谷津町
高台に建てられた比較的背の高い木蔵です。壁は全面が縦張りで、伝統的な窓がついていて、大棟は7段積みになっています。
飯富町(2)
飯富の少し高い所にありますが、たぶん水害対策の意味もあるのでしょう、基礎ブロック上の一段目は吹抜けになっているようです。壁は縦張りです。大きな鬼瓦と大棟に輪違いの装飾があります。
飯富町(3)
飯富町(2)の蔵より低いところにあるからでしょうか、(2)より基礎上の吹抜けを高くしているように見えます。壁は縦張りで、縦板の間をさらに薄い板ですき間塞ぎをしています。入口が2つあったり、大棟が10段積みになっていたりして、装飾的につくられているようです。
上国井町(2)
下部は横張りの下見板(横板の、一部を重ね合わせて取りつけた板)、上部は縦張りになっています。大棟は輪違いで、側面に窓がついています。下見板は、補修部分なのでしょう。
酒門町
全面に下見板がはられています。たぶん、最近補修されたのでしょう。こういう蔵は増えてきているようです。大棟は7段積みで、側面に窓がついています。また、基礎に煉瓦が積まれ、その上に湿気除けなのでしょう、狭い吹抜け部分がつくられています。