青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

日本国内絶滅第1号種オガサワラシジミと、ルリシジミ、スギタニルリシジミについて(その5)

2024-03-04 21:52:37 | 日本の蝶、中国の蝶




オガサワラシジLycaenopsis(Celastrina)ogasawaraensis

小笠原母島猪熊谷Sep.23, 1992



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話は逸れるけれど、プラタモリ終了するのだそうな。この番組(普段テレビを見ない僕だけれど)以前ホテル宿泊時に見て、とても好感を持った。



去年、しばらくの間、自室でテレビを見るチャンスがあった。ちなみに、昔、確か大江健三郎氏だったと思うのだが、「テレビ」の語には違和感、「テレビジョン」略すなら「TV(ティヴィ)」と言うべき、と語っていた。なるほど。僕が、突然出現したメジャー日本語の「アプリ」にいつまで経っても馴染めないのと同じだ(まあテレビは既に日本語なんで仕方がないが)。



それでプラタモリにも期待して何度か見たのだが、思っていたよりもつまらなかった。以前の魅力は感じられず、違和感ありまくり、タモリ氏本人だって、必ずしも楽しんでいそうには見えない。



以前は、行き当たりばったり、問題提起主体で、ことさら答えは求めていなかった。タモリ氏自身の蘊蓄や感性を晒しているうちに、いつの間にか答えらしいところに辿り着く。本人が楽しんで、視聴者も共に楽しむ。そこが魅力的だった。良くも悪くも緩さ加減、僕の言う俯瞰的な捉え方。



最近のは、学校の授業である。教科書に則った頭でっかちの専門家とやらが、ひたすら体系に基づいた予定調和的な解説をしつつ進めて行く、ちっとも面白くない。でも評価は高い。そう、大多数の日本人が内包する、答えを求めることを第一義とする価値概念。体系に沿った思考を重視し、俯瞰的に捉えることを「非科学的」として排除する。



番組終了に当たってネットでも惜しむ声があるようだけれど、でもさっきチェックしたあるコラムには、「誰も言わない終了の本当の理由、それは面白くなくなったから、まるで民放の観光案内番組みたい、

タモリ氏本人も楽しんでいる様には見えない」という指摘が。まさにその通りだと思う。



NHKの番組造りは凄いといつも感服しているけれど、それは完璧さの中に、ちょっと間が抜けたような曖昧さ(あえて答えに拘らない俯瞰性)を伴っているからであって、どうも最近は、体系的に答えを導き出すことに重点を置き過ぎているように思える。それが視聴者の要求なのであろうが。



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この絶滅オガサワラシジミの話に、別に結びつけるつもりはない。敢えて関連つけるならば、僕のこのブログは、教科書ではない。自分の忘備のために書いているのである。ついでなら、読者にも一緒に考えて貰おうと。繰り返し言うけれど、答えは一切追求しない。ひたすら問題提起に終始するだけだ。



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「日本国内絶滅第1号種オガサワラシジミと、ルリシジミ、スギタニルリシジミについて」の表題でブログを書き始めたのは、たまたまのきっかけが重なったからである。



*3月になった。春スタートである。去年は春から秋まで自宅近所の蝶の撮影・観察を続けたのだが、今年は止めて置こう。それよりも、進めなくてはいけない、デスクワークに没頭するべきである。でも、去年写し損ねた、春のルリシジミ♂の開翅写真だけは押さえて置こう。撮影ポイントは自宅から至近距離(徒歩1分の地点)なので、負担にはならない。



*「近所の森と道端の蝶(福岡編)」の前半部がほぼ完成。第一部「2023年に撮影した近所の蝶50+7種」と、第二部「日本産の蝶全種」の簡単な紹介で構成。後者には数種抜け落ちている種(未撮影種と一応撮影はしてあるが写真を見つけ出せないでいる10数種)があるが、この際開き直って「写真欠落」と記して進めていく、でも、全体の構成上九州産スギタニルリシジミだけは載せねばならない。今月末には、重い腰を上げて県内の山間部を訪ねてみることにしよう。



*インターネットを検索していたら、日本国内絶滅第一号種オガサワラシジミの記事がちらほら。現地でもこの5年間記録がなく、多摩動物園などに移動室内飼育を続けていた個体群も壊滅、どうやら地球上から種が消滅してしまったらしいとのこと。保護運動の在り方に大きな疑問を抱く僕としては、「それみたことか」という気持ちと、「由々しき事態」という気持ちが入り混じり、現地での再発見に向け、最後の撮影行から31年ぶり(最初の撮影行からは48年目)に改めてトライしようではないか、という思いが沸き上がってきた。



*「中国蝴蝶野外観察図鑑」で紹介した、雲南省産と四川省産のアリサンルリシジミは、実はアリサンルリシジミoreasではなく、オオアリサンルリシジミ(仮称)perplexaであった。それについて、何らかのエクスキューズをしておかねばならない。



シジミチョウ科ヒメシジミ亜科ヒメシジミ族ルリシジミ節ルリシジミ属ルリシジミ種群に属する、上記4つの種に関わる問題が、同時に勃発したわけである。



というわけで、それらを纏めたレビューを記しておこうと、ブログに書き連ね始めたわけだ。一般的に最もインパクトが強いのは、「オガサワラシジミ絶滅?」のテーマ。その問題提起に対処していくためには、オガサワラシジミの成り立ちに深いかかわりを持つ他の3種(ルリシジミ/スギタニルリシジミ/オオアリサンルリシジミ)の性格を知ることから始めねばならない、ということで、(見出しや冒頭写真にオガサワラシジミを前面に押し出したうえで)4種についてトータルに探っていくことにした。



もうひとつ、気になり続けていることがあった。「中国蝴蝶野外観察図鑑」でも「近所の森と道端の蝶」でも、スギタニシジミの学名を、一般に使用されているCelastrina sugitaniiではなく、Celastrina hersiliaとしたことに対して、蝶に詳しい知人から「間違っているので訂正するように」という指摘が為されたことである。



間違って記したのではなくて、いわば確信犯的な問題提起。「誰一人認めていないことを勝手に記してはならぬ」という指摘は分からぬでもない。でも実際は「誰も認めていない」わけではなく、このグループを再編した研究者本人(J.N.Eliot氏と川副昭人氏)だけは、そのことを半ば認めていたのである。彼らが(従来の見解に従って)この2種を別種として据え置いたのは、必ずしも絶対的な結論ではなく、現在の知見に基づく状況的側面からの暫定的な判断。まだ答えが確定された訳ではない、と言うことを提示するために、僕は敢えてスギタニルリシジミをC.hersiliaに併合した。



同一種と見做す根拠:

♂交尾器の形状が完全に相同。外観の著しい相違は、西方に向かうにつれて白い部分が強調される、という(例えばミヤマカラスアゲハの場合などと共通する)東アジアの蝶に屡々起こる現象に沿えば、理解が為される。



別種と見做す根拠:

2つの異なる表現集団が同所的に混在している可能性。今流行り?の「隠蔽種」の問題にも繋がってくるわけで、分子生物学的解析に基ずくならば、基本形態(殊に交尾器)が相同だからと言って、「種」が同じだとは限らない。



それはともかく、大多数の常識的な見解は、「見かけが全く違うのだから同一種であるわけがない」という、単純な根拠に基づいていると思う。僕としては、そのような(コレクター的な要素とも繋がる)安易な発想には組みしたくはない。



もっとも現時点での僕の見解は、やはり別種として認めるべきなのかも知れない、という方向に傾きつつある。こっちに傾いたり、あっちに傾いたり、、、、要は「種とは何か?」という命題の呪縛。



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ルリシジミ属北方系種群



1:ルリシジミ Lycaenopsis(Celastrina)argiolus ●

北半球温帯域に14亜種/前回既述済み。



2:ハルカゼルリシジミ L.(C.)ebenina

北米東部/前回ごく簡単に触れた。



3:オガサワラシジミ L.(C.)ogasawaraensis ●

小笠原諸島/次回予定



4:スギタニルリシジミ L.(C.)sugitanii

東アジア温帯域/6亜種

>4a:ssp.sugitanii 本州、四国 ●

>4b:ssp.ainonica 北海道

>4c:ssp.leei 朝鮮半島

>4d:ssp.kyushuensis 九州

>4e:ssp.shirozui 台湾

>4f:ssp.lenzeni 中国大陸中~西部(秦嶺山系、四川省など) ●

*Eliot&Kawazoe1983の時点では台湾産は未記載。ロシア沿海地方、中国東北部などについては記述がなく、これらの地域には分布していないのであろう。



5:ウラジロルリシジミ* L.(C.)hersilia (*和名は青山1998に拠る、後にスギタニルリシジミと併合、分割する場合はヒマラヤルリシジミとした、後述するミヤマルリシジミも同じである可能性)

東アジア温帯域/3亜種

>5a:ssp.hersilia 中国大陸中部(陝西省など)~東部(福建省など) ●

>5b:ssp.vipia ヒマラヤ東部(シッキム、アッサムなど)

>5c:ssp.evansi 中国西南部(雲南省北部山岳地帯)周辺地域 ●



スギタニルリシジミ-ウラジロルリシジミの雄交尾器はルリシジミに酷似するが、次の様な相違点が見出される。

>Ring下半部がやや広がる。Juxtaはより大きくvalvaeからはみ出す。側面から見たsociuncusの鋭突部末端は、本体側出っ張り部分より下方まで伸びる。



6:オオヒマラヤルリシジミ(仮称) L.(C.)gigas

ヒマラヤ西部



7:ニセアリサンルリシジミ(仮称) L.(C.)huegelii

ヒマラヤ中~西部/2亜種



8:アリサンルリシジミ L.(C.)oreas

ヒマラヤ東部、中国大陸、台湾、朝鮮半島/8亜種



9:L.(C.)morsheadi

中国西南部(東南チベット~雲南省西北部)/2亜種



10:オオアリサンルリシジミ L.(C.)perplexa

中国西南部(四川省、雲南省)/2亜種

*1亜種は後に追加(Elot&Kawazoeには未記載)

*「中国のチョウ」「中国蝴蝶野外観察図鑑」ではoreasと誤同定。



11:キタアリサンルリシジミ(仮称) L.(C.)filipjevi

日本海北岸地域(極東ロシア、朝鮮半島、中国東北部)/2亜種



7以降については次々回に述べる予定、ここでは4と5(および6)の関係について考える。



4:sugitaniiと5:hersiliaは同一種なのか、別種なのか。現状では当然のごとく別種とされているわけだが、その根拠は何処にあるのか? それを探っていくことが主旨である(答えを出すことが目的なのではない)。



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以前書き終えていた原稿が出てきた。一部重複するが、以下、それに沿って記述していく。



スギタニルリシジミは、年一回、春のみに現れる蝶である。スプリング・エフェメラルの代表種としては、ギフチョウ(&ヒメギフチョウ)/ツマキチョウ/コツバメ/ミヤマセセリのカルテットが著名だが、スギタニルリシジミも、“準スプリングエフェメラル」的な位置づけにある。クインテットにならなかった理由としては、次の様な理由が考えられる。ギフチョウ(&ヒメギフチョウ)、ツマキチョウ、コツバメ、ミヤマセセリは、いずれも(身近な日本産としては)独自の「一枚看板」と言える存在である。それに対しスギタニルリシジミは、日本全土に広く普遍的に分布し、かつ年間を通して見られるごく近縁のルリシジミに対する「脇役」的存在で、インパクトに欠ける。また、4種よりもやや遅れて4月の後半(僕の中学校時代、関西の山間部で4月29日の昭和天皇誕生日の際日にスギタニルリシジミの観察を行うのが恒例となっていた)で、春一番の蝶というイメージはやや薄い。



スギタニルリシジミは、別の視点からも、日本産蝶の中で唯一といって良い性格を有している。九州産の外観が、本州産と著しく異なるのである。本州産のスギタニルリシジミは、ルリシジミと全く異なる色彩・斑紋を持っている(翅の裏が灰褐色を帯び、黒斑が大きく、翅表も濃紺色を呈する)。ところが九州産においては、スギタニルリシジミがスギタニルリシジミである所以の、それらの特徴を示さず、外観的にはルリシジミとほとんど変わらない。



日本産の蝶の中で、東日本と西日本で顕著な外観差がある種としてはダイミョウセセリの関東型/関西型が知られるが、本州産と九州産で外観がガラリと変わる種は、スギタニルリシジミを置いて他に無い。



実は後で述べるように、大局的に(種の分布域全体から)見た場合は、九州産が他と異なるのではなく、本州産が他と異なるのである(ダイミョウセセリに於いても特異なのは“関東型”のほう)。



いずれにしても、せっかく九州に居を移したのだから、たまには室内蟄居の禁を破って、山間部に九州産スギタニルリシジミを訪ねておきたい。出現期は本州よりひと月ほど早いので、今月末か来月初め。写真撮影ももちろんだが、その“印象”を自分の眼で確かめたい。中国産との比較である。



スギタニルリシジミ6亜種中、最も色が濃いのは本州・四国産の原名亜種sugitanii。北海道亜種や朝鮮半島亜種ではやや淡色となり、九州亜種・台湾亜種では裏面の地色が純白に近くなる。ということは、(僕がこれまで何度も接してきた)中国大陸(陝西省・四川省など)産lanzeniとも共通するのだと思うが、実際はどうなのであろうか?



Kyushuensisにしろlanzeniにしろ、本州産に比べれば、明らかに大型。翅裏の地色は白く、黒点は小さく、かつ疎らになり、翅表の藍色も明るい。



その延長線上に、更に顕著な特徴を示すのが、hersiliaである。日本(本州)のスギタニルリシジミには似ても似つかず、むしろサツマシジミに似ている。どう考えても「別の種」なのだが、雄交尾器の形状はsugitaniiと寸分たりとも違わない。



別の視点から、幾つかの蝶(例えばミヤマカラスアゲハ)に於いて西に行くほど「白」くなる傾向があることを鑑みれば、両者を同一種と見做すことも、別段奇特な処遇だとは思わない。種を分けるなら、九州産も中国大陸産lenzeniもsugitaniiから分割すれば良い。それらを分けないならhersiliaを含めて統合。



しかし、その他諸々の、いわば状況証拠を踏まえた視点からは、暫定的に別種としておく方が賢明なのかも知れない。例えば、中国中部から西南部にかけての地域には、hersilia的外観のsugitaniiと、真のhersiliaが混在している様である。両者は(標本写真を見た限りでは)翅(殊に♂翅表)の色合いが明らかに異なる(sugitaniiはややどす黒くhersiliaはより明るい)。そのことからも、別種説を受け入れるのは、吝かではない。



実は、僕の「中国のチョウ(1998)」にも、秦嶺山地の“スギタニ”について、一つの問題提起を行っている(検証しないまま未解決の状態)。オナガギフチョウの生育地(標高1200m前後)には、極めて多くの典型的lenzeniと、ごく少数のarugiolusが見られるが、それより500mほど標高が高いところには、どちらともつかない(「ルリシジミに似たスギタニルリシジミ=lenzeni」に似たルリシジミ?)集団(和名「ミヤマルリシジミ」)が棲息している。これこそhersiliaなのかも知れない。



ただし、その集団の♂交尾器をチェックしたところ、真正のルリシジミargiolusと相同だった由、「中国のチョウ」に記述してある。それがhersiliaに当たるならば、argiolusではなく、lenzeniと相同でなくてはならない。



可能性として、2つ考えられる。僕の記述(チェック)ミス。もとよりルリシジミとスギタニルリシジミの♂交尾器は酷似していて、よほど慎重にチェックしないことには判別が難しい。しかしsugitanii(lenzeniを含む)とhersilia間のように完全に一致するというわけではなく、プロポーションなどに僅かとは言えども安定差がある。この個体(「ルリシジミに似たスギタニルリシジミ」に似たルリシジミ)をチェックした際、3つの集団を比較したのではなく単独チェックをしたため、僕の思い込みで「argiolusと相同」と記した可能性がある(実際その正否に関してはずっと引っかかっていた)。



もう一つの可能性は、秦嶺における3集団の相関が、他の地域の組み合わせとは異なる、ということ。

おそらく偶然だとは思われるが、気になることがある。Eliot&Kawazoeに図示されているhersiliaの♂交尾器は原名亜種ではなくて、おそらくヒマラヤ地方産の亜種vipia、sugitaniiは亜種lenzeniではなくて原名亜種kyushuensis、確かに両者の間に差異は見出せない。また、僕がチェックした個体も、sugitanii原名亜種と雲南省産hersilia(たぶん亜種evansi)、ネットの[Butterflies in Indochina]に写真図示されている個体もおそらく亜種evansi、そして中国大陸産のsugitaniiとhersiliaを詳しく標本図示しているH.Huang(2019)には、同論文内で取り上げられている他の各種については全て♂交尾器の写真が示されているのに、sugitanii/hersiliaだけに関しては表示がない。すなわち、hersilia原名亜種の♂交尾器についての図示・記述は(僕の知る範囲では)どこにもないわけで、むろん偶然だとは思うが、気になるところではある。



いずれにしろ、ルリシジミ-スギタニルリシジミは、ごく近縁な間柄にある一つの種群(上種?)を構成していて(おそらくオガワワラシジミもその中に含まれる)、より広域に分布するルリシジミargiolusは、異所的な多数の集団の複合体、sugitanii-hersiliaは、異なる性格を持つ集団が同所的に混在するcomplexを形成している、と考えて良いであろう。



そのような(複雑で混沌とした)関係性は、別段sugitanii-hersiliaの組み合わせに固有な特殊例なのではなくて、いたるところに普遍的に存在していると思う(そして外観上区別が困難な組み合わせに対しては「隠蔽種」として認識されている)。



「種」を、どの段階で区別するか。形態上の差異が見だせない、かつ遺伝的な独自性を持つ集団(例えば「隠蔽種」)ごとにミクロな視点で認識するか、マクロな視点での「超種」(複合種)として解釈するか、の問題であろう。



スギタニルリシジミsugitaniiとウラジロルリシジミhersiliaは、ある視点からは異なる種であり、別の視点からは同一種である、という、相反する要素を併合した見解があっても良い。事実、実態、答えは、一つである必要はない。



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L(C.)argiolus ladonides

新潟県浦佐市 Apr.15,2020

*新たに見つけ出した幾つかの写真を追加紹介しておく。





L(C.)argiolus ladonides

新潟県浦佐市 Apr.15,2020





L(C.)argiolus ladonides

新潟県浦佐市 Apr.15,2020





L(C.)argiolus cuphius ?

山東省淄博市 Apr.21,1994



写真6

L(C.)argiolus cuphius

浙江省杭州市西郊 Mar.28,1989





L(C.)argiolus cuphius

四川省天台山 Apr.13,1989





L(C.)sugitanii sugitanii

山形県東根市 Apr.21,1985



L(C.)sugitanii sugitanii

山形県東根市 Apr.21,1985





L(C.)sugitanii sugitanii

山形県東根市 Apr.21,1985





L(C.)sugitanii sugitanii

山形県東根市 Apr.21,1985





L(C.)sugitanii sugitanii

山形県東根市 Apr.21,1985





L(C.)sugitanii sugitanii

山形県最上郡大蔵村 May.10,1982





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.28,2005





L(C.)argiolus caphis

陝西省秦嶺 Apr.25,1994

オナガギフチョウ棲息地一帯で見られるのは、ほとんどがlenzeniで、ルリシジミは稀にしか出会わなかった。





陝西省秦嶺 May 3,1995(sampling個体)

上段は“ミヤマルリシジミ”L(C.)hersilia hersilia?

下段はL(C.)sugitanii lenzeni

*上段2頭の採取地点は標高が500mほど高い。





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.28,2005





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.26,2010





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.26,2010





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.26,2010

翅表は日本のスギタニルリシジミ同様、幾分黒ずむ。





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.26,2010





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.26,2010





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.26,2010





L(C.)sugitanii lenzeni ♀

陝西省秦嶺 Apr.26,2010





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 May 6,1994





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 Apr.27,2010





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺(太白山北面) Apr.27,1994

吸水集団





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺(太白山北面) Apr.27,1994





L(C.)sugitanii lenzeni

陝西省秦嶺 May 14,1995





L(C.)sugitanii lenzeni or hersilia

陝西省秦嶺 Apr.27,2010





L(C.)sugitanii lenzeni or hersilia

陝西省秦嶺 Apr.27,2010





L(C.)sugitanii lenzeni or hersilia ♀

陝西省秦嶺 Apr.27,2010





L(C.)sugitanii lenzeni or hersilia ♀

陝西省秦嶺 Apr.27,2010





L(C.)hersilia ?

四川省ミニャコンガ海螺溝 May 1,1989





L(C.)sugitanii lenzeni or hersilia

雲南省梅里雪山明永 May 10,2013





L(C.)sugitanii lenzeni or hersilia

雲南省梅里雪山明永 May 10,2013





L(C.)hersilia*種を分けた場合

雲南省梅里雪山明永 Sep.28,2013

秋の個体





L(C.))sugitanii lenzeni or hersilia [左奥/左手前はタッパンルリシジミ、右は]

雲南省梅里雪山明永 Jul.11,2012

盛夏の個体





L(C.)hersilia*種を分けた場合 ♀

雲南省梅里雪山明永 Jul.11,2012

盛夏の個体










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