ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の水車

2022-11-19 20:23:27 | 水戸

 水戸では、水車の名残をあまり見ることがないようです。台地と低地の高低差が20mくらいはあるようですが、急すぎるのでしょうか、また低地の川は流れが緩やかすぎるのでしょうか、あるいはうどん・そば等の粉食文化が広く行われなかったのでしょうか、よく分かりませんが、水車の名残をあまり見ないのには何か理由があるのではないかと思われます。もう少し気をつけて見ていこうと思っています。

 

水車小屋(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
 常陸大宮市諸沢にあった2F建て水車を移築したそうです。幕末から明治初年の建築だそうで、中には大小4つの石臼があり、大きな石臼では、挽かれた粉が2Fに上げられて落下して、反復して挽くという珍しい構造になっているそうです。一日に何度か水が落とされて、水車の回転を見ることができます。

 

足踏み式水車(大串貝塚ふれあい公園 塩崎町1064-1)
 低いところの水流を、それより高い田に流し込むために、人力で揚水するという構造の水車だそうです。これは、時間のかかる大変な作業だったことでしょう。ダイダラ坊像下の展示室のありました。綿引家住宅でも見ました。

 

お好み焼き・道とん堀笠原店(笠原町270-1)
 蕎麦屋などの粉を扱う店で、水車をアイキャッチャーとして店頭に置くことがかつてありましたが、その一つなのでしょうか。まわっているところを見たことはありませんが、かつてを思い出させる大事な農業用建造物です。

 

ミニチュア水車(南町3-4-57)
 吉田松陰碑の隣に、いろいろなものが置かれていて、その中にミニチュアの水車がありました。

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