登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

なかなか難しい  会報 ふれんずNo.218 より 2010年3月1日発行

2018-02-15 09:27:41 | 会報「ふれんず」から

8年前の会報より 
会の運営について、いつになく詳しく説明しています。・・・
(このまま今月使えそうな内容だなぁ)


第126回 フレンズ親の会 
2010年2月13日 13:30-16:30 熊本市総合保健福祉センター
参加者18名 (初参加者3名)

今回、遠くから不安をいっぱい抱えて、恐る恐る来られた方もいらっしゃれば「高校に入って、いじめていた子と離れ、無事子どもが登校するようになりました」(小グループでの発言)と、笑顔で報告されるお母さんもいらっしゃいました。
この会は、様々な方々が一つの輪になって語り合う親の会です。それぞれの現在の状況は違っていても安心して自分の痛みを語れるのは、同じ痛みを感じてきた仲間、保護者同士が中心になっている会だからだろうと思います。どの方も溢れるほどの想いを抱えているからこそ、時間を裂いて〝よく分からない会〟にも集まって来られています。ですから「保護者の方々に、なるべく沢山ここで想いを吐き出して、気持ちを軽くして帰っていただきたい」と運営委員会で話し合い、前半小グループに分け、発言の機会を増やしています。
それでも緊張して話せない方もあるので「立ち話でその分を補って欲しい」と考え、退室30分前には会を閉じるようにしています。私たち運営委員の殆どが同じ経験者ですので、今後もどうぞ安心して参加してください。 (文責 石井)

この日もはじめに〔初参加者〕、〔小・中学生〕、〔高校・青年〕、〔支援者〕の4つのグループで語り合い、後半みんなで一つの輪になって語り合いました。


1  なかなか難しい

母:高校一年の息子です。入学当初はどうにか調子が良かったのですが、後期に入って学校に行ったりいかなかったりで、4ヵ月になります。勉強をしたいという雰囲気は見えるのですが、進級が無理な状況になってきています。親としては「1年に残って4年で卒業するのも有りかなぁ」と思ったりもして本人に聞こうとするけど、学校の話をすると機嫌が悪くなるのでうまく聞けません。
12月に初めてこの親の会に参加しましたが、それ以前は子どもと衝突もしていました。ここへ来て皆さんの話を聴いて「子どもに変ってくれ」と言っても無理だなと思うようになりました。子どもとの話し方をちょっと変えてみたら、部屋にこもりかけていたのが、みんなと一緒にテレビを見たり、夜散歩に行ったり、少し解放されてきました。
でも子どもの気持ちに波があるし、なかなかそれに親がついていけません。「きつかねぇ」という思いに達しません。「なんがきつかと」と思ってしまいます(笑)。なかなか難しいです。まだそういう話をするのは早いのかな・・・。どうするにしても、本人にまだそこまでの余裕がないのは分かっているんですけど。学校の話をすれば衝突するのも分かっているんですけど、もうそろそろ結論を出さないといけないと思って・・・。

コメント
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