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安倍総理を増すゴミと反日議員から守らなくっちゃ!!

2015年08月20日 | 川柳

巻頭言「国土防衛」(養老孟司)

「日本の文化では、主体を置かず、状況で動く。だから文章には主語を置く必要がない。


(中略)

戦争責任という言葉が日本でじつは意味をもたないのも、そのためであろう。
あの状況では戦うしかなかった。そう思っているから、その責任といわれても、状況に責任を負わせるしかない。では当時の状況を完全に説明できるかというなら、そんなことは初めから不可能に決まっている。だから『戦争責任があいまいだ、ドイツを見ろ』となるわけだが、欧米なら話は簡単である。『ナチが悪い』『ヒトラーが悪い』で根本的には済んでしまう。欧米全体が「主体という共同幻想」をもつからである」


(戦争を反省したドイツを見習えという主張をよく見掛けるが、ヴァイツゼッカーの名演説はヒトラーとナチスに責任を被せてドイツ国民に罪はないと言っているのである)

「安保論議がやかましい。これも状況依存の典型か。憲法第9条を拳拳服膺するかきり、自衛隊の海外派遣は違憲であろう。じゃあなぜあえて違憲の法律を作るのか。状況が変わったからだ。現に政府はそういっているはずである。
それなら今回の安全保障に関する法律を作ったのは、北京政府とイスラム国だといっていいであろう。
その背景にアメリカを加えてもいい。
国際的な『状況』が違憲を要請している。政府に『平和憲法を守る気』なぞ、そもそもない。そんなことをいうのは、左翼かぶれに決まっている。万事は状況に依存する。そう考えるのを『現実的』という」


(まことに痛快な一刀両断である。そういえば日本に初めて赴任したキャロライン・ケネディ大使はオバマ大統領に『安倍首相は右翼の歴史修正主義者というよりリアリストだ』と報告した。
今回の安倍談話もそのリアリスト振りを示した。爪を隠しながらまだ匍匐前進しているのである)

「私見だから、乱暴をいわせてもらう。日本の本土防衛はそもそも磐石である」

(その理由は、沿岸部の原発があるから、いざとなったらこの最終兵器を使えという。ベトナムもアメリカに勝ったという。日本人の覚悟を問うているようだ)

言葉や法律が国を守るのではない。国民の腹である。イラク派遣だけで自殺者が30人近くでる軍が、外地でどれだけ働けるのか。神風特別攻撃隊を銃後で送り出した世代の老人だから思う。もう一度『本気で』防衛を考えていただきたいなあ、と」

(いまの参院審議会の質疑は「言葉の定義」や「歯止め」にこだわる一方で、共産党は自衛隊が安保法制の制定を見越して訓練をしていると機密文書を公開して政府に迫った。いずれも愚挙である。
あらかじめ訓練することになんの咎があるのか)

<memo>

 12年ほど前、彼の著書が面白くて14冊ほど読ませていただいて以来、私の中のあらゆるものの見方がいい意味で変容した。

彼は右翼的でも左翼的でもなくリアリストだと思う。

嫌、リアリストにならざる終えない環境の変化があった。・・・・カレに人気が集中したから。

上記の記述を見ながら「、60年安保・70年安保はいったいなんであったのか???今だ答えが見出せない。」との言葉が浮かぶ。

 東大にいながらいつも東大の門の上をすれすれに歩いていたともいう。

東大の日本でも著名な法学者に食い下がるも、答えはもらえなかったという下りは・・・今、東大の御用学者、アメリカの占領地下の歴史を背負った日本の負の遺産を

彷彿さえさせる。

今回の戦後70周年「政府談話」は安倍総理談話ではない。

前回の村山談話をホームページから削除するための布石に過ぎない。

安倍談話は・・・カレが一国民になってから日本の未来のために「日本国」の安倍レポートになってほしいと痛切に思う。

 日本総理がおかれた今の現状。

高市早苗氏の要求に安倍総理が「今出来ることのぎりぎりがこれなんだ!」と、答えたそうな。。。

八方を見据えた、水が平均的に流れ出す談話だとしても・・・・・安倍総理を長期政権にしなければ・・・日本の舵はどこへ行くかわからない。。。

 ロシアに何一つふれていないのは・・・・これからが・・・・日本の経済技術支援を交換に平和締結をぜひ結んでいただきたい。

それが出来うる宰相は安倍氏しかいない。。。

 

コメント
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