★10月8日の記事に、いいね!その他ありがとうございました。
パソコンのアクシデントで、ブログの進行がスムーズに出来ない状況に陥っています(しばらくの間、断続的にブログを掲載していくつもりです)。
そんな中、ほんのちょっとですが、なんとなく嬉しくなる記事を見つけました。そのまま転載紹介しておきます(僕のコメントも付随)。
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『洋紙にペン字、貴重な鴎外の直筆原稿、新潮社社長室の大掃除で見つかる、、、、漱石らの資料も』 読売新聞オンライン10/15 5:01
森鴎外(1862~1922年)の小説「身上話」の直筆原稿1枚や、文芸雑誌が行った文章指南のアンケートに、夏目漱石(1867~1916年)が答えた原稿1枚など、明治・大正の文豪らの資料21点が新潮社で見つかった。中でも鴎外の直筆原稿が見つかるのは珍しく、貴重だという。
写真【読売新聞オンラインから転載】
丁重な字で書かれた森鴎外「身上話」の冒頭部分。
鴎外、漱石に、二葉亭四迷、島崎藤村、有島武郎ら著名な作家・評論家を加えた計18人の原稿や手紙で、すべて縦約30センチ、横約40センチの冊子に貼られていた。藤村の資料が3点あるほかは1人1点で、1点は筆者不明。原稿の場合は、いずれも作品中の1枚のみが収められていた。
冊子は同社の創業者、佐藤義亮(1878~1951年)が、つきあいのあった作家たちとの思い出を残すために作ったものとみられ、昨年末、社長室を大掃除していて見つかったという。作品の執筆時期や作家の生年などを考慮せず貼られており、義亮が資料保存のためではなく、個人的な関心から作ったらしい。
鴎外の「身上話」は海辺の宿に宿泊中の青年と、そこで働く女性との交流をコミカルに描いた短編。友人から聞いた体験談を基に1910年、文芸誌「新潮」に掲載され、後に全集にも収録された。見つかった原稿は、罫(けい)線のない洋紙に端正なペン字でつづられていた。
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milk
素適なニュースですね。先日パソコンが壊れて、昨日まで手書きの原稿書きを、20年ぶりぐらいにしていました。それと、この機会に、永い間(40年以上)してなかった部屋の整理に挑戦していた。僕は分野違い(nature-photograph)なんですが、何故か明治文学が好きで、、、。段ボール箱の中から、昔買った岩波文庫(漱石の三四郎とか鴎外の青年とか)等々が、どっさり出てきた。
(段ボール箱からは見つからなかった)もう少しマイナーな同時代作家(例えば斎藤緑雨とか広津柳浪とか)の作品も久しぶりに読んでみようと、今さっき東京駅近くの書店で店員さんに尋ねたら、全て絶版、とのこと。今は読む人少なくなってるんですね。
漱石は面白い、鴎外はつまらない。でも僕は鴎外が好きで(笑)。直筆原稿の写真見ているだけで、なんだか嬉しくなってきます。