青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

「新型肺炎コロナウイルス」についての問題点要約 2020.1.30 青山潤三日記

2020-01-30 15:21:13 | 新型ウイルス



1月27日(その①)の記事を掲載した後、掲載が滞っているようです。

最新記事として、「2500円カンパのお願い」が載ってますね。これは本来記事ではなく、三世に向けて、個人的に2500円(湯沸しポット代)のカンパをお願いしたものです。読者の方々に示したところで誰も応じてくれないのは分かってるので(笑)。

そうは言っても、三世自身もWi-Fiがスムーズに繋がらず、メールがほぼ使用出来ない状況でいるそうで、回復のため虎の子の7500円を使って、すっからかんだそう。2500円は大金です。食事も出来ないような事態になれば困るので、無理は言えません。

まあ、僕の方は、経済的な面は、いつものようにHさんにご無理をお願いして6000円ほど(2人分+1000円)をお借りし、他はモニカがいろいろと立て替えてくれるので、何とかなりそうです。

もっとも、資金を得たところで、部屋から外出させてくれないので、新たな食糧の入手も出来ず、餓死しそうな状況です(モニカを通じて大家さんの許可待ち)。このままだと部屋を追い出されてしまうため、慎重に行動せざるを得ません。

ブログについては、三世のインターネットが回復次第、これまでに溜まっている送信分を一括掲載して貰う予定です。

まずは、最新記事から(その前に2020.1.27~1.29の記事を載せています)。「新型コロナ肺炎ウイルス問題」についての、要約です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の「新型ウイルス問題」は、二つに集約されます。

①中国の余りにも低い環境・衛生概念・民度(例えば、窓開けてたら一日で部屋中が埃だらけになる、購入した卵は10中7~8個腐っている、すぐに暴力を奮う、、、、etc,)。これじゃあ、「新型ウイルス」にしろ何にしろ、恒常的に発生して当たり前です。田舎・貧困層・低学歴社会でそれが起こっているのではなく、むしろ、都会・富裕層・高学歴社会での現状(見かけはそうでなくても)なのです。

②「新型ウイルス」に対する十分すぎるほどの懸念は必要だと思います。何しろ「今のところ対処のしかたが良くわからない」存在なわけですから。でも、何故それだけが、余りにも突出して取り上げられるのか?この騒ぎに伴う「2次災害」の方が問題ではないでしょうか? 例えば、病院への患者(不通の風邪を含む)の集中による2次感染。「新型」以外の肺炎やインフルエンザへの対応に支障をきたしてしまうこと。不要な「煽り」を拡散することで社会が混乱し、相互不信を成すこと。中世の魔女狩り、ヒットラーのユダヤ人虐殺、関東大震災の朝鮮人虐殺、、、、それと同じようなことが「大義名分」の名のもとに、「日常」として為されつつあるのです。

虐められる子は、自身問題を持っている(他の子とは外見や行動や価値観などが異なる、という場合も含めて)場合が多いでしょう。でも、だから虐めても良い、コミニュティから排除しよう、というのは、違うんじゃないですか? 時間と労力はかかろうとも、根本的な問題(例えば上記①)改善に、俯瞰・客観的な視点から取り組むべきなのではないでしょうか?




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武漢・新型コロナウイルス肺炎について思う事 (2020.1.27記事の再掲載)

2020-01-30 15:19:23 | 新型ウイルス



My view on “New Corona-virus Pneumonia in 武漢” 


今日から、帰国日の2月3日まで、アパートの室内に蟄居です。モニカからは「外出しないように」というメールでの指示が、なんども繰り返し来ます。大家さんも僕の部屋を度々覗きに来る。

今回の問題に関しての対応・反応は、中国の政府にしろ市民にしろ、これまでの諸々の問題発生時とは、ちょっと違うような気がしています。相当に、逼迫している。

時系列で整理しておきましょう(僕のパソコンでは以前の記事を遡ってチェックすることが出来ないので、正確な日付は後程調べ直します)。

中国で「新型ウイルスによる肺炎」が多発しているらしいことは、海外のソースでは、昨年暮れ頃からニュースになっていたように思います。

日本の一般市民を含む多くの人々に知れ渡ったのは、今年に入って1月16日だったようです。ヒト→ヒト感染の可能性を示唆する「濃密接触云々」の報道の、その見慣れぬ言葉の定義などをめぐり、冷やかしを含めた様々なコメントが他人事のように為されていました。

それが、感染者の人数が増えだしてから、これはヤバイんじゃないか、という雰囲気になってきた。ただし、この時点で(一様に)危機感を煽ったのは日本の報道で、中国の市井では(僕のいる深圳や広州でも)1月20日を過ぎた頃に於いても、左程の危機感は感じられないでいました。

今年の春節初日は1月25日ですが、休暇や移動が始まるのは、一週間前の1月18日からです。
都市から地方(この「都市と地方」というのは、「沿海部大都市と内陸都市」ということではなく、内陸の都市、それも省都以外の地方中都市をも含めた、農村部からの出稼ぎの人々が働く広い意味での都市部と、農村・漁村地帯の文字通りの田舎)へ、数億人が大移動します。

それが始まった18日前後の時点では、まだ「新型ウイルス肺炎」は、余り話題に登っていなかったように思います。ところが、人-人感染がほぼ確実になるにつれ、中韓におけるネガティブな話題が大好物の日本の大衆(やメディア)からの、大バッシングが始まりました。中国政府の事実隠蔽。日本政府の優柔不断。

春節期間で、最も人々がバタバタと動き回るのが、日本の元旦に当たる前日の、すなわち大晦日(徐夕)の午後です。この日のうちに、何から何までの春節の際事の準備を済ませねばなりません。自分たちの作業に集中しなくてはならず、たいていのインフラがストップしてしまい、僕など部外者が途方に暮れてしまうのが、この日です。

むろん、実際の経緯はもっといろいろとあるのでしょうが、政府が正式に危機を発令し、中国国内の一般市民の多くが危機感を共有し始めたのが、この大晦日(徐夕、1月24日)のことです。それまではちらほらとしか見かけなかったマスク姿が、一気に激増しました。地下鉄の入り口などでは発熱検査が行われ、人々の口からも不安の声が一斉に上り始めました。

偶然だとは思うのですが、春節移動のピーク終了のタイミングを見計らったかのように、緊急事態 発令が発令されたわけです。


“パンデミック”を引起こす最大要因は“パニック”/“Panic” is a biggest factor make “Pandemics”
【一つの意見に集中することの恐ろしさ/a horror of concentrating on one opinion】

僕には2つの全く相反する“想い”があります。そのどれが正鵠を得ているのか、今のところ判断が付きかねています。ある意味、どちらも正しい(言い換えれば、どちらも間違っている)と言えるのかも知れませんが。

それは、後手に回ることによって、みすみすパンデミック状態形成を許してしまうことへの危惧感と、必要以上の焦りを引き金に、パニックを引き起こし、本来起こらなくても済んだかも知れないパンデミック状態形成への加担を成してしまう事に対する危惧感です。

ウイルスの本質や広がり方の状況を、冷静に落ち着いて見極めることから始めるべきか、緊急の実行動を最優先させるべきか。

本当に脅威だった場合、後手に回ると取り返しのつかない事態になることも事実でしょうし、必要以上の混乱を招くことで、より大変な事態に陥ってしまう可能性があることも、また事実でしょう。“二者択一”ではなく、“同時進行”しなくてはならないのだと思います。もちろんそれは、口で言うほど簡単なことではない筈です。

フィリッピンのドウティルテさんの思い切った対処(464人中国人観光客の強制送還)は、ひとつの答えだと思います(大変な賭けではあるのでしょうが)。混乱を最小限に抑え(地元観光地への大打撃は与えるとしても)、かつ後手に回ることを避ける。中国との間の人の行き来が日本よりは少ない島国で、独裁権力者が仕切るフィリッピンだから可能だったわけで、中国国内はもちろん、日本の場合は現実的に不可能だと思います。仮に、そのような強硬手段を取ったとしても、(本当に脅威だった場合は)すでに手遅れでしょう。

中国政府は、ウイルスの存在が発覚して以降、苦渋の決断を迫られていたと思います。パンデミックに至る可能性への対応、パニックが起こる防止への対応。

客観的に考えれば、新型ウイルスの発生は、(従来のウイルスなどと比較して)さして脅威ではない、と捉えることが出来るのかも知れません。しかし、憂慮する問題であることには変わらない。パニックを引き起こさぬよう冷静に対処して、根治を目指す。それを隠蔽とするなら、隠蔽なのでしょうが。

しかし、正確な実態は現時点では不明なのではないかと思います。感染者の数が、(把握しえないほどの)未曾有の数まで達しているのかも知れません。逆に、客観的に考えて、人口3000万都市圏に於ける“肺炎ウイルス”による500人という感染者数や、数10人の死亡者数が、従来のそれ(肺炎やインフルエンザ患者)に比べて、突出して多いものなのかどうか?

病院に押し寄せている人々は、本当に重篤患者ばかりなのでしょうか? このような報道下では、普通に考えれば(仮に僕のような立場でも)心配で病院に行きますよね。この時期、風邪気味の人なら、数千万人の1%としても、数10万人はいるわけで、、、。それらの人々が、我先にと病院に押しかけたら、医療受け入れのキャパシティを超えてしまうのみならず、感染しなくて済む人まで感染してしまう恐れがあるでしょう。

そのことを考えれば「隠蔽(冷静に対処体制を整えること)」も仕方がないように思えます。もっとも、結果として「隠蔽」に失敗したため、人々の扇動の振り幅を大きくし、その結果、患者も倍々的に増えていく、という悪循環に陥っているような気もするのですが。


僕の素直な疑問/My simple doubt 【新型ウイルスの脅威が叫ばれる中、従来からの肺炎については触れられない、という不思議/the wonder that there is no mention of conventional pneumonia amid the threat of a new virus】

この病原体(新型肺炎コロナウイルス)が、従来の肺炎ウイルスと“脅威に値する”部分で、どれだけの差異があるのか、素人の僕にはむろん分かりません。

情報を整理すると、
「2002~2003年に流行した“SARS”と似ている」
「威力はSARSに比べれば、やや弱い」
「ヒト⇔ヒト感染が容易に為される」
「“新型”ゆえ、未知の部分がある」 
「発症までの潜伏期間が長く、潜伏期間中にも感染の恐れがあり、変化する可能性がある」
最後の部分で、「事実」と「妄想」が入り混じって構築された「恐怖心」が人々に伝わり、パニックを伴って感染者が増幅し、結果としてパンデミック状況が引き起こされる、、、そのような捉え方も出来るかも知れません。

そもそも、「新型」であるかないかに関わらず、「肺炎ウイルス」による「肺炎患者」というのは、日本においても中国においても、そんなに珍しいものではないですよね?

素直な疑問なのですが、新型以外の肺炎患者数や死亡者数は報じられずに、なぜに「新型」だけがが突出して取り上げられるのか。

従来形のウイルス潜在的感染者と、「新型」感染者は、どう区別しているのでしょうか? それとも、「新型」は怖いけれど、「従来型」には無関心、という事なのでしょうか? 従来型と新型の感染率とか死亡率は、どれだけ大きく違うのでしょうか?

「新型」だって、最初の患者(2次感染者)がマスメディアに登場する、ずっと以前から(もしかしたら何年も何十年も前から)存在していたのかも知れませんよね。実際、僕自身が、30年余(殊にこの10年余)の中国での活動期間中に、何度か「急性肺炎」を疑われる診断を示されてきました(貧乏故、適切な検査や治療が出来ないままでいますが)。

中国の衛生概念は(中国で暮らしたことのある人はご存じでしょうけれど)極めて劣悪です。「海鮮市場」などに関しては、武漢に限らず、どこの都市でも、それはもう酷いものです。日本では絶対に考えられないようなことが、当たり前に成されている、という文化(僕はそれらの「文化」を頭から否定しているわけではありません)の許に成り立っています。

僕の印象では、中国の欠点は、むしろ、地方ではなく都市、貧民層ではなく富裕層、無教養層ではなくエリート、共産主義者よりも民主主義者、、、に、より色濃く反映されているように感じます。

見かけの近代化は為されてきたけれど、本質は変わっていない。今回話題になっている野生動物食材に関しても、富裕層の間で嗜まれているのです。
 
、、、以上に書き記してしてきた僕の意見は、的外れの意見かも知れません。しかし、大きな問題であるからこそ、今一度、より全体を俯瞰した視点から、眺め直してみる必要もあるのではないかと思うのです。

なぜ「湖北省・武漢」なのか?/Why is it happening in 湖北省・武漢? 【中国近代化の幻想、、、根本的な環境整備に本気で取り組まねば、強烈なシッペ返しが/Illusion of China Modernization,,,,,,,,,,If we don't tackle to basic environmental improvements seriously, we will get a strong counterattack.】

最後に、第三の視点から、この「新型肺炎コロナウイルス」について考えて見ます。

「湖北省・武漢が発祥の地」

このことには、思いのほか大きな意味が隠されているのかも知れません。

僕は、「新型肺炎ウイルス発生」のニュースよりも、それとほぼ同時期にヤフーニュースなどに示されていた、全く異なる分野の、しかし同じ武漢周辺地域を舞台とした話題「世界最大の淡水魚絶滅認定」に興味を惹かれていました。

2つの話題は、今回の新型肺炎ウイルスの発生が、(武漢の海鮮市場で売られていた)何らかの野生動物(この地方に棲むコウモリやヘビ?)に基づく可能性がある、ということを併せ考えて、深い部分で結び付きます。

武漢周辺一帯(僕の主要フィールドの一つ「恩施」も今回封鎖された10都市の中に含まれます)は、
ある意味「地球のヘソ」ともいえる地域なのです。

地図を眺めても、この地域が、北の北京、南の香港(深圳・広州)、東の上海、西の重慶・成都のジャンクションに位置していることが分かるでしょう。

より踏み込んだ見方をすれば、地球の屋根(チベット高原などの高山地帯)に源を発する長江の流れが、四川盆地を経て河口の上海に向かう、中間に位置しています。

現存の多くの生物の祖先種(に近い存在)は、上流部のチベット高原周辺域よりも、一度四川盆地の低地帯を経た後、南北に山が迫る“三峡”渓谷と、その周辺地域(武漢は東入り口近くに相当)に見られることが多いのです。

上に挙げた、絶滅が認定された世界最大の淡水魚、唯一の野生の樹が生えるメタセコイヤ、野人(いわゆる雪男!)の目撃、稲作文化の発祥、、、僕の調査対象である、ギフチョウや野生アジサイの一種や、レンゲソウの祖先種なども含め、貴重な遺伝子が数多くプールされている地域です。

愚かな人類は、そこに、なんと巨大ダム(三峡ダム)を作ってしまった。

人類が目指す「近代化」「繁栄」の大義の許、「技術」や「科学」の「力」(「力」は「権力」に限りません、大衆の作り出した「空気」に基づく「共同幻想」も大きな「力」と成り得ます)を過信して、手を付けてはいけない領域まで支配しだした。

自然界のバランスが崩れてしまうと、必ずや想定外の異変が起こる、と思っていました。もしかすると、今回の新型ウイルスも、、、と思うのは、穿ちすぎでしょうか?






さて、どうなることやら/What should I do in the near future?

ところで、春節期間に田舎に帰省している人たちの多くは、月末から来月初めにかけて都市部に戻ってきます。この緊急事態の中、大量の人々が、地方から都市に戻ってくることが出来るのでしょうか?(事態が落ち着くまで田舎に閉じ込めておくのかも知れませんが)

そもそも僕自身、2月2日に広州を離れて、香港空港から日本に帰ることになっています。広州や深圳が封鎖される事態になったら、空港まで行きつけるかどうか、心配です。

モニカからは、外出地には常にパスポートを携帯しているように、と指示されているので、ということは、たぶん外国人は大丈夫なのでしょうけれど。

あとは、飛行機の隣の席の乗客が、風邪を引いてないことを願うばかりです。前々回の帰国時、隣席と後ろの席の中国(香港?)人が、4時間に亘って“ゴホゴホ”“ぐしゅぐしゅ”やってました。地獄でした。

で、成田のイミグレーションで、その旨を申請したのですが、「運が悪かったですね」と笑ってスルーされちゃいました。

ちなみに、今回中国広州では、大晦日に当たる1月24日から、地下鉄乗り場で熱検査が始まりました。その時僕は少し熱が計測されたのです。
係員:「貴方は日本人か?」 
僕:「そうです」 
係員:「じゃあO.K.」

日本にしろ、中国にしろ、ザルみたいな検査です。

僕にとっては、有難いのかどうか、、、微妙です。







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「新型肺炎コロナウイルス」について (三世およびU氏へのメールから) 2020.1.29

2020-01-30 15:17:28 | 新型ウイルス



[以下、新しい順]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ほぼ断言して良いです。

これは、日本の国民とメディアが(無意識的に)仕掛けた、中国に対する「情報のウイルス」です。

むろん、僕も「新型ウイルス」の問題を軽視しているわけではありません。それはそれとして(「新型」以外の肺炎やインフルエンザ共々)対処することが必要でしょう。

でも、もっと大変な問題が内に潜んでいます。

将来に亘り、世界が混乱していくだけです。

[*武漢からの帰国日本人へのインタヴューを読んでも、当事者と「マスメディアおよび日本の大衆」の間に、温度差があることが知れます]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕の伝えたいことを、改め纏めておきます。突き詰めれば次の2つです。
日本(および香港)のメディア・市民に対する警告:
>パンデミックを引き起こす最大要因はパニック(一つの所に集中する恐ろしさ)
中国本土の政府・市民に対する警告:
>中国の近代化は間違っている(根本的な環境整備に本気で取り組むべき)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これがモニカから届きました。

情報が錯乱して、市民が疑心暗疑になっています。ある意味、(ちょっとオーバーに言うと)「嫌中」日本が仕掛けた情報戦です。

ただし、モニカ夫妻は、湖南省の実家に閉じ込められ、当分広東省に戻れないようです。

お伝えしたように、僕も部屋を追い出される可能性があります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今モニカから連絡が来て、広州の一時的封城状態は解かれたようです。

ただし、今後、日本人は、アパート在住を拒否する、という通達をされています。荷物を数多く運び込んでるので、どうすればよいか(モニカは当分戻って来ない)、途方に暮れています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに昨日は、ローカルバスや、地下鉄の乗り継ぎや、スタバやショッピングセンターの入り口で、何度も何度も(計10回余)「発熱検査」を受けました。測ったあと、体温を伝えてくれます。僕は、なぜかずっと36度3分でした。自分の体温が知れる、というのは、なかなか良い事です。
 
都心部は、ほとんど全く人影を見ない郊外のアパート周辺とちがい、幾らかの人出はあるのですが、それでもいつもの春節同様に、ガラガラです。地下鉄やバスの車両は、せいぜい2~3人程度。結構ゴホゴホやってるのもいますが、近寄らなくて済むので安心です。一番怖いのは、病院でしょうね(笑)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日、これから(モニカを通して)広州の日本領事館と話あいます(広州も事実上封鎖状態です、ただ今後の見通しは不明)。

「香港デモ」の時もそうでしたが、日本のメディアの偏り方・煽り方は、異常です。「自民党が」「共産党が」どうのこうの、という問題ではありません。「メディア」とそれに扇動される「大衆」によって、早晩、日本は世界から見離されてしまいます。

例えば、何百人もの飛行機の乗客がいれば、通常でも今の時期、2人や3人の風邪の症状があって当然です。ない方が不気味です。むろん「新型ウイルスを防ぐために最大限の努力をする」というのは、大切なことだと思います。でも、その一点にのみ目を凝らして、俯瞰的な(多様な問題に等しく対応する)判断が出来なくなってしまう、というのは、恐ろしいことです。

中韓を叩きたい気持ちは分かりますが、こんなことでは、彼ら以上の「情けない民族」と、世界に受け取られてしまいます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、日本においてメディアから発信されている「異論」(客観的な姿勢をとる重要性の指摘)は、ごく僅かしかありません。

「現在進行形」で事は進んでいるのです。ある意味、時間との勝負、だと思っています(「香港デモ」同様に、やがて有耶無耶にはなってはいくのでしょうが)。

敢えて、オーバーに言います。

関東大震災時の、デマによって導かれた「韓国人虐殺」と同じ状況です。

しかも、間に立った日本人は、両方から非難されるようになる。客観的・俯瞰的な見方が出来ない(それを“自制”せざるを得ない)世界へと、どんどん突き進んでしまいます。

さらにオーバーに言えば、ヒットラーに従った、第二次大戦時のドイツ国民と同じかも知れません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日は、往復5時間かけて、マスクを買いに行った訳ですが、、、、。
 
「灯台下暗し」とは正にこのこと。
 
町中ゴーストタウン(しかしまるでミサイルのような爆弾花火の大音響が暗闇の中で一晩中轟き続けている、、、ちなみに町がゴーストタウン状態なのは新型ウイルスとは無関係で、春節期間の日常光景)の中にあって、ただ一軒、僕のアパートの隣の売店が開いていた!
 
マスクも普通に沢山売ってました。一つ2元(約35円)です。1000円とか、(アマゾンで)数万円とかの報道は、一体何の根拠によるものなんでしょう?(僕も危ゆく信じるところだったです)
 
実態と異なる現象を、必要以上に煽るのは、やめて貰いたいですね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
食料を町まで買い出しに行きたいのですが、直通バスの運行が中止になってしまいました。
ローカルバスと地下鉄を乗り継いでトライします。
このあと、2月2日に香港空港まで辿りつけるかが心配です。
新型ウイルスに対する懸念は分かりますが、(それこそ香港デモの場合同様に)主に日本メディアの報道が加担して、共同幻想パニック(関東大震災の朝鮮人暴動問題のように)になってしまっています。
新型ウイルスよりも、本来なら遥かに危惧を持たねばならない、従来の肺炎やインフルエンザへの対処が隅に追いやられてしまっている(僕だって肺がずっと苦しく、肺炎関係のチェックを恒常的にしたいのだけれど、今はそういう訳には行かなくなってしまっている)。
皆が一つの「空気」に乗っ取られた行動を起こすことによって、結果として必要以上の新型ウイルス感染者を出し、他の症状に対する対応が麻痺した状態に陥っている。その責任の一端は、日本のマスコミと大衆にあると思います。
今回は、一応“他人事”である「香港デモ問題」とは違って、自分にも被害(「新型」そのものではなく、それによるトバッチリ)が及ぶ、という訳です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日、僕が外出したことを、アパートの大家さんがカンカンに怒っているそうです。
バスや地下鉄は、マスク無しの人間は乗車出来ません。
パスポートを見せて、特別にマスク無しで途中の町まで行きました。
マスクは売り切れで(一説によると、一個数千円??)買えなかったのですが、お店(薬局)の人が自分の分をひとつ無料で分けてくれました。
大家さんには、モニカに電話で謝って貰いました。さっき、食料を持ってきてくれました。
明日、モニカが、状況(2月2日に香港にスムーズに行きつけるかどうか)を広州の日本領事に訊ねます。
一応、一日早く出発して、前夜は深圳のホテルに泊まる、最悪、広州-香港タクシー。ただし、その資金がない(日本人は誰も助けてくれない、笑)ので、どうなるかは分かりません。
 
それはともかく、、、、後で詳しく書きますが、結果論として中国政府が「隠蔽」「後手に回った」のは、大正解だったと思います。
 
様々な通達(殊に都市間移動の規制)が出されたのは、大晦日(徐夕、1月24日)の午後。大半の都市住民の帰省が終わった後です。
 
もし、2~3日早く規制が発令されていれば、今頃は、各都市に閉じ込められた大量の市民で、大変な騒ぎになっていたと思います(当分このまま各人の田舎に閉じ込めておく方が処置がしやすい?)。
 
「香港デモ」の時と同様に、日本メディアの「一方に偏った」煽り方には、つくづく怒りを覚えます(その中で「現代ビジネス」は最もまとも)。この「新型ウイルス」問題に加担している、というよりも、ある意味“主犯”だとさえ思えてきます。
 
「香港デモ」の場合と異なるのは、今回は僕自身が(マスコミの煽りの)直接の被害者であるという事です。「新型」云々に関わりなく、僕のように、もともと肺炎の症状を持っている人間や、インフルエンザ患者たちが(それらの危険性は「新型ウイルス」より遥かに高いのにも関わらず)、軒並み脇に置きやられてしまっている。この騒動で、最も恐ろしいことは、「新型」以外のウイルスなどが蔓延してしまうこと、だと思っています。





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青山潤三日記2020.1.29 昨日の報告

2020-01-29 08:40:01 | 雑記 報告



食料を町まで買い出しに行きたいのですが、直通バスの運行が中止になってしまいました。
ローカルバスと地下鉄を乗り継いでトライします。
このあと、2月2日に香港空港まで辿りつけるかが心配です。
新型ウイルスに対する懸念は分かりますが、(それこそ香港デモの場合同様に)主に日本メディアの報道が加担して、共同幻想パニック(関東大震災の朝鮮人暴動問題のように)になってしまっています。
新型ウイルスよりも、本来なら遥かに危惧を持たねばならない、従来の肺炎やインフルエンザへの対処が隅に追いやられてしまっている(僕だって肺がずっと苦しく、肺炎関係のチェックを恒常的にしたいのだけれど、今はそういう訳には行かなくなってしまっている)。
皆が一つの「空気」に乗っ取られた行動を起こすことによって、結果として必要以上の新型ウイルス感染者を出し、他の症状に対する対応が麻痺した状態に陥っている。その責任の一端は、日本のマスコミと大衆にあると思います。
今回は、一応“他人事”である「香港デモ問題」とは違って、自分にも被害(「新型」そのものではなく、それによるトバッチリ)が及ぶ、という訳です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日、僕が外出したことを、アパートの大家さんがカンカンに怒っているそうです。
バスや地下鉄は、マスク無しの人間は乗車出来ません。
パスポートを見せて、特別にマスク無しで途中の町まで行きました。
マスクは売り切れで(一説によると、一個数千円??)買えなかったのですが、お店(薬局)の人が自分の分をひとつ無料で分けてくれました。
大家さんには、モニカに電話で謝って貰いました。さっき、食料を持ってきてくれました。
明日、モニカが、状況(2月2日に香港にスムーズに行きつけるかどうか)を広州の日本領事に訊ねます。
一応、一日早く出発して、前夜は深圳のホテルに泊まる、最悪、広州-香港タクシー。ただし、その資金がない(日本人は誰も助けてくれない、笑)ので、どうなるかは分かりません。

それはともかく、、、、後で詳しく書きますが、結果論として中国政府が「隠蔽」「後手に回った」のは、大正解だったと思います。

様々な通達(殊に都市間移動の規制)が出されたのは、大晦日(徐夕、1月24日)の午後。大半の都市住民の帰省が終わった後です。

もし、2~3日早く規制が発令されていれば、今頃は、各都市に閉じ込められた大量の市民で、大変な騒ぎになっていたと思います(当分このまま各人の田舎に閉じ込めておく方が処置がしやすい?)。

「香港デモ」の時と同様に、日本メディアの「一方に偏った」煽り方には、つくづく怒りを覚えます(その中で「現代ビジネス」は最もまとも)。この「新型ウイルス」問題に加担している、というよりも、ある意味“主犯”だとさえ思えてきます。

「香港デモ」の場合と異なるのは、今回は僕自身が(マスコミの煽りの)直接の被害者であるという事です。「新型」云々に関わりなく、僕のように、もともと肺炎の症状を持っている人間や、インフルエンザ患者たちが(それらの危険性は「新型ウイルス」より遥かに高いのにも関わらず)、軒並み脇に置きやられてしまっている。この騒動で、最も恐ろしいことは、「新型」以外のウイルスなどが蔓延してしまうこと、だと思っています。
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今日は、往復5時間かけて、マスクを買いに行った訳ですが、、、、。

「灯台下暗し」とは正にこのこと。

町中ゴーストタウン(しかしまるでミサイルのような爆弾花火の大音響が暗闇の中で一晩中轟き続けている、、、ちなみに町がゴーストタウン状態なのは新型ウイルスとは無関係で、春節期間の日常光景)の中にあって、ただ一軒、僕のアパートの隣の売店が開いていた!

マスクも普通に沢山売ってました。一つ2元(約35円)です。1000円とか、(アマゾンで)数万円とかの報道は、一体何の根拠によるものなんでしょう?(僕も危ゆく信じるところだったです)

実態と異なる現象を、必要以上に煽るのは、やめて貰いたいですね。




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2020.1.28 ギリシャに戻って想うこと Ⅲ  コンデンスミルク三世&一世

2020-01-28 09:24:46 | 雑記 報告


2020.1.28 ギリシャに戻って想うこと Ⅲ  コンデンスミルク三世&一世

今回も、三世のメールを、そのまま紹介します。

>日本人はユダヤ人と似てるところがあると思います。仲間意識、仲間の為に犠牲者を出す、青山先生が言った通り次につまらないミッションを受け継ぐ。前回の話は青山先生が読んだ記事についてたコメントについてのことです。

↑なるほど、同じ記事を読んでいたんですね。

>この人達はユダヤがイスラエル建国する為に踏み台にされたユダヤ人な気もします。大部分のユダヤ人は韓国人のように自国を動かしてるやつらに踊らされてると思います。他の国も、全世界同じ状況かとは思いますが、見てとりやすいのが韓国、日本だと思います。

↑ネトウヨの人達にとっては、一番言われたくない言葉だと思いますが(笑)、日本と韓国は似ていますねぇ~(日本の方が、まだ多様性があるのは確かですけれど)。韓国ヘイトをする人たちは、自分たちのやってること言ってることが、韓国人のそれとそっくりだという事を気付いていないわけで、、、。

>ヨーロッパ、石油王がいないムスリムの国でもいえますが、人間という猿が住める環境じゃないところに国をつくった結果、世界がこんな感じになり、猿が狂い始めたんだと思います。

↑白人(アングロサクソン)というのは、人種的には(寒い、あるいは乾燥した)環境で特殊化した“異常形”なのかも知れませんね。

>ヨーロッパの国は寒すぎ、食料無い、日も当たらないとなると、住むの厳しいんで新天地をみつけようと、新規開拓に行き、他の猿のグループから土地や食料を奪う。

↑ヨーロッパの大部分は北海道より北ですね。ただ、現時点での世界の文化の発展は、その北方の人類で構築されています。ニューヨークも北京も北海道より北です。寒く資源にも乏しいから、良くも悪くも、いろいろと知恵を付けて、一生懸命努力して(その中には戦争や侵略も含まれるのでしょうが)、近代国家に成り得た訳です。

>同じヨーロッパでも、ギリシャは一番南に位置し、資源も食べ物が豊富、日も当たり海も綺麗なので、新規開拓に出るどころか、ありとあらゆるものを他のヨーロッパや隣のトルコから奪われてます。何でもある環境で生きてきたので危機感もなく、とりあえず食っていけたらいいという文化で今どんどん他の猿から奪われていってます。

↑沖縄がまさにそれですね。僕は九州の南の屋久島に永くいたのですけれど、山間部はともかく、海岸沿いの集落は沖縄同様に年中暖ったかい。努力しなくても凍え死んだり飢え死んだりすることはないので、グウタラですね。朝から仕事もせず、一日中焼酎飲んで寝転がっている。んなわけで、東京から来たガイドの人達が観光客から金ぶんどって幅を利かせている。ちなみに、屋久島の位置する北緯30度20分ラインは、西に向かうと、中国の長江沿い(今話題の武漢も同緯度)、チベット高原の南縁、インドの北縁、アフガニスタン、イラク、イラン、エジプト、モロッコ、、、大西洋を挟んで、フロリダ半島の付け根(Johnny Tillotsonの故郷ジャクソンビル)、カリブ海北縁、アメリカとメキシコの国境地帯、カリフォルニア半島の付け根、、、北太平洋を挟んで、伊豆と小笠原の間にある鳥島に戻ってくるわけです。屋久島は例外として、大抵の場所は、紛争地であったり、砂漠の中だったり、劣悪な環境です。かつ、熱帯でもなく、温帯でもない、中途半端な気候。でも何故か、(少し南に位置する沖縄や、少し北に位置するギリシャも含めて)この「中途半端ライン」が、欧米文化繁栄以前の世界の文化の発祥地であるわけです(南米のインカ帝国なども位置的に対応)。

>ご飯食べれなくなった時にギリシャ猿達は戦いはじめると思います。

↑次世代の地球の繁栄地は、またこの「中途半端ライン」に戻ってくると予想しています(地球が壊滅しなければ、ですが)。

>ムスリムも何もない砂漠に住んだ結果、布を被ったり色々制限がある生活が良いという、この生活がいいという妄想に走ったのかもしれません。他の国は自由に生活してるので、それはフェアじゃないので世界中ムスリムにしないとと思ってると。

↑「制限がある生活」のほうが、ある意味「自由」を追求できるような気もします(具体的にそのことに触れると難しい話になってきそうなので、ここでは触れない)。素っ裸な女の娘より、衣を纏った女の娘の方にエロさを感じるように、、、。だから、みんな服を着ろ、と。

>その辺日本人も似てますね。日本人はヨーロッパ、ムスリム、ギリシャ、全てのマインドを兼ね備えてる気がします。だからめんどくさいのかと。

↑備えてはいるけれど、備え方がチマチマしている。本当にめんどくさいです。






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推薦記事の紹介

2020-01-28 09:22:37 | 「現代ビジネス」オリジナル記事




↓素晴らしい記事です。ぜひ読んでみてください。


ゴーン氏を逃がしたのは誰か?「チーム・ゴーン」驚きの正体と実力
佐藤優




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武漢・新型コロナウイルス肺炎について思う事 2020.1.27

2020-01-27 08:29:50 | 新型ウイルス



今日から、帰国日の2月3日まで、アパートの室内に蟄居です。モニカからは「外出しないように」というメールでの指示が、なんども繰り返し来ます。大家さんも僕の部屋を度々覗きに来る。

今回の問題に関しての対応・反応は、中国の政府にしろ市民にしろ、これまでの諸々の問題発生時とは、ちょっと違うような気がしています。相当に、逼迫している。

僕には幾つかの「相反する」“想い”があります。そのどれが正鵠を得ているのか、今のところ判断が付きません。

時系列で整理しておきましょう(僕のパソコンでは以前の記事を遡ってチェックすることが出来ないので、正確な日付は後程調べ直します)。

中国で「新型ウイルスによる肺炎」が多発しているらしいことは、海外のソースでは、昨年暮れ頃からニュースになっていたように思います。

日本の一般市民を含む多くの人々に知れ渡ったのは、今年に入って1月16日だったようです。ヒト→ヒト感染の可能性を示唆する「濃密接触云々」の報道の、その見慣れぬ言葉の定義などをめぐり、冷やかしを含めた様々なコメントが他人事のように為されていました。

それが、感染者の人数が増えだしてから、これはヤバイんじゃないか、という雰囲気になってきた。ただし、この時点で(一様に)危機感を煽ったのは日本の報道で、中国の市井では(僕のいる深圳や広州でも)1月20日を過ぎた頃に於いても、左程の危機感は感じられないでいました。

今年の春節初日は1月25日ですが、休暇や移動が始まるのは、一週間前の1月18日からです。
都市から地方(この「都市と地方」というのは、「沿海部大都市と内陸都市」ということではなく、内陸の都市、それも省都以外の地方中都市をも含めた、農村部からの出稼ぎの人々が働く広い意味での都市部と、農村・漁村地帯の文字通りの田舎)へ、数億人が大移動します。

それが始まった18日前後の時点では、まだ「新型ウイルス肺炎」は、余り話題に登っていなかったように思います。

ところが、人人感染がほぼ確実になるにつれ、中韓におけるネガティブな話題が大好物の日本の大衆(やメディア)からの、大バッシングが始まりました。中国政府の事実隠蔽。日本政府の優柔不断。

春節期間で、最も人々がバタバタと動き回るのが、日本の元旦に当たる前日の、すなわち大晦日(徐夕)の午後です。この日のうちに、何から何までの春節の際事の準備を済ませねばなりません。自分たちの作業に集中しなくてはならず、たいていのインフラがストップしてしまい、僕など部外者が途方に暮れてしまうのが、この日です。

むろん、実際の経緯はもっといろいろとあるのでしょうが、政府が正式に危機を発令し、中国国内の一般市民の多くが危機感を共有し始めたのが、この大晦日(徐夕、1月24日)のことです。それまではちらほらとしか見かけなかったマスク姿が、一気に激増しました。地下鉄の入り口などでは発熱検査が行われ、人々の口からも不安の声が一斉に上り始めました。

偶然だとは思うのですが、春節移動のピーク終了のタイミングを見計らったかのように、緊急事態 発令が発令されたわけです。

パニックとパンデミック

最初にも記したように、僕には、全く相反する2つの想いがあります。そのどちらが正しいのか、僕には把握できないでいます。ある意味、どちらも正しい(言い換えれば、どちらも間違っている)と言えるのかも知れません。

それは、後手に回ることによって、みすみすパンデミック状態形成を許してしまうことへの危惧感と、必要以上の焦りを引き金に、パニックを引き起こし、本来起こらなくても済んだかも知れないパンデミック状態形成への加担を成してしまう事に対する危惧感です。

ウイルスの本質や広がり方の状況を、冷静に落ち着いて見極めることから始めるべきか、緊急の実行動を最優先させるべきか。

本当に脅威だった場合、後手に回ると取り返しのつかない事態になることも事実でしょうし、必要以上の混乱を招くことで、より大変な事態に陥ってしまう可能性があることも、また事実でしょう。“二者択一”ではなく、“同時進行”しなくてはならないのだと思います。もちろんそれは、口で言うほど簡単なことではない筈です。

フィリッピンのドウティルテさんの思い切った対処(464人中国人観光客の強制送還)は、ひとつの答えだと思います(大変な賭けではあるのでしょうが)。混乱を最小限に抑え(地元観光地への大打撃は与えるとしても)、かつ後手に回ることを避ける。中国との間の人の行き来が日本よりは少ない島国で、独裁権力者が仕切るフィリッピンだから可能だったわけで、中国国内はもちろん、日本の場合は現実的に不可能だと思います。仮に、そのような強硬手段を取ったとしても、(本当に脅威だった場合は)すでに手遅れでしょう。

中国政府は、ウイルスの存在が発覚して以降、苦渋の決断を迫られていたと思います。パンデミックに至る可能性への対応、パニックが起こる防止への対応。

客観的に考えれば、新型ウイルスの発生は、(従来のウイルスなどと比較して)さして脅威ではない、と捉えることが出来るのかも知れません。しかし、憂慮する問題であることには変わらない。パニックを引き起こさぬよう冷静に対処して、根治を目指す。それを隠蔽とするなら、隠蔽なのでしょうが。

しかし、正確な実態は現時点では不明なのではないかと思います。

感染者の数が、(把握しえないほどの)未曾有の数まで達しているのかも知れません。逆に、客観的に考えて、人口3000万都市圏に於ける“肺炎ウイルス”による500人という感染者数や、数10人の死亡者数が、従来のそれ(肺炎やインフルエンザ患者)に比べて、突出して多いものなのかどうか?

病院に押し寄せている人々は、本当に重篤患者ばかりなのでしょうか? このような報道下では、普通に考えれば(仮に僕のような立場でも)心配で病院に行きますよね。この時期、風邪気味の人なら、数千万人の1%としても、数10万人はいるわけで、、、。それらの人々が、我先にと病院に押しかけたら、医療受け入れのキャパシティを超えてしまうのみならず、感染しなくて済む人まで感染してしまう恐れがあるでしょう。

そのことを考えれば「隠蔽(冷静に対処体制を整えること)」も仕方がないように思えます。もっとも、結果として「隠蔽」に失敗したため、人々の扇動の振り幅を大きくし、その結果、患者も倍々的に増えていく、という悪循環に陥っているような気もするのですが。

僕の素直な疑問

この病原体(新型肺炎コロナウイルス)が、従来の肺炎ウイルスと“脅威に値する”部分で、どれだけの差異があるのか、素人の僕にはむろん分かりません。

情報を整理すると、
「2002~2003年に流行した“サース”と似ている」
「威力はサースに比べれば、やや弱い」
「ヒト⇔ヒト感染が容易に為される」
「“新型”ゆえ、未知の部分がある」 
「発症までの潜伏期間が長く、潜伏期間中にも感染の恐れがあり、変化する可能性がある」
最後の部分で、「事実」と「妄想」が入り混じって構築された「恐怖心」が人々に伝わり、パニックを伴って感染者が増幅し、結果としてパンデミック状況が引き起こされる、、、そのような捉え方も出来るかも知れません。

そもそも、「新型」であるかないかに関わらず、「肺炎ウイルス」による「肺炎患者」というのは、日本においても中国においても、そんなに珍しいものではないですよね?

素直な疑問なのですが、新型以外の肺炎患者数や死亡者数は報じられずに、なぜに「新型」だけがが突出して取り上げられるのか。

従来形のウイルス潜在的感染者と、「新型」感染者は、どう区別しているのでしょうか? それとも、「新型」は怖いけれど、「従来型」には無関心、という事なのでしょうか? 従来型と新型の感染率とか死亡率は、どれだけ大きく違うのでしょうか?

「新型」だって、最初の患者(2次感染者)がマスメディアに登場する、ずっと以前から(もしかしたら何年も何十年も前から)存在していたのかも知れませんよね。

実際、僕自身が、30年余(殊にこの10年余)の中国での活動期間中に、何度か「急性肺炎」を疑われる診断を示されてきました(貧乏故、適切な検査や治療が出来ないままでいますが)。

中国の衛生概念は(中国で暮らしたことのある人はご存じでしょうけれど)信じられないほど滅茶苦茶です。例えば、なぜか生卵が突然爆発したり[*詳細例別記]、食堂のゴミ箱に赤ちゃんがウンチしていたり[*詳細例別記]、日本では絶対に考えられないようなことが、当たり前に成されている、という文化(僕はそれらの「文化」を頭から否定しているわけではありません)の許に成り立っています。

「海鮮市場」などに関しては、武漢に限らず、どこの都市でも、それはもう酷いものです。僕の印象では、中国の出鱈目さの象徴は、地方ではなく都市、貧民層ではなく富裕層、無教養層ではなくエリート、共産主義者よりも民主主義者、、、に、より色濃く反映されているように感じます。

見かけの近代化は為されてきたけれど、中身は昔とちっとも変わっていない(むしろ退化している)。今回話題になっている野生動物食材に関しても、富裕層の間で嗜まれているのです。
 
、、、以上に書き記してしてきた僕の意見は、的外れの意見かも知れません。しかし、大きな問題であるからこそ、今一度、より全体を俯瞰した視点から、眺め直してみる必要もあるのではないかと思うのです。


なぜ「湖北省/武漢」なのか?

最後に、第三の視点から、この「新型肺炎コロナウイルス」について考えて見ます。

「湖北省・武漢が発祥の地」

このことには、思いのほか大きな意味が隠されているのかも知れません。

僕は、「新型肺炎ウイルス発生」のニュースよりも、それとほぼ同時期にヤフーニュースなどに示されていた、全く異なる分野の、しかし同じ武漢周辺地域を舞台とした話題「世界最大の淡水魚絶滅認定」に興味を惹かれていました。

2つの話題は、今回の新型肺炎ウイルスの発祥元が、(武漢の海鮮市場で売られていた)何らかの野生動物(この地方に棲むコウモリやヘビ?)に基づく可能性がある、ということを併せ考えて、非常に深い部分で結び付くのです。

武漢周辺一帯(僕の主要フィールドの一つ「恩施」も今回封鎖された10都市の中に含まれます)は、
ある意味「地球のヘソ」ともいえる地域なのです。

地図を眺めても、この地域が、北の北京、南の香港(深圳・広州)、東の上海、西の重慶・成都のジャンクションに位置していることが分かるでしょう。

より踏み込んだ見方をすれば、地球の屋根(チベット高原などの高山地帯)に源を発する長江の流れが、四川盆地を経て河口の上海に向かう、中間に位置しています。

現存の多くの生物の祖先種(に近い存在)は、上流部のチベット高原周辺域よりも、一度四川盆地の低地帯を経た後、南北に山が迫る“三峡”渓谷と、その周辺地域(武漢は東入り口近くに相当)に見られることが多いのです。

上に挙げた、絶滅が認定された世界最大の淡水魚、唯一の野生の樹が生えるメタセコイヤ、野人(いわゆる雪男!)の目撃、稲作文化の発祥、、、僕の調査対象である、ギフチョウや野生アジサイの一種や、 レンゲソウの祖先種なども含め、貴重な遺伝子が数多くプールされている地域です。

愚かな人類は、そこに、なんと巨大ダム(三峡ダム)を作ってしまった。

自然界の「力」のバランスが崩れ、必ずや想定外の異変が起こる、と思っていました。もしかすると、今回の新型ウイルスも、、、と思うのは、穿ちすぎでしょうか?


さて、どうなることやら

ところで、春節期間に田舎に帰省している人たちの多くは、月末から来月初めにかけて都市部に戻ってきます。この緊急事態の中、大量の人々が、地方から都市に戻ってくることが出来るのでしょうか?(事態が落ち着くまで田舎に閉じ込めておくのかも知れませんが)

そもそも僕自身、2月2日に広州を離れて、香港空港から日本に帰ることになっています。広州や深圳が封鎖される事態になったら、空港まで行きつけるかどうか、心配です。

モニカからは、外出地には常にパスポートを携帯しているように、と指示されているので、ということは、たぶん外国人は大丈夫なのでしょうけれど。

あとは、飛行機の隣の席の乗客が、風邪を引いてないことを願うばかりです。前々回の帰国時、隣席と後ろの席の中国人が、4時間に亘って“ゴホゴホ”“ぐしゅぐしゅ”やってました。地獄でした。

で、成田のイミグレで、その旨を申請したのですが、「運が悪かったですね」と笑ってスルーされちゃいました。

ちなみに、今回中国広州では、大晦日に当たる1月24日から、地下鉄乗り場で熱検査が始まりました。その時僕は少し熱が計測されたのです。
係員:「貴方は日本人か?」 
僕:「そうです」 
係員:「じゃあO.K.」
有難いのかどうか、、、微妙です。








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2020.1.26 ギリシャに戻って想うこと Ⅱ  コンデンスミルク三世&一世

2020-01-26 09:43:16 | 雑記 報告




★>○○○○はギリシャの島に戻って来て嬉しそうです。ベトナムもバンコクも大気汚染が凄いのと、そこで育った野菜や肉、プラスチックご飯に耐えられなかったようです。私はアジア人なのでそれが普通で育ってますが、ギリシャ人にはご飯じゃなかったみたいです。

↑その気持ち、実によくわかります。ベトナムのサパで一週間ほど一緒に行動したドイツの女の子三人組(日本人を差別するベトナム人の運転手たちに暴行を受けているところを助け出してくれた)、から、ひと月ほどのち、その後の東南アジア旅行の最中に遭遇した、様々な‟unbelievable!”な(彼女たちにとっては最悪の)出来事について、長々とメールでの報告を受けたことがあります。僕は日本人なので彼女たちの気持ちはよくわかる(基本的には全面賛同する)のですが、同時にアジア人でもあるから、彼らの気持ち(東南アジアの文化)も分かるのです。小七のションベン問題に、日本人として毅然な態度を見せなきゃいかんのでしょうが、出来ないのと同じです。グレタさんのアピールに(基本的には)賛同したいのだけれど、そうもいかない、、、、これも同じでしょう。

★>ギリシャに戻って1ヶ月以上ぶりに太陽みました。バンコクは行ってすぐはまだ太陽が見えてましたが、ベトナムから戻るとオーストリアの山火事の影響かずっと空が真っ白でした。人は汚染された空気を吸い、食べ物を食べて、病気になって薬を飲んで、この世界どういう意味があるのかと思ってしまいます。ヨーロッパの方がいい食べ物、いい空気がありますが、アジアの方が人が明るいし、何もないながらにも人生楽しんでると思います。

↑以前「アテネから香港で~イランの上空で想う事」という記事を書いたことがあります。それまでずっと快晴だった空が、アフガニスタンからパキスタンに移るヒンドゥクシュ山脈の南の延長付近に差し掛かった時、突然雲に覆われました。快晴のヨーロッパ(中東も)と、うっとおしいアジアと、どちらが良いのでしょうか? 話が逸れますが、蝶の写真は、ヨーロッパなどの方が、圧倒的にきれいに(高い成功率で)撮影できます。雨ばっかりのアジアでは、10枚写して1枚ほどしか真面な写真が撮れない。悪天候が続けば、写真撮影どころか、一週間ぐらい全く蝶の姿さえ見ない。でも、梅雨の合間の一瞬の太陽、その瞬間に、チョウたちが一斉に姿を見せる。この感動は、アジアでしか得られないものだと思っています。もっとも、日本はアジアの中では(人間生活の中で形成された部分もあるのでしょうけれど)「空気」はヨーロッパと共通するところ(基本清潔)がありますね。この間、香港での打ち合わせを終えて地下鉄の駅に戻るとき、「僕は香港の空気が好きなんですよ」と言ったら、日本に留学していたことのある編集者は「え~~そんなことないです、私は日本の空気の方が圧倒的に好きです」と同意して貰えませんでした。まあ、どっちも、(正反対の)良さと悪さがあるという事です。

★>その辺りは○○○○もアジアの方が好きみたいですが。

↑そこが、○○○○の○○○○たる(他の欧米人とは異なる)所以ですね。三世と○○○○、‟別れちゃえばいいのに”と無責任に思ったりもしますが(笑)、その辺の、微妙な感性・価値観の(反対方向から同じところに向かうと言ってよい)共有が、強い絆を保ち続けているのだと思います。僕としては、それが綻びかける度に、「もうダメだ!」とか愚痴を言ってきたり、助けを求められたりしているわけで、最初のうちは真面目に心配していたのですが、最近は(なんだかんだ言いながらどうせ元に戻るのだから)「勝手にしろ」という心境になっています(笑)。

★>今日はヤフーニュースでアウシュビッツで生き残ったユダヤ人の記事が出てきました。ヤフコメを見ていると、ナチス最低だという記事が並ぶ中、それを否定した人が一人いましたが、やはり叩かれていました。ちゃんと専門家の話を調べろと。その人は調べた結果の事を書き、ナチスがいいともユダヤが悪いとも書いていないのに。相撲問題です。

↑ヤフコメは。プラットホームが異なると、全く違う人種(意見)の塊になって仕舞うのです。一度試しに全く同じコメントを、異なるプラットホームに同時投稿したことがあります。一方は(例えば、ということで、少し誇張して言いますが)賛同/反対が100対0、もう一方は0対100だったりします。意見に賛成かは早い話、どっちでも良いのです。怖いのは、一方だけに固まって、他を排除することです。コメントの評価が、18対17とかになってる時が、一番嬉しいですね。

★>以前も話しましたが、前世はこの辺(ナチスだったかユダヤ人だったかわかりませんが)に関わっていたような気がします。ユダヤ人はまじ悪猿です。ユダヤ人が自らイスラエル建国するためにやったことじゃないかと思います。今の世の中、世界を裏で操ってるのはユダヤです。これも猿らしい考えです。

↑僕もユダヤ人は(韓国人同様に)体質的に受け容れ難いところがあります。でも、こんな話(ごく最近ネットニュースに紹介されていた)もあって、それもまた、なるほどなあ、とそれなりに納得しています。ナチスの虐殺。生き残った人たちが、絶対許せない、と復讐(ドイツ人虐殺・撲滅)計画を企て、実行に移そうとした。なぜか、すんでのところで、どの計画も(偶然の出来事の介入によって)失敗しているのです。今の生き残っている数人のメンバーは、自分たちの考え・行動は、絶対に間違っていない。自分たちがいなくなっても、いつか、あとを継ぐ有志が実行する、と。

★>○○○○も人間は猿のということで、彼の中の世界問題は解決したようです。

井伏鱒二の(戦時中に書いた)短編に、こんなのがあります。ある意味、かなりグロい内容です。少女が強姦されて殺され、死体が裸のまま、検死室のベットに横たわっている。父親がやってきます。
検視官が問いかけます。犯人は許せないですね、極刑に処されるでしょう。父親は意外な返答をします。許してやって欲しい。娘に、最後に交わってくれたひとだから、、、。

僕は、死刑制度だけは、どんなことがあっても反対します。





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2020.1.26 ギリシャに戻って想うこと  コンデンスミルク三世&一世

2020-01-26 09:41:34 | 雑記 報告



2020.1.25 Ⅲ
 
いろいろ(比較的ノンキなことを)書いてきたので、一応現状報告。
 
今回のウイルスは、もしかするとこれまでとはちょっと次元が異なるかも知れません。前回のSARSの時も中国にいたのですが、騒ぎに気が付かないまま過ごしていました。
 
今回、殊にこの2~3日の緊張度の高まりは、只事じゃないように思います。
 
大抵のことは気にしない(ご主人の実家に帰省中の)モニカからも、メールと大家さん(予定変更して帰省せずに部屋に籠る?)を通じて「大丈夫か?」「外には出るな」という警告が頻繁に来ます。
 
昨日までマスクをしていなかったバス運転手も、今日はマスクをしていた。都心(スタバ周辺)のマスク着用率は80%ぐらいです(接客業はほぼ100%)。
 
僕の場合は、それでなくても肺炎一歩手前の状態なので、明日から帰国日まで、室内に籠ります。


三世から最新メールが届きました。

なかなか興味深いことが書かれていたので、「これをブログに載せれば?」と提案したところ、「青山先生がリライトして、意見とか感想も付け加えてください」と、前回同様に厚かましい返信が来ました。

僕個人的な見解では、三世の地の文章のままの方が味があって良いと思うのだけれど、とりあえず前回同様、引き受けることにしました。

問題は、○○○○の表記です。僕は○○○○の名をそのまま表しても良いと思うのですが、三世は本名を伏せて別名を使うなど、セコいことをやっています。せめて「主人」とか「夫」とか(「彼氏」でも良いけれど、、、最近はやりの「パートナー」という表現は大嫌い)で表記する方が、別名での表記より、印象が良いです。

まあ、いろいろと「大人の事情」もあるようなので、三世のO.K.が出るまでは、当分○○○○で表記していくことにします。

さて、三世と○○○○は、ベトナムを脱出し、ギリシャに戻ってきたそうです。

エーゲ海のシロス島で、とりあえず住む家を探すそうです。

(以下、結局三世の文をそのまま載せました)

途中エジプトで○○○○がムスリムに怯え、空港でトイレに行こうとするとレイプされるかもしれないと、入り口を見張られながら用を足しました(青山:僕もそう思います)。

バンコクからカイロ行きも半分近く中国人で、咳き込みながら唾を飛ばすおっさんもいて、○○○○がマスクを外させてくれませんでした(青山:それが賢明な処置です)。

エジプト航空のトイレは使い物にならないレベルでした。ムスリムと中国人という最強の組み合わせで、水浸し、うんこまみれ、トイレットペーパーない、入ったら5分以上出てこない人多数で渋滞。
機内もゴミ散乱、飛行機から降りるときに中国人が捨てた飲みかけのミルクや水をゲットするムスリムのおばちゃんと、シュールでした(青山:実態を知らないかたに、、、、大袈裟ではなくて、それが事実です)。

この前悪さする猿の動画集をみていても思いましたが、人間は猿そのもので、やってること同じです(青山:サル[ヒト]目、サル[ヒト]科、ヒヒ[ヒト]亜科、テナガザル[ヒト]族、チンパンジー[ヒト]亜族、、、、研究者ごとに区分は異なるでしょうが、概ねそんなところ、、、、ただし、学術的には[]内の分類群名を使わねばならないのだと思う)。

でもそれに気づかず人間は動物と違うと粋がってるやつら、恥ずかしいですね。中国人は猿である人間のナチュラルな姿だと思います。だから青山さん中国好きなのかと(青山:「好き」とは言いたくないですが、笑)。

とりあえず地球に猿の数が多すぎてパンク状態です。人間は多少性欲などをコントロールして、それで本能を制御できてるつもりでいますが、本能に気づいてもないし、色んな面で全く制御できていないし、できないんだと思います(青山:僕自身はそこら辺きちんと制御してたので、今となっては“失敗したかな?”と、ちょっと後悔しています)。

だから戦争ばっかしてるんだと思います(青山:「戦争をするべきだ」とは思わないけれど、「“平和”だとそれでいい」とも思わない)。







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青山潤三日記2020.1.25 新年快楽Ⅱ 

2020-01-25 17:08:04 | 雑記 報告

 

夜寝て起きました。正真正銘の「新年快楽!」です。
が、、、、起きてすぐ、お湯を沸かそうとしたら、湯沸しポットが爆発して壊れてしまった!!(前回写真一枚目の右端に映ってるポット)

せっかく食料を調達したのに、食えなくなってしまいます(新しいのを購入すると一文無しになる)。読者の皆さんで、湯沸しポットを恵んで下さる方はいらっしゃらないでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・

バス代が無料みたいなので、一応町まで行ってみます。昨日転んだところをチェックしたら、こぼれたお米も、外れた眼鏡のガラスも、そのままになってました。そして、、、、写真を見てください。これじゃ、転んでも仕方ないです。僕の不注意とは言い切れません。

ポットの爆発といい、バスターミナルの地面に突き出た釘といい、中国では何が起こっても不思議じゃないのです。どんな理不尽な出来事が起ころうが、冷静に対応できるように、心を鍛えねばなりません。

今年も前途多難ですが、頑張ります。














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青山潤三日記2020.1.25 明けましておめでとうございます【中国春節】

2020-01-25 08:30:22 | 雑記 報告



中国に通いだしてから、33年目の「お正月」を迎えました。今や僕にとっては、1月1日の元旦よりも春節初日(毎年日にちが異なる)のほうが、「お正月」を感じてしまいます。

もっとも、春節期間は、交通機関とか飲食店とかがストップしてしまうので、恐怖の期間でもあります(恐怖の度合いは大晦日のほうが大きい)。花火もウザいですし(笑)。まあ今年は、新型ウイルスのこともあるし、春節期間は部屋の中でパソコンと格闘しておきます。

昨年末(すなわち昨日1月24日)は、「7転び(一応)8起き」で締めくくりました。

スタバの下にあるスーパー・マーケットで春節期間中の食料を買い込み、午後4時半のバスでアパートに戻ることにしました。今日の運転手さんは、僕の住むボロアパートの住人です(昨日「春節期間は僕一人」と書いたけれど、バスの運転手たち数人も残っているようです)。

アパートは、終点のバスターミナルから、歩いて7~8分手前にあります。直通バスなのですが、わざわざそこで止めてくれました(昨日暴行を受けたスタッフとは違って、他の運転手たちは、とても親切でフレンドリーなのです)。

ターミナルの上の(例の卵が爆発した)地元のスーパーが6時まで開いていると聞いたので、念のためお米と水とジャガイモをもう少し買っておこうと思っていたものですから、一旦は「終点まで乗ります」と伝えました。でも、せっかく止めてくれたことだし、荷物を部屋に置いて、あとは空身でスーパーに向かおう、と思い直し、降りることにしました。

部屋に着いて荷物を置き、出かけようとしたら眼鏡が見当たらない。どうやら、慌てて下車したときに、座席に置き忘れてきたようです。仕方がないので、予備の眼鏡を持ってスーパーに向かいました。

100円ショップで買った眼鏡ですが、長く使い続けてきたので、それなりの愛着はあります。一応、ターミナルの事務所に、遺失物捜索願いを出そうと思ったのだけれど、今日は閉まっていて誰もいません。諦めて、お米とお水とジャガイモを購入し、アパートに戻ることにしました。

その時、タイミングよく、さっきのバスの運転手さんに、バッタリと出会いました。「バスの座席に眼鏡を忘れちゃいました」と僕。「バスだったら、ドアが開いたままそこに止まっているので、自分で取ってきていいよ」と運転手さん。

座席にありました。たった100円(購入時税込み108円)の眼鏡だけれど、いやもう嬉しいのなんの。

予備の眼鏡と一緒に手に掲げて、「ありました!ありがとう!」と、運転手さんに知らせようと、走って戻りかけた瞬間、スッテンコロリと転倒してしまった(この3日間で2度目の転倒)。

買ったばかりのお米がこぼれそうになるのを必死に塞いで起き上がり(何かの映画とかにも同じような場面があったような気がする)、転がったジャガイモを拾って角を曲がると、自家用車にのった運転手さんが(同じアパートなので)僕を待ってくれていました。

手に挟んだ2つの眼鏡をチェックしたら、予備に持ってきた方が壊れてしまっていました。何のことはない、結果として、ひとつ戻ってきたけれど、ひとつは壊れてしまった。意味がありません。±ゼロです。でも、戻ってきた方の眼鏡は、無事で壊れていなかった。両方壊れてしまった最悪のケースを考えれば、運が良かった、と言えるのかも知れません。

運転手さんの「親切」も、きっちりと心に残るわけだし、“7転びの後の8起き目”、としておきましょう。モニカからも、「ジュンゾウの最大の欠点(の一つ、、、沢山あるので、笑)は、必要以上に慌てること、それは直しなさい!」と、きつく言い渡されています。年の最後の、この出来事をきっかけに、今年こそは同じような失態を繰り返さないように、と、気を引き締めて新年を迎える次第です。





僕の新年のご馳走!(これで10日間、、、ちょっと無理かも知れません)
コーヒーが贅沢なような気もしますが、、、。







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青山潤三日記2020.1.24 「香港デモ」「新型ウイルス」その他余禄

2020-01-24 20:02:26 | 雑記 報告



恐怖の大晦日(徐夕)がやってきました(春節は1月25日~31日)。

僕の住むボロ(本当にメチャボロです)アパートには、30~40世帯が住んでいるようですが、昨晩大家さんがやってきて、「春節期間は皆故郷に帰って、このアパートには貴方一人しかいなくなる、(泥棒が出没するので)戸締りにはいつも以上に気を付ける事(モニカからもその旨伝言頼むと強く言われている)」と注意されました。近くの商店が空いてないということで、乾燥麺とか卵とか野菜とかを持ってきてくれました。

卵と言うと、以前、悲惨な体験をしたことがあります。

スーパーで生卵を買って、レジで支払いをしている最中に、突然爆発してしまった。パン!という音がして、中から煙のようなものが出てきた。レジのおばちゃんも周りのお客さんも一瞬びっくりしてはいましたが、すぐ何事も無かったように平静に戻りました。

レジのおばちゃんは謝りもせず、平然と「別のに取り替えましょうか?それとも返金しましょうか?」と。僕は「いいです」と言って、そそくさに店を出ました(正直怖かった)。

本当は、「そんな問題じゃないでしょう、これは大事(おおごと)でしょう、一体どんな原因で、、、、」とか問い質したいところなのだけれど、それを言っても、「このお客、何を文句言ってるのかしら」と思われるだけです。したがって、中国ではどんな理不尽な目にあっても、常に「ブチ切れる」と同時に「諦めて」もいるのです。

“卵が爆発した、餃子に毒が入っていた、ニセ札を掴まされた、子供が食堂のゴミ箱にウンチしている、、、、そんなのは当たり前(よくあること)で、批判するほうがおかしい” と中国人は言います。それも一つの文化なのでしょう。ある意味、究極の自由な国ですね(笑)。

【制御機能を持たない人々】

一昨日の帰宅時に、春節期間のバスの時刻を確かめておくことにしました。バスターミナルのスタッフに尋ねると「貼ってある紙を見ろ」と言います。しかし、そこには行きの時刻しか示されていない。それで、「(都心からここまでの)帰りの発車時刻を知りたい」と改めて問いました。「それはここに貼ってる紙に書いてある」と、到着時刻の所を指差して示します。

「そうじゃなくて、向こう(都心のターミナル)の出発時刻を教えて欲しいのです」とい言ったとたん、いきなり殴られてしまいました。中国人(の多く)は、気にくわないことがあると、すぐ手を出してきます。少しの我慢も出来ないのではないかと思います。

いわば大衆全体が、日本でいうところの「無敵の人」状態、と言って良いのかも知れません。日常的に、“制御機能発動”のスイッチが切れた状態でいるわけです。日本人には、そのような人はほとんどいません。“自制装置”が幼少時から組み込まれています。その分、無意識のうちにストレスが溜まってか、 (「無敵な存在」に追い込まれて)スイッチが切れたときは、とんでもない事態を引き起こすわけですが、、、。

天安門事件の際に多数の犠牲者(「体制」側「学生」側共々)を生み出した要因、あるいは香港デモが収拾のつかない暴動と化した(同上)要因は、そういった「中国人的(香港人も基本中国人です)気質」が、元になっているように思えてなりません。

爆発卵の話に戻ります。その体験がトラウマになって、2年近くの間、中国では生卵の購入を避けていました(モニカからも中国の卵とミルクには気を付けるように、と言われている)。しかし、懐事情と栄養補給の必要性から、そんなことも言っていられなくなった。

バスターミナルのスタッフに暴行を受けた(ただしバスの運ちゃんは概ねフレンドリーで親切)のと同じ一昨日の夜のことです。ターミナルの上階にあるスーパー(爆発卵を買った所)に行って、思い切って2年ぶりに生卵を買ってみることにしました。念には念を入れて、色艶のよさそうなのを選んで、、、。

春節前のゴーストタウン化した僕のアパート周辺で、唯一大晦日直前まで営業していたのが、この比較的高級なスーパーです。僕の住むアパートは、埃にまみれた、紛いなき超ボロ屋なのですが、すぐ近くの湖?の周辺には、超高級住宅が立ち並んでいます。その中にあるスーパーです。いくら何でも2度続けて爆発することはないだろう、と思っていました。むろん、爆発しませんでした。

さて、部屋に帰って、インスタントラーメンに卵をかけて食べようとしたところ、なんと買った2個ともが、腐っていた!部屋の中に猛烈な悪臭が広がります。すぐにトイレに捨てたのですが、しばらくの間は悪臭が消え去りませんでした。

これじゃ、「肺炎ウイルス」だって容易に発生しますわね。もちろん「新型」だってあるのでしょうけれど、それ以前に、恒常的に「肺炎ウイルス」などが蔓延しているんじゃないですか? それらも(これまでチェックが為されぬまま)、中国発で世界中に蔓延しちゃってる可能性もあると思います。

先に記したように、「新型コロナウイルス」に関しては、「武漢・湖北省特有の生物地理学的背景」が考えられることと共に、似たような病原体は、中国に於いてはごくごく日常的に発生しているにも関わらず、メディアで拡散されていないだけ、といった側面もあるような気がします。

ちなみに、大家さんの持ってきてくれた生卵は、正常でした。多分、彼らは、見分けるコツを知ってるのでしょう(でも恐怖で食べられずに結局捨ててしまった)。

【トーストやバターの入手は一苦労】

スーパーマーケットに関する話題を少し追記しておきます。

今日も、ある用事があって都心に出ました。幸い親切な運ちゃんに当たり、帰りの最終バスが4時半 であることを教えて貰えました。今日は無料なのだそうです。

用事が済んだあとは、エスプレッソ・ソロ一杯を注文、向かいのマクドで買ったハンバーガーを食べながら(こんな贅沢していいのでしょうか?)スタバの電源席で終バスの出る夕方まで粘ります。

食費予算を2000円ほどゲットしたので、ついでに10日分の食料を買いだめておくことにしました。超の字が2つほどつく高級スーパーです。主目的は、食パン(トースト)とバターの購入。中国では、これが極めて難しいのです。

トースト自体は、いろんな種類のが、山のように揃えられています。しかし、どれもこれも「味がついた」ものばかり。概ね甘くて、あとはミルク入りか卵入り。数十種類、数百個のトーストの中から、ただ一個だけ「原味」のトーストを、やっと見つけ出しました。

次に、バターが難しい。中国人は、まず(こんがり焼けた)トーストにバターを塗って食べる、などという習慣はなさそうなのです。だから、バターがあったとしても、非常に高い。欧米人や日本人の好む食品は、概ね高価と考えて良いです。

食パン(原味)一斤、バケット(たぶん味はついてないと思う)一本、バター(賞味期限切れ)200g、ネスカフェのブラック(コーヒーもブラックの方が高い)一瓶、ブロッコリー一束、それに5個入り一袋の「出前一丁」。ちょうど2000円です。お米は高くて買えなかった(3~4日分、ジャガイモやタマネギ共々確保済み)。お茶も高くて買えなかった(コーヒーとお湯で十分)。これで10日間部屋に蟄居します。

明日は、一人で“新年快楽”です。





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「新型コロナウイルスについての緊急報告」2012.1.23 青山潤三日記 Ⅴ

2020-01-24 13:01:35 | 雑記 報告


「新型コロナウイルスについての緊急報告」2012.1.23 青山潤三日記 Ⅴ

この記事は、2020年1月23日、午後4時時点での報告です。

「三世が「新型肺炎(コロナウイルス)」について書け!というので、仕方なく書きます」続・続・続までの4つの記事は、2012年1月23日午後4時以前の報告。三世とのやり取りが上手く行かなくて、報告が遅れてしまっています。
今日(2012年1月23日)の午後から、地下鉄の入り口で、体温検査が始まりました。

僕は幾らか熱が計測されたようですが、「日本人か?」と聞かれ、「そうだ」と答えたら、そのまま通してくれました。
有難いことなのか、困ったことなのか、微妙です。

また、今朝までは、飲食店従業員を除く一般の人達のマスク率は低かったのですが、今日の午後以降は、大半の人がマスクを着用しています。何らかの指令が為されているようです。

・・・・・・・・・・・・・

ごく最近のネットニュースについての記事で、僕が「武漢」について興味を持ったのは、「コロナウイルス」よりも、武漢と重慶の間の、旧・三峡渓谷(現在はダム)に棲息していた「世界最大の淡水魚の絶滅を認定」という記事です。

中国の「中心部」に位置するこの一帯の山岳地帯が、例えば「メタセコイアの世界で唯一の自生地」であることや、しばしば「野人(いわゆる謎の雪男)」が目撃(笑、でも笑えない部分も残っている)されていることなど、地球上の生物の歴史を探るうえで、非常に重要な位置づけにあること(むろん僕が調査対象としている様々な昆虫や植物も含む)と、「新型コロナウイルスの発祥の地」であること(最新のニュースでは、野生のコウモリとヘビが起源と考えられているようです)は、根っ子の部分で、何らかの因果関係があるように思っています。




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2012.1.23 青山潤三日記 Ⅳ

2020-01-24 13:00:22 | 雑記 報告

2012.1.23 青山潤三日記 Ⅳ
続・続・続・三世が「新型肺炎(コロナウイルス)」について書け!というので、仕方なく書きます。

以前にも何度か書きましたが、もう一度書きます。
 
ある人(中国出身の日本人)が「日本の最大の欠点は表現(その拡散)の自由があること」と言っていました。非常に深い言葉だと思います。
 
「力」(その定義は非常に難しい)や「空気」に沿った、大衆の共同認識に基づく「自由」(その行きつくところが「“普通選挙”への思い込み」「司法に対する絶対忠誠」)。異論や底辺からの意見は、結果として無視されてしまう。
 
それが日本の「表現の自由」「報道の自由」の実態です。
 
最初から「制限」の枠があることにより、その枠内で(エリートであれ底辺の人間であれ)結果として「公平」に表現できる、一党独裁・共産党政権のほうが、まだマシなのではないか、と思えてしまうことがあります(ときどき思うだけで、確信はしていない、笑)。




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2012.1.23 青山潤三日記 Ⅲ

2020-01-24 12:59:10 | 雑記 報告

2012.1.23 青山潤三日記 Ⅲ
続・続・三世が「新型肺炎(コロナウイルス)」について書け!というので、仕方なく書きます。

日本のメディアは、恣意的にしかニュースを取り上げないですね。

そして、取り上げられたニュースに対して、大衆が挙ってお騒ぎする。

でも、もし僕が肺炎で入院しても、スルーされてしまうでしょう。これまで何度も「急性肺炎の疑い」と診断されてるし、、、。現在も肺炎(新型かどうかは不明)一歩手前です。

7月に香港デモの取材で、香港の民主派学生たちに暴行を受けたときも、日本のメディアにはほとんど無視されました。香港や中国のメディアでは結構大きく報道されたのですが(来月それに関する本が香港で出版されます)。




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