登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

第18回 フレンズ夜の親の会  会報 ふれんずNo.230 より

2019-04-06 22:59:51 | 会報「ふれんず」から

★第18回 フレンズ夜の親の会     3月21日(木)

  参加者4名 (初参加者0名)        ウェルパルくまもと あいぽーと広場

 

卒業式翌日の祝日だったせいか、参加者が少なかったようです。でもその分、ゆっくりお話を聴くことができました。一人のお母さんが、諦めていた小学校の卒業式に出席することになったいきさつと担任の先生への感謝や、お子さんの成長について話してくださいました。

殆ど学校に行っていないのに、6年の担任の先生が常にクラスの一員として扱かってくださっていて、たまに学校に行った時も、自然な感じでクラスメイトも迎えてくれたそうです。子どもさんもお母さんも6年で初めてその先生に会った時からいい印象だったそうです。

間際まで、午後から自分たちだけの校長室での卒業式に出るつもりだったけど、たまたま前日に式場に入る機会を得て、担任が本人の反応を確かめながら丁寧に段取りを説明してくださったら、「自分たちだけの卒業式に出なくていいのなら皆と一緒の卒業式に出る」と言い出し、どうなることやらと気をもんだけど、クラスメイトや保護者の方々にも温かく迎えて頂き、なんとか卒業式を無事終えたそうです。

「子どもも、自分のために動いてくれた人たちへの感謝の気持ちも出てきたようです。中学校でもどうなるか分かりませんが、本人がやりたいことができるように、学校とも連絡をとりあって、子どもをサポートしていこうと思っています」みたいなことをお母さんは言われていました。

                                                                              記録・石井       

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