マスクは人類の敵
エアコンは地球の敵
集団性自己中が人類を滅ぼす
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3500円のカメラクラッシュ。まあ、価格からすれば妥当なところでしょう。痛風勃発で七転八倒の苦悶もあるゆえ、ひたすら「中国蝴蝶野外観察図鑑・補遺」の中国語への翻訳の残り1%に取り組んでいます。
並行して、地元新聞社にプレゼンする予定の「近所の森と道端の蝶・福岡編」の新聞連載用原稿書き。それを纏めている過程で、実は非常に興味深い問題に直面していることに気付きました。
以下、某氏への私信。結構気に入ったので、そのままブログに転用します。
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70年来の疑問が、ついに解けそうです(というか、これからがスタートですが)。
中学に入学し生物クラブに入ったのが1961年の春、
それ以前、小学校低学年の頃には、秋、庭にやってくるイチモンジセセリとチャバネセセリを眺めて、想いに耽っていました。
似ているけれど、微妙に違う。
春にはいないのに、秋にドッと増える。
子供ながらに興味深々でした(あとウンカやヨコバイも)。
中卒で高校には行かず、バイトしながら美術学校に通っていました。
一時期、昆虫の世界から離れていたのですが、
1970年代半ばから再開、
たまたま千葉の東大演習林で撮影・調査活動を行うチャンスを得、
大学に提出したのが
「水田耕作の発展に伴うイチモンジセセリの生態的変遷」
というテーマでの探索企画。
イチモンジセセリと、
国内同所分布同族種のチャバネセセリ、
国内異所分布同属種のオガサワラセセリ、
との比較を並行して行いながら、
イチモンジセセリの持つアイデンティティを探ろう、という目論見です。
しかし計画は挫折し、
中国に拠点を移して40年、
一昨年、40年ぶりに近所の日本産普通種の観察・撮影に、東京のアパート周辺で取り組み始めました。
でも、なにかおかしい?
その想いは、福岡に移って同様の観察・撮影を続けた結果、さらに強くなっていった、、、、。
そして今、驚愕の事実が判明!!!
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とまあ、予告編です。
、、、そのうち、具体的な事を書いていきます。
(以下の写真を題材に70年間に及ぶ疑問を紐解いていく予定)
壮大な「陰謀論」になるかも知れません(笑)。
イチモンジセセリParnara guttata
近所の道端にて 2023年9月3日
チャバネセセリPelopidas mathias
近所の道端にて 2023年9月26日
オオチャバネセセリPolytremis pellucida
近所の道端にて 2023年9月26日
イチモンジセセリParnara guttata
近所の草地にて 2023年5月9日
チャバネセセリPelopidas mathias
近所の草地にて 2023年5月21日
オオチャバネセセリPolytremis pellucida
近所の草地にて 2023年6月7日
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ここからは、上記とは(ほぼ)無関係の話。
シルビアシジミ、チェックをし続けています。
ずっと同じ所にいます(僕のアパートから5分)。
2か所、ミヤコグサの生える半径1mぐらいの場所にだけ、毎日別の個体が現れます。
写真(少し前の9月18日)は、その発生定位置から3mほど離れた所に生えるイタドリの花で吸蜜する個体。その2m先にはカタバミが生えていて、こちらはヤマトシジミの陣地です。たまたま同じ時に同じ花で遭遇。油断していると、同じ蝶に見えてしまいますね。写真撮って再確認してから、別々だと分かった。区別点の後翅裏面の黒点列の並びは、時に見る角度によってこんがらがってしまう。前翅裏面中室の黒点と前縁近くの小黒点の有無(シルビアでは両方とも欠)に拠るほうが咄嗟のチェックでは分かり易いと思います。
ヤマトシジミPseudozizeeria maha
シルビアシジミZizina othis(Zizina emelina)