ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の紙(2)

2024-11-08 21:42:44 | 水戸

余紙(富士オフセット印刷 根本3-1534-2)
 紙工場の裁断ででてくる「余紙」を利用したYOSHIというメモ用紙だそうです。2020年のいばらきデザインセレクションで、知事選定に選ばれたそうです。SOTO COFFEE(泉町3-2-26)にありました。

 

本丸の紙蔵(水戸市立博物館 大町3-3-20)
 江戸時代、本丸には、武器庫や米蔵があったそうです。現在、常磐神社に置かれている火薬壺は、本丸から出土したそうです。佐竹氏の時代以来、本丸には大事な施設はなかったようです。写真の享保-宝暦の絵図には、紙蔵という表記があるようです。

 

紙切り(別雷皇太神 元山町1-1-57)
 写真は平成31年の別雷皇太神節分祭で見られた紙切りで、扇のようです。夕方5時半頃の薄暗い中での祭事でした。

 

好文亭紙壁(常盤町1-3-3)
 梅の間入り側の壁に貼られた和紙です。好文亭の和紙壁は、芯に何もないか、縦棒があるようですが、好文亭では、中に芯があるように見えます。厚い和紙が使われているのでしょうが、地震でゆがんでいるとことがところどころで見られるようです。

 

紙を惜しむ
 徳川光圀は、文人だっただけに、人手のかかる高価な紙には気になっていたようです。奥女中が紙の無駄遣いをするのを気づかせようと、彼女らを寒い紙漉きの現場に行かせて、そのつらさを体感させたそうです。立原翠軒が光圀の事蹟を書いた西山遺聞にあるそうです。

水戸の紙(1)


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