登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

不登校になった頃 会報ふれんず266号 より

2022-06-09 18:58:18 | 会報「ふれんず」から

親の会報告 から

3 不登校になった頃

進行: 不登校になった中学生の頃、先生との出会いが良くなかった?

B娘: あの頃、どうしたらいいと言われても分からず、何がきっかけで学校に行かなくなったかはっきり分からなかった。ただ、私は学校へ行くと頭が痛くなったりするのに、周りは普通にしてるから自分だけがおかしいと思って、辛かったです。

進行: 親としては焦りますが、ほっといて欲しいと思いました?

B娘: そうですね・・。気を遣ってくれても、情報入れたくない、何も耳に入れたくない。いっぱい一杯だから、何も入らない。

B父: 我家は、妻の方が娘に対する想いが強く、妻が描いている娘の姿と、現実とのギャップが大きかった。妻が伝えようとしているのは分かるけど、伝わらない。そこで会話が成り立たない。一生懸命言うけど、娘が思っていることを話して、それに対して妻の思っていることを話しても「違う、違う」となって拒絶する。そして互いに悶々とする。パニックになって意思疎通が難しい。
   子どもを一人の人として接する方がいい。行動1つ1つが目に入ると、余計こじれる。子どもが興味を持っていることを話題にするのがいいと思います。

B娘: 母に話せない分、父に話して、何気ない世間話も心地よかった。母に話すと心配させてしまうので、ガッツリ捉えられると、深刻になる。

コメント
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