権力は民衆を支配し、服従させる力と解説すると、それはどうして可能か、支配者が、組織、富、武力などを背景とすると説明があるので、そうして行われることはまた、何か。さらに説明には、権力は他の人をその意に反しても実力で強制させるなどという強制力、他の人に利益を分配する価値賦与、他の人の内面的な服従をかちとる権威、他の人を意識させずに服従させる操縦などという。一言では難しいが、支配と被支配の関係で、多くの側面を持つ。国家権力と言ってみれば、よくわかることがあるが、家庭内の権力となれば、さらに具体化することが、集団でない場合として考えられる。政治権力が日常の社会ではとらえられる。独裁者による権利もわかりよい。政治理論における権力について、ウイキペディアは、相手の自発的に服従させる公式的な形態の能力である権威 authority、そして相手の行動を統制する非公式の形態の能力である影響力 influence 、相手に嫌悪的な刺激を与える能力である暴力 violenceについて、項目をわける。その権力には、付きまとう、望まない行動の強制力があるという立場で解説しているので、民衆には受け入れられるかどうかが、つねに議論あるいは命令があることになる。 . . . 本文を読む
10年前の日記をここに再録してみる。日々新たは、そのまま、ブログ思い遥かに載せる。日々更新していたわけではないから、連続性がいつまでか。10年の世について、採録して、現代日本語百科にブログ記事としてふさわしくなるかどうか。11月は、霜月。霜が降るという俗説に、9月10月11月が秋の季節であるから、それを霜月と呼ぶには新暦では合わないことになって、旧暦ではいつになるか、という時季合わせが行われる。農暦であるから、霜降りには気遣いがあるだろう。民間伝承に近く、自然への観察がある。おしものづき、食物、ショクモツを収穫期に捉えて、ショクモツツキはいかにも、当て読みに見えるか。するとまた、かみづき、しもづき、この神と、上をあわせて下になるという、霜は、語に意味を求めて、日本語であるかなと思わせる。神にかかわったり、収穫になったり、季節の変化であったり、それぞれに風物詩となる。ソウゲツ、とでも読めば、また何かが、ありそうなことである。 . . . 本文を読む
BSチャンネルで映画、レオン・ユーリスの小説"Exodus"を映画化、エクソダス 栄光への脱出 を観た。ポール・ニューマンに惹かれて、長い時間を、こんなふうになっているのかなと、いたのかなと、相容れない民族と宗教を考え込む。イスラエル建国の始まりを描くと言うが、難しい題材である。> 第二次世界大戦の帰趨が連合国側の勝利で確定し始めるのに応じて、ユダヤ人難民問題が表面化し始める。1944年末頃、ユダヤシオニズムとイギリスが、「マクドナルド白書」を廻って対立し始めた。ベングリオンは、ナチスの迫害によって生じた10万人のユダヤ人難民のパレスチナ移住を求めたが、イギリス政府の管掌する委任統治政府は受け入れを拒否する。ハガナーが救出したユダヤ人難民達はパレスチナやキプロスの難民収容所に押し込まれた。 . . . 本文を読む