会報 親の会の報告から一部を
4 私の気持ちと合わなくて
G母:学校の先生方ともだいぶ話しているけど、私の気持ちと合わなくて。学校にこの会に来たことを話してもいいのでしょうか。
D : はい、大丈夫ですよ。
G母:学校を休んでいるという言い方を学校の先生はされているけど、こちらは事情があってお休みとかしているわけで、もっと辛かった気持ちとかをわかってほしいんです。もっとこの会を学校の先生方に知って、わかってほしいんです。
D : 学校の先生もこの会に来られていいんですよ。校長先生も、大歓迎です。今までにも進学校の先生がお母さんと一緒に来られたり、自分だけ来てあとから「親御さんを連れてこよう」と言われた先生もおられます。
G母:私は、この会は違和感が全くなくて、お話も聴いてもらっています。若者相談センターや、児童相談所など、いろいろ相談に行ったことはあります。でも分かってもらっていない気がしてここに来ました。
C母 :なかなか理解してもらえない先生とかいらっしゃいます。
G母:先生に話しても、小さい子のやりとりはそんなものですと、サラッと流されます。教頭先生に言っても「30年教師をしているけど、子どもはそんなもんです」と言われたりする。
H母:保健室の先生とかカウンセラーの先生はいかがですか。
G母:教頭先生が窓口になっておられるのです。私は学校に戻ることはあまり考えていないです。子どもより私が戻りたくないです。
D : 一番分かってほしいのは担任の先生ですよね。
G母:子どもは小学2年生です。上に高校生の子もいますがその子も高校を中退してしまって、今ダブルで不登校で、それで相談してたどり着いたのが、私自身が不登校した時にお世話になったJ先生で、そのJ先生にこの会を紹介してもらいました。
私はJ先生が、迎えに来られたのを追い返したりしていました。かなり反発していましたけど、時がだいぶ経って自分の事を考えてくださっていたんだなと分かるようになりました。自分の不登校が子どもに影響しているんじゃないのかなと悩んでいます。
I母:私も高校の時自分が不登校でした。自分のそれが娘に影響したのかなと思っていましたけど、自分を責めても変わらないし、それはしなくていいと思います。辛くなるばかりだから。
G母:下の子のクラスに、私が不登校だった頃の同級生の子どももいて、親子で同級生になって、フラッシュバックします。子どもより私が学校に行きたくないです。誰にでもは相談できない。J先生にしか相談出来ません。
D : 今日はよく来てくださいましたね。学校に分かってもらうには、1回は校長先生と話ができるといいですね。トップ次第で学校も変わります。