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水戸の見て歩き

水戸の「元」の字がついた町

2018-07-13 20:54:11 | 水戸

元吉田町(現在の町域)
 元吉田町は、昭和30年に吉田村大字吉田が水戸市に合併したときにできた町で、明治22年にすでに水戸市に合併していた吉田村の一部が水戸吉田となっていたために「元」の字をつけたそうです。写真は、元吉田町にある薬王院の仁王門です。

 

元白銀町(南町1あたり)
 元白銀町は、佐竹氏の時代、彫刻師、金具師、研師などが多く住んでいたことから白銀町と呼ばれていたそうです。徳川氏の時代になって、寛永年間に田町越でこれらの職人は下町に移されて、下町にも白銀町ができたために、この町に「元」の字が付いたそうです。写真は、三の丸濠向かいにある、元白銀町の石碑です。

 

元仲ノ町(もとなかのちょう 城東3あたり)
 赤沼町蓮池町の中間にあることから、仲ノ町の名が付いたそうですが、上市の仲町(なかまち)と混同しやすいため昭和8年に「元」の字をつけてけ元仲ノ町と改称したそうです。写真は城東市民センターにある旧町名石碑です。

 

元台町(ここだけは、だい「まち」と読むようです。ここではほかは「ちょう」です。 現在の町域)
 かつて元台町には、吉田大工町と台町があったそうです。それらが合併して、明治22年に台町という地名になったそうです。その後、上市の大町(おおまち だいまちとも読めます。)と混同しやすいために、昭和8年に「元」の字が付けられたそうです。元台町は元吉田町に水戸街道沿いに、くいこんだような形になっています。写真は元台町にある神楽屋敷跡の石碑です。

 

元石川町(現在の町域)
 石川村が、昭和30年に水戸市と合併するときに、三角と千束の一部を編入したために、「元」の字をつけて元石川町となったようです。写真は元石川町にある、手子后神社です。

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