ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の石(3)

2020-10-06 20:03:08 | 水戸

お百度石(八幡大菩薩 加倉井町36°24'21.2"N 140°22'28.8"E)
 100回神仏をお参りして願いごとの成就を祈願することを、お百度参りというそうです。お百度石がある場合は、そこから神仏までの間を繰り返し行き来してお参りしたようです。水戸に八幡神社は少ないのですが、お百度石も少ないようで、今のところここだけで見ました。写真上奥の石祠が、八幡大菩薩です。

 

金鉱石(水戸市立博物館「水戸の大地の成り立ち」展 大町3-3-20)
 コロナのため途中で中止になってしまった特別展('20/2/9-3/1)に展示されていました。佐竹氏の時代、金山の採掘が盛んだったそうで、この鉱石の出た木葉下(あぼっけ)金山遺跡もその一つだそうです。徳川氏になってからは採算に合わなくなって金の採掘は行われなくなったそうで、佐竹氏が秋田へ移封された時に、美人、ハタハタなどとともに、金も持っていってしまったという伝説があるそうです。

 

砕石の山(圷大野バス停近く)
 去年の台風19号による那珂川の越水被害があちこちで発生したために、堤防整備事業がスピードを上げて行われているようです。新たに築かれる堤の補強のために使われるのだと思いますが、大ぶりな砕石の山がつくられていました。その隣では、テトラポットの現地生産も行われているようでした。

 

腰掛石(飯富市民センター 飯富町4449-8)
 旧岩根村庄屋・園部氏宅へ鷹狩りの際に立ち寄った、4代水戸藩主宗堯(むねたか)が腰掛けた石だそうです。休息したのは雀躍亭(じゃくやくてい)という茶室だったそうですが、鷹狩りでは雀が逃げてしまったことでしょう。

 

石彫(千波公園  36°22'13.5"N 140°27'05.8"E あたり)
  石の芽という浅賀正治の石彫です。筑波銀行が寄贈したようです。

水戸の石(2)

コメント
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