休日のランチを、グルメではないだろうけれど、紹介するとしよう。
そもグルメは食通か美食家のことらしいが、それで店の名前は、ばかなる、この聞いたら忘れられないような、ひらがなの名、イタリア料理のお店である。ここで本日、食しました。パンと飲み物がお替り自由でとても気に入り、レディースを並べて3人の注文はそれぞれ味わいわけて、満足だった。ひょいと隣のコーナーで行われているのを見ると、どうもお見合いコンパだったようで、12人の男女がしおらしく話をしてたよ。仕掛け人は店にいなくなって、よろしくお願いします、と。集団見合いなどと年寄りにはうつったりで、料理を思わず食べ過ぎてしまった。 . . . 本文を読む
現代日本語「誤」百科 795 予約の可否を問い合わせる を、例題にしている。可は予約の残がありますよ、否は予約の残がありませんよ。可は予約ができますよ、不可は予約ができませんよ、と言うことなのだろう。可はできるの意味で共通するようだが、否と不可では大きな違いがある。いいえ、ありません と言う場合と、それは、できません の違いだ。是非の判断とする可否は、そうであるか、ないかのこと、そうすることがよいか悪いかということを表わす、いわば状況に合わせたことである。予約を受け付けていて、その残席状態を答えるわけであるから、もともと予約を受け付けないという不可、それができない、という回答をしているわけではない。可不可によって、好いか悪いかを問い合わせる場合があるが、この答え方はまた一方で許可する、許可しないの意味合いも持つことがあるので避けることがあるだろう。 . . . 本文を読む
サイバー時代の戦争 岩波新書1393 2012年11月20日 谷口 長世
第1章を読み終えてただごとではない実感を持つ。サイバーの耳が盗み聞いている逸話はまさにそこにある実話だ。筆者の取材力は中途じゃない。はやりことばで,ハンパじゃない。サイバー時代はいつ始まったか、アイゼンハワーの演説、軍案複合体の台頭を警告したその年、1961年インターネット研究が米国防総省の肝いりで大学、研究所でも行われるようになった、そのときだ。およそ半世紀になる間にサイバー時代は到来して、第5空間を戦いはじめることになる。この本のテーマに終わりはない。しかし目くるめく進むサイバー空間は情報の共有から知識の共存になり技術の共同、これは表現では共謀へとなりうるもの、その変貌しつつある世に、空間にまだとどまりうるわが見るもの聞くものに目を閉ざし耳をつむるわけにはお行かない。 . . . 本文を読む
語句 日本文語の文法について その19 語句の構造は日本語文法のポイントである。語の構造は語構成にある。句の構成は句法にあった。が、そのそれぞれが関係しあうことはなかった。句法は文法にひとしくさらに分析が必要とする。いまだ日本語は句の構造が捉えられない。その構造には、語、句、文と共有する文法に統一した原理がなければならないのであるが、語と文では異なるのである。
理由は語の構成にある。日本語は古代漢語を取り入れ熟語とした。その後は漢字語として漢語のままに単語としてきた。その語には熟合した文字の組み合わせがあり熟語が文法の構造を持っているので、漢字語彙として日本語と異なる構成を見ることになる。熟語は名詞として扱われその意味を用いてきた。熟語が熟語であるのは漢語文法があるからである。 . . . 本文を読む
北海道で雪が降る気候、5月になって、陽気がやってきたというのに、驚きだ。まだ寒気が入れ替わらない。8年ぶりのこの時期の雪だと言う。陽気寒気と気候の気を気にするわたしたちだ。連休4日目はGW最終日のUターンラッシュを眺める、リフッレッシュできただろうか。話題は国民栄誉賞の受賞式における松井選手のスピーチだ。ニュースは松井さんをたたえる。長嶋監督は愛弟子とのダブルで心強かったことだろう。3番と55番とユニフォームの背番号がもう一つ、それは96番だった。栄誉賞の政府代表に首相がつけた背番号は96代目だからとか。何かと政治ショーの目を向けられるその第96条を揶揄するポンチ絵もある。子供の数はおよそ300万人超、世代を3歳ごとにくぎるとそれぐらいだそうで、トータル1649万人は39年連続して人口減のようすだ。男子約844万、女子約804万よなる。この4日間は天候に恵まれた。憲法記念日をスタートにニュースになる出来事には事件めいたものもなく、いまのところ天下泰平だ。 . . . 本文を読む