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水戸の見て歩き

水戸の愛宕神社(3)

2020-10-10 21:09:03 | 水戸

 下の神社で、祭神のわかるものはいずれも「かぐつちのみこと」とあって、火の神さまのようです。「紙と木でできた家」に住んでいたかつての日本では、火事が恐ろしいものでしたから、それを防ぐ神を祀ったようです。「かぐつちのみこと」の書き方にはいろいろあるようです。県内に65社の愛宕神社があると内原町史にあります。

 

森戸町(36°18'52.9"N 140°30'33.7"Eあたり)
 祭神は軻隅突知命(かぐつちのみこと)だそうです。マップにある加波山神社の道向かいぐらいにありますが、地図での表示はありません。今の鞘堂は平成25年につくられたようです。

 

五平町(36°20'50.2"N 140°21'37.6"Eあたり)
 これもマップにありません。寺池近くの木の鳥居が目印です。小さなやしろですが、独立した愛宕神社で、境内社がいくつもあります。この地区の愛宕神社は、岩間町(現・笠間町)から勧請したそうで、火難、盗難防止、作神として信仰されたそうです。

 

吉田神社(下入野町1352)
 祭神は軻遇突知命(かぐつちのみこと)だそうです。大杉神社など5社が並んだ境内社群の中にあります。左から2番目が愛宕神社です。

 

春日神社(田谷町1)
 17社が併祠されていて、その中の1社に愛宕神社があるそうです。

 

立野神社(谷津町899)
 解説には、境内社に愛宕神社があると記され、祭神は火遇突知命(かぐつちのみこと)とあります。見てみると境内社は7社あるようで、そのどれかのようです。写真はそのうちの2社なので、ほかの石祠かもしれません

水戸の愛宕神社(2)


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