありがとうございます。


Happy New Year in China









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コロナとマスクと「大丈夫です」

2021-02-11 20:18:49 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★2月9,10日の記事にいいね!その他ありがとうございました。

今日は、今年最後の日です(春節大晦日/徐夕)。今さっき、日本では「建国記念日」であることを知りました。これは日本人としてさすがに恥ずかしいですね(ここは素直に反省)。

それはともかく、日本のお正月は(むろん)前から決まっているのだけれど、中国の春節の日程は、前もって(ひと月ほど前まで)大衆には知らされないでいるのです。お上から押し付けられて「お正月の日が決まる」という、なんとも酷い国、としておきましょう。それを想えば、日本に生まれて良かった、、、のでしょうね、きっと。

去年の半ばからブログの表題を「遺書」としたわけですが、死ぬ死ぬ詐欺が続いているようですし、反応も全くなさそうなので、100回を区切りに、インパクトの強い別のキャッチ―なタイトルを模索しているわけです。中身は「遺書」に変わりありません。

言いたいこと(言い残して置きたいこと)は、極めて単純で、「事実は一つじゃない」「正義は一つではない」、、、「世界(世の中とか自分の中とかも含めて)は多様である」ということだけなのですが、人々は「多様性」とかいう言葉を頻発するくせに、その本質については全く分かっていないように思われます。

「コロナ排除」
結果として(無意識のうちに)自分たち自身が(自然界の仕組みから)排除されている。

「差別反対」
結果として(巡り巡って)差別の先頭に立っているということに、気が付いていない。

「世の中が良くなるために」
「人々が幸せになるために」
自分が出来ることをやろう!
その優しい(かつ安易な)気持ちや行動が、どれだけ(自分を含む)人々の体や心を蝕んでいき、差別を助長していくのか、考えたことがないのでしょうね(無意識的な「意識的思考停止」)。

たぶん、言っても無理なんでしょう。非科学的とかスピリチュアルとかで、一括りに却下されちゃいます。

それでも言いますよ。「マスクは必要ない」と。長い目で見れば(その行為の背景が齎す)「有害」です。

脅威は今に始まったことではない。 

「だったら、人類は昔からマスクしておくんだった」と反省する必要もありません。しないで回避するのが本筋です。いや、回避というのとも、ちょっと違うかな?

人間(生物全般)、生まれて死にます。そのサイクルの中で、他 (ウイルスも含む)と、どう関わればいいのか、ということだと思います。目の前の問題だけじゃないです。これからも永遠に続きます。

むろん、目の前の脅威(それが昔から存在する今に特別ものでないとしても)に対し、「とりあえず防ぐ」というのも一つの見解だと思います。

いろんな見解があっていい。だから僕は、(必要ないと思っているけれど)人との対面時などにはマスクをします。みんなで決めた(決まったわけでもないでしょうが)ルールに沿って、ルールの問題点を指摘するのです。

少なくとも、誰もいないところでマスクをし続けると言う事、マスク文化の「無意識強要同調空気」の形成肯定には、真っ向から反対します。

単に、マスクとか、コロナとかの、個々の問題ではないのです。

「コロナ問題」「差別問題」、、、。
答え、真実、正義は一つではありません。

そのことを皆(観念的には分かってはいるのだろうけれど)認めたくはない(特に頭の良い人たちは)。

常に留まり、常に動きましょう。安定と波乱は表裏一体です。矛盾混沌を肯定しましょう。

自分たちの平和と正義との為にだけ、他(ウイルスを含む全ての存在)を貶めることはやめましょう。




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明日は大晦日(徐夕)

2021-02-10 20:50:19 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


明日は大晦日(徐夕)

ひとりぼっちで寂しーよー!、、、、とモニカにメールしたら、小七の写真を送ってくれました。もうすぐ四歳になります(そして今年はお姉ちゃんになります)。

写真見ると、中国は誰もマスクしてないですね。羨ましい、、、、、。

去年の大晦日(徐夕)は、バスターミナル(広州近郊)で出っ張った釘に蹴躓き、買ったばかりのお米をこぼして、惨めな思いをしたんだっけ。今年は更に惨めで、お米さえ食べることが出来ません。体重5㎏も減っちゃったです。色々と“仕事”に取り組んでいるのですが、結局一銭も手にすることが出来ない。どうしてなのか、自分でも分かりません。

とりあえず、リンドウに没頭しています。




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勇気を出してマスクを外そう!(森さん二階さん、老人イジメに挫けないでくださいね)

2021-02-09 20:46:31 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★2月8日の記事に、いいね!その他、ありがとうございました。


今日は、終日リンドウ(とりあえず僕の写真80種と中国産500種の資料)のチェックに真面目に取り組んでいます。

2F氏や蜃気楼氏への「全国民(たぶん僕は国民にはカウントされていない)一体になっての“辞めろコール”」についての僕の意見を書くつもりでいたのですが、また次の機会に。

性差別や人種差別は、“あってはならないことです”
、、、と言うだけなら、簡単です。
「正論」は、誰にでも言えます(ジョン・レノン信者は皆そうだろうし)。

ともかく、大衆がいかにバカ(で単純、、、単純ゆえ、いわゆる「頭脳」は僕より遥かにいい)であるか、この金太郎飴的な「辞めろコール」で、よく分かります。

責任逃れと自己保身と取得権保守が一体になって、「怖いもの」「不要なもの」「役に立たないもの」(2Fも蜃気楼もその一つということで)を排除する。

それを想えば、「国民総マスク」(竹槍の時も同じ)の根源も、分かる気がします。

マスクなんて、してても意味ないですよ。防御しなきゃいけない脅威は、まだまだ他にもいっぱいあるし、、、。今、あなたが食べているものだって、「体に悪い」「害毒」と見做される時が来ると思います。そのうち「人造人間」になるしかないですから。

老害云々とか、「正義に基づくヘイト(いくら正しくてもヘイトはヘイトです)」を合唱する前に、マスク(責任逃れと自己保身と取得権保守の象徴)、勇気を出して止めましょう。出来ないでしょうけれど(人類滅びても、僕は知らんです)。





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勇気を持ってマスクを外そう

2021-02-08 20:42:35 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


勇気を持ってマスクを外そう

誰もいないところで、マスクをするのは、やめよう。

(本当はそれも必要ないと思うけれど、段階的に)少なくても、人と対面するとき、混雑な状況にあるとき以外は、マスクを外そう。

「白い目で見られる」

「怖い」

「いちいち面倒」

それは分かる。でも、目の前(の自己保身)だけでなく、将来の「人類」のために、「無意識同調強要空気」を作り出すことは、やめよう。

「コロナ」は怖い。でも、人は「コロナ」で死ぬのではない。ウイルス感染は、複合的な要因のひとつに過ぎない。それは今に始まったことではない。「怖い」(死に繋がる)脅威は、これまでも幾つもあったし、これからも幾つもある。

「マスク」に頼り、「ワクチン」を待望している人々は、全てのリスクを排除し、やがて人造人間になり、永遠の命を望んでいる、ということなのかな?

やがて来る夏。

冷房なんてやめよう(段階的でもいい)。

過度の「冷房」漬けが、人々の体を蝕み、地球の環境を蝕んでいる。

窓を開けて、風を入れれば良いだけだ。

夏が暑いのは、当たり前。

なぜ我慢できないのだろうか(僕は平気だよ、それはおかしいことなの?)。

科学と文明だけに頼るのは、もう止めよう。



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僕とモニカとミャンマーとウイグル

2021-02-08 20:26:45 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




ミャンマーが何やら騒(ざわ)ついています。政治のことは僕には分からないのですが。

でも僕は、(香港の場合もそうだけれど)ネット上で勝手なこと(たぶん正論なのでしょうが)言ってるヤフコメ民の、おそらく9割以上の人たちよりも、ミャンマーとの縁が(ほんの少しだけでしょうが)ある、と思います。で、ちょっとだけ触れておきます。

ミャンマー民主化デモの記事に関するコメント、相変わらず「中国攻撃」ですね。お決まりの「悪の原因は全て中国から齎される」に結びつけていく。まあ、攻撃されても仕方がないことはやっていますが、僕は中国擁護です(笑)。森さんの場合と似たようなものです。

大半は、こんなコメントです。

>中国をどうにかしなければ、世界は民主化には絶対に進まない。

>もし、ミャンマーが中国と対立するならば、ウイグル自治区から東南アジアに流れる「川」のダムを締めたら、一巻の終わり、、、。中国は無言の圧力です。

それ(2つ目のコメント)に対して、

>さすがにウイグルから東南アジアに流れ込む河川は無いのでは?メコン川の源流はチベットですが。

というコメントもありました。冷静に見ている人もいるのですね。

驚いたのは、「ウイグル自治区から東南アジアに流れる、云々、、、」に「そう思う」、「ウイグルから東南アジアに流れ込む河川はない、、、、」の方に「そうは思わない」が、それぞれ幾つもついていたこと。一体、、、、確信犯かな?(笑)。

ウイグルからは、一本も外洋に川が流れだしていません(非常に細かくチェックすると西シベリア経て北極海に注ぐオビ川の最源流がウイグル北端部に源を発している)。

ウイグルには、広大なタクラマカン砂漠を挟んで、北に天山山脈、南に崑崙山脈の7000m級の雪嶺が連なり、その麓には世界でも有数の標高の低い(マイナス154m)のトルファン盆地があります。西のパキスタンとの境には、世界第2位の高峰K2が聳え、省内の標高高低差は9000m近くに及び、世界一です。

一方、チベットには、メコン川だけでなく、黄河、長江、サルウイン、イラワジ、ブラマプトラなどの、アジアの大河の最源流が集結しています。ほぼ全域が標高6000mを超すチベット高原に覆われ(低いところでも4000m前後)、南縁は8000m峰を連ねるヒマラヤ山脈です。

アジア6大河の源流が全部集まり、世界最高峰を擁するチベット。
川はほぼ全部内陸に収斂し、世界第四位の低所と世界第二位の高所のあるウイグル。
どちらも、すごいところです。
そりゃあ、中国としては手放したくありません。

面積40万分の1にしか過ぎない尖閣とは、訳が違います。もっとも尖閣の場合は、その先に(そこから宮古海峡を越えた東方に)更に広大な太平洋が広がっているわけですから、地政学的には、そうとも言えないのですが。

ところで僕は、日本(西側社会)と中国のどっちの味方なのか? 「現代ビジネス」に記事を書いていた時、しばしばこんなコメントを貰いました。
>この作者は(日中)どっちの味方しているの? 
>立ち位置が明確でないというのは、ジャーナリストとして失格。

、、、だそうです。
(だって、ジャーナリストじゃないもん、笑)

僕は、どっちもの味方です。

さて、ミャンマーですが。

数か月間現地で仕事をしたことがあります。

人生で、唯一度、VIP待遇(ほぼ国賓待遇)を受けました。仕事を終えた後、あやこさんから「このままミャンマーで暮らしたら?」と言われたのですが、いや、そういうわけにもいかなくて(そのためには新しい顕微鏡を購入持参せねばならない)、その後再訪もしていません。その進言を受け入れときゃ良かったと、ちょっと後悔しています。

とにかく、文句なく素晴らしい国です(むろん「裏側」もそれなりに、というか、かなりどっさりあるようですが)。人間 そういった環境(特別待遇)に身を置かれると、道を見失ってしまう、というのが、よく分かります(権力者側の気持ちもちょっぴり分かるような)。でも、そのことを差し引いても、素晴らしい国です。ことに若者が、素直で、努力家で、朗らかで、素晴らしい。

ただ、どうしても一つ引っかかることがあるんですね。学生たちとは別に、助手として働いて貰っていた、奥地の少数民族原住民の若者。アル中で、彼自身に問題は山積みだったとはしても、余りに露骨な差別を学生たちから受け続けていた。学生たちは、とてもそんなことを行うような人間じゃないんですよ。でも、そういう現実があった。

モニカのミャンマーとの縁は、僕よりももっと深いです。

僕と喧嘩していた8年前、その喧嘩が原因で勤めていた昆明の会社をクビになった。どうせなら、もっと給料の良い職場を見つけようと、当時のモニカの身分からすれば破格の月10万円の報酬の、中国/ミャンマー共同国家事業であるメコン川の巨大ダム工事計画の、ミャンマー側スタッフの通訳兼監督として、現地(雲南省中部のメコン川沿いの現場)に赴いた。

その時に、ミャンマー人の彼氏が出来た(後に中国人のご主人と結婚した際「本当はミャンマー人の彼氏の方が好きなんだけれど、でも、しょうがない」とか言ってた)のですが、数か月間に及ぶ仕事が終わってからは(クビになったのかどうかはともかく)「もうミャンマーとは関りが無くなってしまった」そうで、その後どうなったかは聞いていません。

その中国人ご主人も、ちょっと?な点があって、最初に報告を受けた時は、ウイグル(ウルムチ)在住と言っていたのです。実際、ウルムチに行って暮らすのだと(お母さんは賛成で、お父さんは反対している由)。たまたま出発の当日に日本から電話で話したときには「飛行機が遅れていて心細い」とか言っていた。いずれにしろウイグルは遠いし、僕もまあ当分は会えないなあ、と思っていました。

数か月後、次に中国に行ったとき電話したら、なんと深圳に戻っている、と。新婚の旦那さんを紹介してくれました。でも聞いていたウイグルの人(漢民族だそうですが)のプロフィールとは、いろいろと違う(笑)。深く詮索するのもなんだかと思い、詳細は知らないままなのですが、どうやら数か月の間に、何かがあったと言う事でしょう。

そんなわけで、最終的にはウイグルともミャンマーとも縁は無くなったモニカですが、この両地域に対する好感は今も持ち続けているようです。常々「日本には(観光でも仕事でも)絶対に行きたくない」と言っているのに対し、ミャンマーやウイグルには、機会があればぜひ行きたい、と漏らしています。

僕も、ウイグルには、少しだけ縁があります。

上海の、いつもお世話になっている(ただで泊めて貰っている)「芸術家村」(仮称)の実質トップの人が、ウイグル出身の有名画家。なぜか知らないけれど、僕を凄く評価してくれているのです。「是非ウイグルに訪ねて来てください」と言われていて、僕もその気は充分あるのですが、でもその方は一昨年な大きな手術をして、重篤状態にあると。その後コロナで訪中が叶わず、以降の経過は分からないままになっています。

その芸術家村で、ある夕食時、制服にキンキラ★をいっぱいつけた数人の高級お役人と同席しました。いやもう緊張したも何も。別に具体的に何かあったわけじゃないのですが、威圧感というか、半端じゃない。はっきり言って、ひたすら怖かった(夜中に連行とかされそうで)。あとでU氏にその事を話したら、「そりゃ決まっているでしょうが、関わると怖いですよ」と。

この話は、以前ブログで取り上げた事があると思いますが、、、。桂林の街中での出来事です。怪しい(ちょっとインチキな)お菓子売りのウイグル人がいました。いつも通り過ぎる際に「買ってよ!」と声をかけられるのですが、「また今度ね」で毎回やり過ごしてきました。でも一度は買ってあげないと、と思い、(半分インチキで)ちょっと高めなのは、まあいいかと織り込み済みで、購入する事にしました。お金を渡そうとした瞬間、2人の周りを、突然何人もの制服の公安が取り囲んだ。

どうやら、外国人の僕と、そのウイグル人男性が喧嘩になるのを期待しているようなのです。そうなれば彼を連行しようと。僕はその雰囲気を感じ取ったので、大袈裟に彼と握手したりして、公安の人たちに「この人は僕の友達なんですよ」と言って、彼にお菓子代を渡しました。結局、公安の人たちは何もせずに引き上げて行きました。

その時の、彼(ウイグル人のお菓子売り)の情けなさそうな表情は、今もありありと覚えています。覚えている、、、、というのとは、ちょっと状況が違いますね。公安の人たちが2人を取り囲んだ瞬間、とっさにウイグル人と公安の写真を写したのです(それで思い出すことが出来る)。今考えたら、良く写真など撮れたと思います。公安の人が、「この外国人は喧嘩になった時の証拠として写真を撮っている」と都合よく解釈してくれたのだと思います。

そう、中国の各地に住むどのウイグル人も、ずっと公安の尾行を受けているのです。

そのような事実も(事実のひとつも)、確かに存在する、と言う事です。

ただ僕には、だから、、、と結論付けることは出来ません。

例えば、チベット省境の雲南省側の村に住んでる、あるチベット人の友人。彼は、誇り高きチベット人です。であると共に、若い頃、中国共産党で活動していたことを、何よりも誇りに思っています。

中国が、チベットやウイグルに対して、いかに弾圧的な態度をとっているか、また、チベットやウイグルの民が、そのことに対して、どれだけ辛い思いをしているか、分かるんですよ。

分かるんだけれど、でも、そう単純な問題ではない。

立場もスケールも異なるけれど、「沖縄」について、本気で考えてみてください(多くの日本人は、まあ、最初から、分かろうとはしないのだろうけれど)。




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「クラスター」について一言

2021-02-08 20:23:51 | 香港デモ、新型ウイルス、日記

「クラスター」について一言

世界で唯一屋久島の山頂岩壁にのみ生え*、他のどの地域にも姉妹種さえ知られていない究極の屋久島固有種・ヤクシマリンドウは、現時点で成されている系統分類上は、中国大陸西南部高地や熱帯アジア島嶼高山に計40種近くが分布する「Monopoidae-section」というリンドウ科リンドウ属の一グループの、そのまた一小群である「Verticillatae-series」に所属しています。「七葉竜胆」「六葉竜胆」「五葉竜胆」「四葉竜胆」などとともにその「series」に記載されている6つの種の一つが、「ヤクシマリンドウ」(中国名は「台湾竜胆」*)とされています。

*台湾最高峰玉山の頂上岩壁にヤクシマリンドウそのものが生えている(よって中国名は「台湾竜胆」)ことになっていますが、標本も存在せず、100年近い間真偽は確かめようともされていません。比較的最近に「台湾のカレンダー」で紹介された生態写真が1枚あって、それを見るにヤクシマリンドウと寸分変わらず、単に(分布することになってるのだからいいだろうということで)他の写真を転用したのか、それとも実際に「全く同じもの」が両地に生えているのか、、、前者の可能性が高いと考えていますが、台湾と屋久島の山の深い繋がりを考えると、後者の可能性も否定しきれません。

「台湾産」に於ける問題はともかく、この(ヤクシマリンドウを七葉竜胆と同じseriesに置く)処置が正しいかどうかについては、ここでは触れません。もとより、今すぐにこの(リンドウ関係の)記事を書こうとしているわけではなく、記事本体は、もう少し内容を煮詰めて、出来れば来週あたりからブログにアップしていこうと思っているのです。なので、今回の記事は、「余禄」です。

中国西南部(雲南北部-四川西部-チベット東部など)の標高4000mを超す高山岩礫地に生えるのが「Gentiana arethusae七葉竜胆(変種以下の処遇については省略、日本名仮称:ナナツバリンドウ)です。

この種(あるいは地域個体群?)は、ヤクシマリンドウはもとより、他の同seriesの各種(地域個体群?)にも見当たらない、著しい特徴を持っています。

それは、(四方に花茎が展開する)株の中央に、ちょっと見では別の植物と思ってしまうような(僕もずっとそう思っていた)、それ以前に余りに小さくて余程注意していなくては目にも留まらない、初期ロゼットのクラスターを生じるのです。

この後の「リンドウ」の話題の本記事では、写真を交えながら、そのロゼット・クラスターの意味について考えていくつもりで、今せっせと書き進めているところなのですが、なんか気になって仕方がないことがある。

「クラスター」という言葉。僕ら、生物の分類や、生態観察などに関わっている人間には、ごく身近な、使用する頻度がごく高い言葉です。でも、一般用語として使われることは余りない(のだと思う)。それが、今回の「コロナ騒動」で、「新型日本語」として突然現れ、一気にメジャー・ブレイクしたわけです。

それはそれで良いのです。新しい「日本語」が増えるのは、悪い事ではない。けれど、そのことによって、本来の(というか、それも含む広い範囲の言葉の持つ)意味が薄れ、忘れ去られていく、という懸念があります。

今、日本で「クラスター」というと、即コロナに結び付けられると思います。ということで、肩身の狭い思いをしつつ、「申し訳ない、コロナとは無関係です(-_-;)」と、言い訳を添えながら使わねばならない状況になっています(「コロナ」という言葉自体もそうである、と言う事を以前記しましたね)。

ずっと以前にも、似たような想いを懐いたことがありました。新日本語としての「アダルト」。むろん、生体とか大人の意味で、僕の場合だったら前者は生物との関りでごく日常的に使っていたし、後者はアメリカン・ポップスの“Adult Contemporary”でおなじみです。それがある時点を境に、突然限定された意味の日本語として固定された(最近はやや元に戻りつつあるような気がしますが)。

戸惑ってしまいますね。

日本語として新しく出現した言葉が、一つの意味だけに特化限定され、それがスタンダードになる、という流れは好きじゃありません。

あと、インターネットの世界に於ける「アプリ」(アプリケーション)の概念。これがさっぱり分からない。実態として僕の頭の中に入ってこない。たぶん永久に分からないと思います(他のインターネット用語共々)。でもまあ、これは(言葉の問題ではなく)僕の頭が悪い、と言う事なのでしょうけれど。

もとより、外国語がカタカナ導入された時点で「全く新しい日本語」であるわけですから、意味が限定されていても仕方がないのかも知れません(それでも本来の意味や広い捉え方を排除しては欲しくない)。

あと、わざわざ「ロゼット・クラスター」と言わなくても、「根生葉集団」と言えば良いのですね。でも「集団」はイメージがちょっと違う、「集まり」の方が微妙に近いような気がする。

いずれにしても、英語の出来ない僕としては、深いところでは判断しようがありません。(同じく全然ダメな)中国語になると、もっと判断しようがないのですけれど、その僕でも違和感を覚えるのがこれ↓です。

10数年前ごろから若者が頻発使用し始めた「オーマイゴット!」(たぶん英語圏の人達より遥かに多く口をついて出ている)。あなたたちに神なんていないでしょ、という突っ込みを入れたくなるのですが、僕の懸念する問題はそこではない。

中国には「アイヤー!」という素晴らしい表現があります。それを喋る人が「オーマイゴット」に置き換わって、いなくなっちゃいましたね。残念です。

以上は外国語起源なので、それほど気には障らないのですが、日本語の場合は、微妙な部分で違和感を感じまくる「新型言語」が、少なからずあります。

先日のブログでも「決して正しい使い方ではない」と指摘した「大丈夫です」。余りの頻発に、イライラしてきます。穿った見方をすれば、「責任逃れ文化」の象徴、と言えなくもないです。それは確かに穿った見方であることには違いないでしょうし、それはそれで「一つの意味」として使われているわけで、否定はしません。

でも、それだけが正しい使い方、みたいに解釈されていく(例えば「世代」の概念が限定使用されているような)流れには、危惧を感じています。

今の(日本)社会は、「新たな」という事例が、「多様性」ではなく「限定性」をもってよしとする、という方向に進んでいるように思えてなりません。






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マスク着用は犯罪である Ⅱ

2021-02-07 20:21:45 | 香港デモ、新型ウイルス、日記


★2月5日、6日の記事にいいね!その他。。。ありがとうございました。

(「コロナ」の話題だけで良いという方は、「前置き」部分をパスして・・・・・・・・・・ライン以下を読んでください)

中国四川雲南の野生シャクナゲ原版写真2500枚と、同じくサクラソウ属約1000枚の原版写真をモニカへ送信していたところ、キャパシティ・オーバーで中断してしまいました。で、何気なしに、たまたま隣に置いてあった小さなリンドウの花の写真を見て、最初は、高山性小型リンドウ(リンドウ属のハルリンドウの仲間)の雄蕊について書き始めたのです。

その前に、ツルリンドウ属Tripterospermum(中国名:双蝴蝶属)に関わる(大昔の)僕への苛め(!)の数々に対する恨みつらみ(笑)を書いておこうと考えたのですが、途中で(小型リンドウやツルリンドウの話は後回しにして)中国産ヤクシマリンドウGentiana yakushimensis近縁種群(“多枝竜胆組‐七葉竜胆系”の各種、それらが本当にヤクシマリンドウに近縁なのかの真偽は不明)の「ロゼット・クラスター」の存在について調べ出した。これは大変な作業でした。でも、せっかく頑張って一応完結直前まで行ったのに、アップしないまま保留中です。

ということで、それをアップする前に、穴埋め用にヘツカリンドウSwertia tashiroiの旧記事を再掲載しておくことにしました。その後、ヤクシマリンドウ(および中国産の近縁種群“七葉竜胆Gentiana arethusae”など)の話を始めるつもりでいたのですが、、、、。

よせばいいのに、新たに中国産のヘツカリンドウ(Swertia shintenensis var.? 現時点では正式記載されていないと思う)およびそれの所属するセンブリ属の全貌をチェックしはじめて、更に、いつの間にかチェックの対象が中国産リンドウ科全体に移ってしまった。

ハナイカリ属Halenia(中国名:花錨属)、ヒメセンブリ属Lomatogonium(中国名:肋柱花属)、サンプクリンドウ属Comastoma(中国名:喉毛花属)を経て、シロウマリンドウ属Gentianopsis(中国名:扁蕾属)に至り、現時点で、雲南の奥地で出会った日本の奥秩父の絶滅危惧種(正真正銘絶滅寸前です)チチブリンドウGentianopsis contortaの解釈で頭を悩ませているところです。

*暫定的にGentianopsis contortaを当てたうえで、“日本のチチブリンドウ(僕が「山の花1200種」を刊行したときに唯一撮影が叶わなかった山地性リンドウ)にも似ているな、、、”と思っていたら、チチブリンドウ自体がGentianopsis contortaとなっていた(それが正しければ「超隔離分布」ですね)。

結局(ヘツカリンドウの旧記事再掲以外は)どれも放ったらかし。一体、何という生産性の低い行為を繰り返しているのか、と落ち込んでいます(いちいち推移を記したのは、バラバラに散逸してしまってる下書き記事の存在を僕自身の頭の中で整理・確認しておくためです、まあ、リンドウについての勉強と写真の再チェックと思えば良いのではないかと)。 

*来週こそは「ヤクシマリンドウ&七葉竜胆(の“ロゼット・クラスター”)」アップします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「いわゆる武漢発祥新型コロナ(以下コロナと略)」がデビューした後の、この一年間の日本の死亡者数が発表されたそうです。なぜかコロナ発祥前の一年を大幅に下回っている、という不思議な(?)事になっています。

年間総死亡者が100万人余で、うち「コロナ」による死亡者が約7000人。これが何を表しているのか?

人々の衛生に対する意識が、より高まった、ということですね。それは(一応)素直に良き事です。マスクや消毒が、あるいは密接密集密閉への対応が、幾らかは他の病気にも好影響を与えているのでしょう。

その前提で、2つの問題提起を行います。

衛生概念向上の好影響が、全体数の減った分と考えましょう。とすれば、「コロナ」で増えた7000人分を、一昨年以前の総数から差し引けば、その(一昨年以前の)総数は、もっと少なくても良いはずです。何か、おかしくないでしょうか?

単純に、一昨年以前も「約7000」という数(現時点での判断基準としての“「コロナ」が死因の一つとなった死者”の数)は、ちゃんと(いわば「旧型コロナ」でも)存在していた(それは要因と処理されずにカウントされていた)、とは考えられないでしょうか?

一昨年以前、SARS類似ウイルスが関与した死者数は、どれだけあったのでしょうか? 「武漢新型コロナ」が、人類にとって脅威であることは認めるとして、ならば「旧型」による(それが関わった)脅威は存在しなかったのでしょうか? リスクが検証されていなかっただけではないのか?

今回は、気が付いた、見えた。見えない脅威は、他にも無数にあるはずです。賢者は「“はず”じゃだめだ、現れたものだけを認識し、対応していくべきだ、それが科学である」というのかも知れません。あほらし。

目に見える脅威以外は、(無かったことにして)有耶無耶にやり過ごしていた(確認していなかった)。そして、見えた脅威に対しては、徹底した「逃亡」ないしは「敵対排除」(「無意識強要同調空気」に基づく「自己保身」と「責任逃れ」)。 

きちんと、遡って検証する気はあるのでしょうか?

結局「中国に於ける隠蔽」と、なんら変わりはないと思うのですが。

2つめの問題点。上記の問題以前の問題として、こちらのほうがより重要です。

上の話を引き継ぐと、
「じゃあ(脅威)が以前からあったのだったら、人類は、もっと前からマスクをすべきだった」
「ワクチンをもっと早くから開発し、緊急指令も出し続けておくべきだった」
となるのかも知れませんね。

リスクの判明→「逃亡」「排除」「敵対」というわけです。

でも、そもそも、「リスク」というのは、単なる負の存在なのでしょうか?

もとより「リスク」と「リターン」は、裏表一体です。
(「デメリット」と「メリット」、「無意味」と「有意義」、「失敗」と「成功」、「不確実」と「確実」、、、)

なにも、警戒すること自体が悪いとは思わないし、とりあえず目前の脅威には対応しなくてはなりません。でも、それは「解決」ではないと思う。

自分のための「自己保身」も「責任逃れ」も、別に悪い事ではないでしょう。それを認めたうえで、なおかつ(自己が不利益を蒙ろうとも)より俯瞰的に全体に対することが、人類としての責務だと、僕は思うのです。

それは、地球のため、ひいては我々の子孫のためにです(僕は子供がいないので全ての人類~若い人たちを自分の子だと思っています、たまたまではなく、そのような意思の許で生きてきたのです)。

「コロナ問題」は、発生当時から、「コロナが問題」なのではなく、「コロナ問題が問題」なのだ、と言い続けてきました。

空気を作り上げ、沿わない人間を排除していく。その巨大スケール・バージョンが、(マスクの必着に象徴される)コロナ騒動です。

すぐ前のブログにも書いたように、香港デモ*を批判(警察の擁護)すると、こんなコメントが返ってくるわけです。

>なんということを言うのでしょうか。正義と自由のために命がけで戦っている若者を誹謗するなんて、この人は人間としての心を持っているのでしょうか?

*ちなみに僕は、数か月間に亘って現場に張り付いて、「正義のアピール」をチェックし続けてきました。膨大な数の写真を撮影しています(それが収納されている修復HDDが戻ってくれば、改めて紹介していきたいと考えています)。何年もの間、香港-深圳間のイミグレーションを行き来しつつ、その都度、往来の実態をチェックし、人数を数えたり、撮影したりしてきました。イミグレでそんなことしてる人は、たぶん他にいないと思います(笑)。

ちなみに、昨日書いたブログの末尾にある、「犯罪→逮捕」の意味は、それを丸ごと括弧で括っての「犯罪」という意味です(「犯罪→逮捕」を「犯罪」と見做す:無意識強調同意の空気に置くことに対しての「犯罪」という認識)。

いや、正義をアピールすることは自由ですよ。誰だって自分が手にした権利は手放したくないでしょうし。多くの香港市民と同じ立場にある日本の民が共感するのも、郁子なきものと思います。

問題は、その行為自体よりも、形成された「空気」ですね。騙されて(洗脳されて)しまう大衆に対しての怖さ。ジョン・レノンの「愛」「自由」「平等」「平和」こそが、正しい、みたいな。

僕は、森会長の失言に対しては、擁護派です(笑)。なぜなら、皆が総攻撃してるからです。発言内容の良し悪しとは別次元の問題です。たとえ許されざるべき発言であったとしても、ネットで人を貶めてはならない。

でも、僕はジョン・レノンをボロクソに言っているわけで、、、それは、皆が彼を正義と見做しているからです。

だからもし、将来ジョン・レノンが集団で叩かれる時が来たら、僕は絶対彼の擁護の側に立ちます(笑)。

観念的な話になってしまいましたが、、、。








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マスク着用は犯罪である Ⅰ

2021-02-06 20:48:10 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




マスク着用は犯罪である、ということを、真面目に書いていきます(一応僕もその犯罪に加担しているわけですが)。
「香港デモ」からの続きです。

「真面目に」「本気に」です。そのことを証明するのは、大変な作業になります。僕の能力では無理だと思います。でも、出来る限りの努力をして取り組みます(僕に出来なくても、誰かが引き継いでくれると思う)。人類の未来のためです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前回、中国産のリンドウ科センブリ属180種のチェックをし始めて、ヘツカリンドウの纏めがなかなか完了せず困ったことになってしまった、と記したのですが、センブリ属だけでなく全リンドウ科の500種近くのチェックに踏み込み始めてしまいました。しかたがないので、暫くの間、プラットホームの独り言を続けます。

ひと月ほど前から、生活スタイルが少し変わっています。9時の開店前にスタバに行く、というパターンを廃止しました(スタバ自体、予算の関係を考えれば行く頻度が大幅に減っていますが)。

古いパソコンは、バッテリーが一切機能しなかった。電源に繋げねば、開くことさえできません。そのため、(3つしかない)電源席の確保のため、朝一番に行く必要があったのです。でも友子さんの父上が新しいパソコンを買ってくださって以降は、2時間や3時間はバッテリーだけでも持つ。それで電源をすぐに確保するという必然性は無くなったわけです。

それで、スタバに行く日(通院日を含む週2~3日)も、お昼過ぎまで自室に滞在し、(情報収集などのための)インターネットを使わなくてもいい作業(例えばブログの記事執筆など)を行っています。

スタバに行かない日は、午後3時頃部屋を出ます。マクドの前でWi-Fi電波をチェックし、運よくキャッチ出来れば、その日はマクドです。でも、途中で繋がらなくなってしまう危険性もあります。通常の場合でも1時間に10分ずつ中断するのでイライラしますが、完全に繋がらなくなると、その日(および数日間)はアウトです。

イオンは電波は来てるのですが、開くことが出来ません。永居する客の撃退案なんだろうと諦めています。その点、ジョナサンは確実に繋がる。ただし、最低金額が、ドリンク・バー399円(税別)の注文必須。お茶一杯で439円はちょっと痛いです。フッドを付けると、ドリンク・バーが200円引きの199円。白ごはんとセットで単独ドリンク・バーと同額です。ただし、白ごはんはセットメニューにはならない。そこでご飯抜きの唐揚げ250円を付けます。それで約500円。まあ、何も食べないよりはいいでしょう(昨日銭湯で体重測ったら5kg近く減っていた)。

カフェなどを含む飲食店の営業はどこも8時までなので、早めに帰って、自室での作業を数時間します。睡眠剤を飲むと、5分で熟睡します(昔は一度眠れなくなると睡眠剤を飲んでも全く効き目がなかったのに、不思議です)。

電車に乗るときは、常に車掌さんに声を掛けます(その際はマスクをして)。
>「僕は肺が悪く医師から出来るだけマスクをしないように、と指示されています(“指示”は大袈裟だけれど、あながち出まかせということでもない)、福生に着くまで(他の乗客から離れたところで)マスクを外させてもらいます、あと、窓を少し大きめに開けさせてもらいます」
と、地道に毎回伝え続けています。

実際のところ、昼間は乗客が少なく、ことに最後尾車両には通常数人しか乗っていないので(もっとも、僕がマスク外すことを知ると遠くの席に座ってる人が車両を移ったりする)、時間も僅か9分だし、別にわざわざ車掌さんに告げずにマスク外していても、あるいは着けたままでいても(帰路は混んでるので我慢してマスク着用している)、大した問題ではないのですが、僕なりのパフォーマンスです。

99%の車掌さんは、非常に気持ちよく対応して下さります。「問題ないですよ、わざわざ有難うございます」と。これまで多くの車掌さんと対応してきたので、最近は、僕の顔を見てO.K.サイン出してくれたりします。「マスクに関しては、様々な状況に置かれている人がいるんだ、、、」ということを、一人でも多くの人に知ってもらえるチャンスだと思っています。

道端で、マスクしていない人に出会うと、ほっとしますね。

ちなみに、飲食店の中は大半の人がマスクしてないし、銭湯の中は全員マスクしていない(玄関入って5mほどだけ必着)。なんか変です。

変と言えば、あちこちに置かれている、消毒用アルコールスプレー。あれ何なのでしょうね?大抵の人は片手にしか掛けていないし、効用があるとはとても思わないのですが、、、。本当に重要な場所(電話ボックスとかトイレの中とか)には置かれていないし。

ウイルス伝染は、飛沫と接触、マスクをしてれば飛沫感染は防げる、、、のでしょうか?マスクして大声で会話している(若者に多いですねぇ~)のと、マスクせずに口閉じて黙ってる場合と、どの程度違うのでしょうか?

真面目に考えたら、身の回り中(身体の中も)、有象無象のウイルス(もちろん「コロナ」も)だらけじゃないんでしょうか? 今も昔も将来も。

本気でリスク管理徹底するなら、(三世も言ってたように)マスクじゃなく「防御服」が必要になるんじゃないかと。鴎外みたく、饅頭に熱湯かけて食べることになります(鴎外は本気でやり出したらきりがない事を分かってて、儀式・ルーティンとしてやってたのでしょうけれど)。だからと言って、健康が保たれたり、長生きすることが出来たりとは、限らんでしょうけれどね。

医療崩壊の犯人は、大衆です。大衆のエゴ。それはしばしばマスコミの扇動・洗脳に基づきます。

目の前の事だけしか考えない、自己保身(リスク回避)と「無意識強要同調空気」。

マスク必着社会は、(自らを正義としか考えていない)犯罪者集団の社会です。コミュニティ全員犯罪者なら、犯罪侵さない人間は犯罪者になりかねません。

なぜ、「マスク着用が犯罪」なのか。感情的にではなく、きちんと順を追って(「理論的に」という言葉は好きじゃないので「客観的に」かな?)進めて行きます。

むろん「コロナとは何か」を突き詰めて考えるところから始めねばなりません。

「枠の中」だけで安易に答えを出すのではなく、“本当の意味で”「俯瞰的に捉える」ことです。

僕の頭では不可能でしょうが、概要だけでも形造っておきたいですね。それでも一年ぐらいはかかるでしょうが。

とっかかりは、なんでもいいと思うのですが、これまでの成り行きで、まず「香港デモ」「武漢ウイルス」と「マスク」という「お題」で考えを進めて行きます。

強引に結びつけるつもりはない(その能力もない)ですが、けれど、どちらにしても最終的には結びつくのです。

マスクとは何か?

2つの目的がありますね。

A(鼻や口からネガティブな物質を吸い込まない為の)「防御」
B「顔を隠す」

全く別の事柄のように思えるでしょうが、実はAB根本は同じです。それを知ることが「コロナ問題」の実態を知る事でもあります。

とりあえず、香港デモに於ける「マスク」の存在は、それにピッタリの実例です。

当初は「催涙ガスを吸わないため」の着用推進Aでした。

途中から「顔が知れて逮捕されないため」の着用Bに替わりました。

まあ、これはAB2つの身近な典型例として取り上げただけで、ここから「マスク着用は(形式上ではなく本質的な部分で)犯罪である」という普遍的な話に展開していかねばなりません。

(次回以降に続きます)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余禄:

日本人を筆頭に、近代文明は、隠すことが好きですね。顔もお金も本性も(そして公式には「民主的な自由」を標榜している)。

それを欧米が追従しだした(隠しときゃ楽ですから)。

その点、隠蔽中国は、トップは隠すけれど、大衆は(賢い日本人と違ってバカなので)隠さない(頭隠して尻隠さず)。だからボロクソに言われる。





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「マスク」と「正論」が好きな日本人

2021-02-06 20:45:53 | 香港デモ、新型ウイルス、日記



東京は、今日も快晴です。今年に入ってから、僕は(昨日)一度しか銭湯に行ってない(体は毎日洗ってる)のですが、雨は、今年に入って(去年の暮れから)ほとんど降っていない(2回ほどチラっと雪が舞いましたが)。

何回、大雨・大雪注意報が出てたでしたっけ?

気象庁が「今後、線状降雨帯が出現した際は、すぐに発表する」という決意表明をしたそうです。

↑*昨日部屋に帰る前にチェックしたネットニュースについて書こうと思っていたのですが、改めて探すと見つからない、たぶんこんな要旨。

言い換えれば、「責任逃れ」の決意表明ですね。一億総責任逃れ。

↓これも見つけられないでいますが、

大阪の医師が「コロナに対しての危機感をもっと持つ必要がある」とか、改めて強調していました。

むろんその通りなのでしょうが、その通りではないのかも知れん、という考えがあっても良いわけで、、、。

“森辞めろ”の大合唱もそうですけれど、みんな「正論」好きですからねぇ。




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