現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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138  ~という

2013-05-27 | 日本語新百科
現代日本語「誤」百科 806  完全に解決したという対応 を、例題にしている。という についてコラムでは、事柄の内容を表すために使うと、解説する。例題は事柄を表していない、言い方が、解決した対応 では、こういうことができないから、完全に解決してからの対応 とすればよいとする。はて何を言わんとするのか。この例題では引用の、~という を用いた表現とみてよいので、文脈からそのような内容であろう。 . . . 本文を読む

文法はいずこ

2013-05-27 | 日本語百科
文法の話をしていて難しいとか得意ではないとか、良い印象で語られることが少ないので、文法教育の影響するところかと思ったりもして、ある程度文法観を持ちうる、この文法観なるものもいかにもわからなさげで文法の見方といえば済むのであるが、そういう年齢に達している人々に文法とはどう考えたらいいかを説明して、文法はどこにあるか、どこにもない、あるとすればそれはあなた方ひとりひとりの頭のうちか、あなたが使う言葉の中にあるのだというの導入にすることがある。文法よ、いずこにというわけであるが、これはすぐにも気づくが自分の言葉を使っていて、おかしいと思ったり間違ったかなと思ったりしたときに、そこには自らの文法規範が働いているのであるから少しぐらい規則に破格であっても通じればいいというようなことで規範意識には違いないがいつも文法についての言葉のチェックが行われていてそこに文法はあるのである。 . . . 本文を読む

叙述の語  日本語の文法について  その35   述語15

2013-05-27 | 日本語文法
述語の捉え方は文法によって異なることはないだろうが日本語文法として作り上げてきたのはどのような見方であろうか。命題による判断文か、シンタクスとみられる統語範疇の議論であろうか、このことはまた構文論として日本語文法が明らかにしてきたことは何であったのかを捉えなおすことになる。文法の構造を捉えてみて下位構造によって上位構造を規定するとすれば日本語には何があるだろうか。 述語をみて日本語にある文末の機能で述語のいくつかの種類をもって構成しているということは叙述をするということになる。叙述の機能を文法に即して説明すると日本語には当てはまりやすい。述語も叙述も述べたてることに変わりはないが、ことをありのままに述べていくとするのは日本語の構造に適応すると捉えよい面が出てくる。叙述語という用語を使う向きもあるので特徴を表すものであろう。 . . . 本文を読む