10代のころ山岡荘八の「徳川家康」を読んだ。
20代の前半に司馬遼太郎の「梟の城」を読んだ。
後半部に淀君と秀頼が城もろとも焼かれて行くシーンと、秀頼の父が大野修理ではないかという著者の問題意識が書かれ・・とても印象強く残っていた。
今回のNHKの「どうする家康」の秀頼部分は秀頼が秀吉の子供ではないというような意味合いのストーリーになっているのが・・・面白い!!
どう考えたって女好きの秀吉に子種がないことくらいわかっていたのと、老人になってなぜ初子が出来たかの‥疑問は今回の脚本家が上手に描いている。
私が司馬遼太郎を読み続けた結果・・20代半ばで小説への興味が全く失せてしまった。
でも小説での疑似体験は・・その後、私の血肉にはなっているだろう。