稲の収穫などには雨の量が大事だったことや、洪水にならないように水を制したいという願いや、命を保つ大切な水といったことなどから、水を祀る神社が建てられたのでしょう。今回は、境内社や、小祠のいくつかです。
水神社(吉沼町1706-5 極楽橋近く)
新川の極楽橋少し下流にある石祠です。写真では見えにくいのですが、背後にあるご神木のエノキが、新川に倒れ込んでいる姿は印象的です。今も祭事が行われているようです。
水神社(圷大野バス停向かい 36°21'47.0"N 140°32'16.8"E)
大野の那珂川沿いには何基もの水神宮を見ることができます。これは圷大野バス停道向かいにある水神宮の石祠です。昨年の台風のため、洪水対策の新しい堤防がつくられつつあり、この石祠などは、堤防の内側になるようですが、どのようになるのでしょう。
水神宮(酒門町 36°20'40.3"N 140°29'09.8"E )
八坂神社境内にある水神宮です。平成11年に建て替えられた石祠のようです。このあたりは高台なので、洪水というより、雨を意識した神社なのでしょう。
泉神社(銭谷稲生神社 浜田町150)
銭谷稲荷神社の背後に並ぶ境内社の一つです。
幸福水神(みずかみ)(光台寺 上水戸3-1-39)
境内の井戸の前にある「みずかみ」の碑です。以前からあった神だそうです。