述語終止 日本語の文法について その28 述語8 述語を文末に持つ日本語文はその特性においてそこで言い切る工夫があった。述語動詞に変化形があり語としての扱いと文における語の出現とに違いがあればそれは文法の用法としてわかりよい。その語形の違いを言語においてどう位置付けるか、どのように捉えて考えるかは文法の単位を決める重要なポイントである。文をまとまりとする、そのまとまりについて語が与える働きはどのように現われるか。 . . . 本文を読む
現代日本語「誤」百科 800 家賃が大きなウエートを占める を、例題にしている。ウエートの語義と家賃の高を言葉の使い方で合わないとコラムは解説する。家賃が高いことが重要であるわけでないとの説明にちょっと唖然とするけれど、支出の可で家賃の部分が大きいことは大問題だという庶民感覚でこの表現のありようを素朴に思う。家賃が大きな割合を占める というべきだとするが、高い家賃を払うことに価値を置くという特別の場合とはなんだろうかと、ふと考えて、六本木ヒルズのビルでの入居を思えばそれにあたるのか、これはおそらく営業利益に対する対比しての家賃のことであろうから、そういう議論もあるかもしれない。例題は家賃を対支出のどの程度抑えるかという質問にあったことのようである。 . . . 本文を読む
文字の渡来があって在来のものを表し漢字と仮名文字を編み出した日本語である。外来を意識するのは在来があるように思うからでそれは固有を捉えて借用を作りはじめたことであろう。というのは漢字を文字意識で借用とは思っていなかったと思うからである。文字の渡来であった。文字とはなんであったか。言葉であったと、祖先は考えただろうと推測している。漢字を見てそのまま言葉として文字意識を持つ。そして文字という語の意味を知って漢字イコール文字でありそれが言葉であったと知る。文というのは表現の現れで言葉が連なったもので字というのは一つ一つの言葉の現れであった、そうであったはずであるのはその漢字に日本語発音をあてて日本語の文字を作り出した、そのときに仮名とするからである。真字に対して仮名にしたというのはわかりよい論理であるけれどそんな簡単な事実ではないから漢字に仮名文字に、外来語がある、長い時間だ。 . . . 本文を読む